2016年9月20日

2020年から小学校で英語が「教科」になる

前々から少し気になっていた、小学校での英語。いつから「教科」として導入される?そして、どんな授業が始まるのだろう?と思っていました。

先日新聞を読んでいて、4年後の2020年から小学校5.6年生で週に2コマずつ授業が始まると知りました。
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2020年から小学校で英語が「教科」になるの画像

 

私は、ボーイズと小さい頃からDWEに取り組んでいるため子供が言葉を習得して行く順序や方法を少しばかり知っていると思っています。そして、4技能で例えるならば、『聞く→話す→読む→書く』の順番で学ぶ方が子供たちが言葉を習得するのにより自然な流れで学んで行けるのではないか?とも考えています。

 

2020年から小学校で英語が「教科」になるの画像
が、この新聞のイラストを見るとわかるように、5年生から初めて本格的に学ぶことになるのにも関わらず、最初から読み書きまで入っているではありませんか。成績をつけなければならない、即ち読み書きが必要なのは当然で、もちろん理解もできるのですが、個人的にとても驚いてしまいました。 コミュニケーション重視の授業だとは言うけれど。だとしたら、文法はどうなるのかな?そこはやはり中学校から??

2020年度から5、6年生で「教科」として英語の授業が新しく始まるのと同時に、これまでに高学年で実施していた週に1コマの「必修」である外国語活動は3、4年生に引き下げられる。
3、4年生で週1回の外国語活動。5、6年生で、週2回のコミュニケーション重視の授業。とは言え、成績をつけなければならないためテストは必須。つまり、読み書きも同時にスタート。

いろいろと考えられた上で、改善されているとは言え、これぞ「日本の英語教育」。
そんな気がしてしまいます。|ω・`)

小さい頃から英語に慣れ親しんで来ているDWEっ子ならば、このままでも全く問題ないことかと思うのですが、日本に住む純日本人の小学生が学校で初めて取り掛かるのがこの方法ならば、まず時間が足りなさすぎると感じるのは言うまでもなく。。。「英語は難しい。分からない。」と感じてしまう子たちが増えてしまったりはしないのだろうか・・・?何となく気になる。。(´・_・`)

さらに、2020年度以降の中学・高校での授業にはどんな変化があるのだろうか?将来的に公立校でも全て英語で授業が行われる日がいつか来る?!(自分が学生だった頃からは、考えられないほどの時代の変化!!!)

DWEの良い所の一つ。好きな時に好きなだけ、毎日でも取り組めるところ。
言語習得にはとても時間がかかる。毎日の継続があるからこそ、コミュニケーションツールの1つとして身に付く代物だと思う。

小学校で2年、前倒しにしてコミュニケーションを重視した授業を行ったとしても、週にたったの2回(しかも長期休暇中は授業すらないのでは??)だけしかないのは不十分なのではないかと思えてなりません。(他の教科を蔑ろには出来ない!と言う理由はもちろん理解しています。)でもそうなると、将来的に家庭でのサポートが必要になってくることもあるのかな???

 

うーん。
今から、一体どんな風に子供たちは『英語と言う言語』を学んで行くのか。そして、誰が教えてくださるのか。日本人の担任の先生?それとも非常勤で日本人の英語の先生?それかALTのネイティブの先生??
今後、どのように変わって行くのか、とても興味深いと思う私でした。

 

 

 

 

Let’s enjoy DWE♬