2016年9月8日

4歳の壁とDWE離れ〜長男編〜

まず『4歳の壁』のことは長男の頃からよく耳にしたのですが、私、未だに意味があまりよくわかっておらず(苦笑)

お家で英語に触れるのが当たり前にある環境で育ってきた子が4歳頃、つまり幼稚園へ入園する年齢くらいになると、毎日会う先生やお友達が「英語は話さない」と言う事実に気付き、子供たち自身が英語を遠ざけるようになり、英語をずっと続けたいと考えている親の私たちが悩む=『4歳の壁』

と言う感じなのでしょうか。
うちは子供たちが小さい頃、育児サークルや子育て支援センターなどの集まりにはほとんど参加したこともなく、幼稚園に入園するまではずっと私と子供たちとで過ごしていました。
長男2歳、次男0歳でDWEを始めてからも他所の子と触れ合う機会も少なく、幼稚園に入園して初めて「自分と同い年のお友達がたくさんいる環境」を知り、そこでいろんなことを感じて日々学んで成長して行きました。

そんな私も当時、例にもれず心配していました。「幼稚園へ通うようになり、先生やお友達が英語は話さないと自分で気が付いた時、今までずっと自宅で楽しんで来ている英語そのものを拒否されたらどうしよう…」と(^◇^;)

いつかの記事にも書いたと思うのですが、結論から言うと、長男は英語拒否はありませんでした。ただ、幼稚園ではみんな英語は話さない。ならば、ぼくも話さないでおく。その代わりに家に帰ったら弟と英語…。と自分の中で決めたようで3年間、自分の意思でそれを貫きました(^^;;

入園した時、長男は「英語」「日本語」と言う言葉を知りませんでした。私が教えていなかったからなのですが(笑)
だけど、その頃には日本語で話しかけたら日本語で返し、英語で話しかけられたら英語で返すはすでに出来ていました。(兄弟間でも長男から次男へ話しかける言語は英語で、自宅ではそれくらいに英語がある環境が馴染んでいたと思います。)
これは私の考えですが、子供たちが日本語を「日本語」だと認識し、英語は日本語とは違う言語なんだと理解した時に、初めて「日本語」「英語」と言う言葉を知れば良いと思っていたので、あえて教えずにずっと過ごしていました。(余談ですが、私はボーイズに「English please.」と言ったことがありません。我が家では英語は特別なものではないので、自分で理解して使い分けるまでは「英語」「日本語」と区別することのないようにしていました。)

だから、入園してすぐに「なんで先生やお友達は英語話さないのだろう?」と疑問に思った…いや、きっと長男はその環境に物凄く衝撃を受けたと思う(今まで「日本語のみが溢れている環境」は義実家へ行った時くらいだったため。自宅と私の実家ではDWEを当たり前のように持ち込んでやっていました!笑)のですが、長男からは何度か質問され、それにできる限り分かりやすく説明したただけで、結局最後まで「英語はやらない」には繋がりませんでした。

だけどちょうどこの頃、たまの週末イベントに参加すると家では弟に向かってベラベラ喋ったり、毎週のTEでもめちゃくちゃ楽しんで英語を話しているにもかかわらず、会場では全く英語を話さなくて</span>。むしろ、あえて日本語しか話さなかったりもして(T_T) 私は「なんでだろう?」と、ヤキモキしたのを覚えています。

そんな時、長男に「なぜ週末イベントで(英語を)話さないの?」と聞いたら「(幼稚園のお友達と同じように)みんな日本語しか話さないからぼくもここでは英語は話したくない。恥ずかしいから。」と言うような返事が帰って来ました。確かに、ショーが始まる前に会場の外で整列している時など、周りには(みんな日本人なので当たり前なのですが)日本語が溢れている。この状況=幼稚園と同じと感じ取っていた様子。なるほどー、だから話さないのね、と納得(;^_^A

幼稚園に通いだしてから、小さいながらも”お友達と同じ”を意識してみんなと合わせて毎日を過ごしているんだとこの時初めて気付いたのでした。(決して悪い訳ではないのだけれど、これぞ日本の教育って感じだなぁと!!)

この状況から脱却するのに長男は半年以上の月日がかかりました
長男自身が納得した上でないと日本語が溢れている状況で自分は英語を話すと言うことがなかなか難しい。(とてもとても恥ずかしがり屋なので、本人が自分で納得していないと、それを実行するのはとても難しい状況でした。)

自分の意思で英語を選択して話すこと
幼稚園に通うようになり、自分の世界が一気に広がっていろんなことがどんどんわかるようになって行く年齢。
そんな中で、英語も自分の中で受け入れると言うことは私にはわからない大きな葛藤があったのかも知れないなと思いました。

親である私には、「今、子供たちが英語の取り組みをする意味」をしっかりと理解し、加えて明確な目標がある。
けれど、子供たちからするとそんな将来の事なんて全く想像すらつかなくて。
毎日の『今』を、ただただ精一杯に生きていて。その『瞬間の全て』が新しいことの連続なんだから、ずっと先の事を想像するだなんてまだまだ無理はお年頃。
そんな全てを引っくるめた上で英語も受け入れるのだから。

これが、我が家の長男の『4歳の壁』だったのかなと。
人並みに『4歳の壁』はあったけれど『DWE(英語)離れ』は今までに一度もありません(*^^*)

 

長男自身がこの環境を受け入れるまでにかかった半年以上の時間。
私はどうやって長男がそのまま受け入れられるように対処したのか。
そしてDWE(英語)から離れてしまわないようにどのように継続していったのか。
さらに、次男の場合は???

ちょっと長くなってしまったので、、、

 

 

 

つづく。(すみません。苦笑)

 

 

 

 

 

Let’s enjoy DWE♬