ハイハイはいつから?早い子は5カ月頃?練習方法やしない原因、注意点をご紹介
- 更新日:2020年11月27日
- 公開日:2019年5月24日
赤ちゃんを海外旅行に連れていけるのはいつから?注意点と持っていくべきもの
赤ちゃんと一緒の海外旅行の計画をたてるとき、何かと心配が多いママ・パパも多いのではないでしょうか?
赤ちゃんを海外旅行に連れて行くときは、赤ちゃんでも過ごしやすい旅先を選ぶことや、事前の準備をしっかりすることで、不安を解消できますよ。
赤ちゃんと海外旅行をするときの注意点とオススメの3ヶ国をご紹介しますので、参考にしてみてください。
※赤ちゃんとの初めての国内旅行についてはこちら
目次
赤ちゃんとの海外旅行はいつから行ける?
多くの航空会社では、生後7~14日以降であれば飛行機に搭乗することが可能です。
一方で、新生児も海外旅行にはパスポートが必要ですので、申請に必要な戸籍謄本ができるまで海外旅行には行けません。
また、出産後すぐの旅行は、まだ体力が回復していないママにとっても、免疫力が低い赤ちゃんにとっても、大きな負担になります。おすわりができない赤ちゃんとの移動は、とても大変です。
生後6ヶ月を過ぎ、赤ちゃんが自分で安定しておすわりができるなど、ママ・パパも赤ちゃんとの生活に慣れてきてから海外旅行を計画するのがオススメです。
赤ちゃんと一緒に海外旅行をするときの注意点
赤ちゃん連れ海外旅行の準備
赤ちゃんとの海外旅行は、楽しく過ごせるようにしっかりと準備することが大切です。
まず、航空会社を選ぶときは、直行便の有無、乳幼児連れにどのようなサービスがあるのかを調べてみましょう。
また、おむつやミルクなど、普段使い慣れたものをいつもより、多めに準備しておくと、旅行先であわてなくてすみますよ。赤ちゃんが好きなブランケットや音の出ないおもちゃも荷物に入れておくと、慣れない飛行機や旅先で、赤ちゃんを落ち着かせるのを助けてくれます。
赤ちゃんとの海外旅行で特に重要なのは、時間に余裕をもって行動することです。赤ちゃんとの移動は、大人だけでの移動よりも予期せぬことで手間取り、時間がかかることがあります。ママやパパがイライラしていると、赤ちゃんにも伝わってぐずってしまうかもしれません。
時間に余裕をもって行動すれば、突然のトラブルにも落ち着いて対応できます。
飛行機での注意点
搭乗口には早めに到着しておき、乳幼児連れ向けの優先搭乗サービスがある場合は利用しましょう。早くに機内に入っても退屈するかも?と思うかもしれませんが、混雑する前の機内で、ゆっくり荷物を整理することができます。
どんなに準備していても、赤ちゃんがぐずったり、泣いたりしてしまうことはあります。そのようなときは、おむつなのか、ミルクなのか、暑いのか、寒いのかなど、いつも通り落ち着いて考え、何か助けが必要なときは、客室乗務員さんに相談してみましょう。
感染症のリスクに注意
海外では、主に熱帯・亜熱帯地域でマラリア原虫を媒介する蚊(ハマダラカ属)に刺されることにより感染する「マラリア」をはじめとして、様々な感染症のリスクがあることに注意をはらう必要があります。まだ予防接種が済んでいない赤ちゃん連れの海外旅行の場合は、必ず事前に渡航先国の感染症の発生状況を確認したうえで渡航の是非を検討するようにしましょう。
また実際に渡航した際も、感染症を予防するために手洗いや消毒などの一般的な予防対策を行うとともに、感染症を媒介する虫に刺されないようにするために虫よけスプレーを使ったり、長袖・長ズボンなど肌の露出を避けた服装をすることを心がけましょう。
さらに、万が一の感染症などの罹患に備えて、海外旅行保険へ加入するようにしましょう。その際は必ず赤ちゃんも被保険者に含めるようにしてください。
海外旅行保険は感染症のみならず、海外旅行中に発生した疾病やケガも補償対象となります(補償対象となる感染症は保険商品によって異なりますので、詳細については必ず各保険会社の補償内容をご確認ください)ので、ご加入を強くオススメします。
参照:
「FORTH 海外で健康に過ごすために」厚生労働省検疫所
はじめての海外旅行でオススメの国
ハワイ(アメリカ合衆国)
家族連れに大人気のハワイ。日本語が通じる場所が多いので英語があまり得意でないママ・パパでも、赤ちゃん連れで安心して楽しめます。ビーチやホテルで美しい景色を見てのんびりできれば、ママやパパも日常を忘れてリラックスできますね。
日本からハワイまでの飛行時間は7時間前後。復路のハワイから日本までの飛行時間は、偏西風の影響で往路よりも長くなることが多いです。
日本とハワイの時差は、マイナス19時間(通年)あるので、こんなに時差があると、赤ちゃんの時差ボケが心配になるかもしれませんが、長い時間眠る乳幼児の場合、時差ボケの心配はあまりないようです。
セブ(フィリピン)
新婚旅行などでカップルに人気のセブ島ですが、赤ちゃんと一緒の旅行にもオススメです。
大きなリゾートホテルは、プールなどの設備もアクティビティも充実していますし、プライベートビーチがあるホテルも多いですよ。
赤ちゃん連れでの長距離移動は大変なので、ホテルにいるだけでも旅が満喫できるのは嬉しいですね。日本ではオムツが外れていない子供は入れないプールが多いですが、セブ島では水遊び用のオムツと水着があれば、子供用プールを楽しむことができる場所もあります。
日本からセブ島までの飛行時間は直行便で約5時間、時差はマイナス1時間です。マクタン・セブ国際空港から多くのホテルまでは、バスや車で1時間以内に移動することができます。時差が少なく、移動時間があまり長くないのでママ・パパにも赤ちゃんにも体力的な負担が小さいです。
ゴールドコースト(オーストラリア)
亜熱帯気候に位置するゴールドコーストは、1年を通して気温が20~30度と暖かく、晴れの日が多いのが特徴です。湿度が低くカラッとしているので赤ちゃん連れでも、気持ちよく過ごせます。カンガルーやコアラなどの珍しい動物たちと触れ合うことは、五感の発達にも役立つでしょう。
日本からゴールドコーストまでの飛行時間は直行便で約9時間、時差はプラス1時間です。比較的、長時間のフライトですが、日本を夜に出発し、機内で眠れるように調整しておけば、時差ボケで数日つぶれるということが避けられます。
赤ちゃん連れの旅行で持っていくべきもの
少なくとも数日間以上、日本を離れることになる赤ちゃん連れの海外旅行には、入念な事前準備が欠かせません。ここでは赤ちゃん連れの海外旅行における必需品や持っていくと便利なものをご紹介します。
パスポート
忘れるわけがないと思う方もいるかもしれませんが、期限の切れたパスポートを持ってきてしまったり、事前にコピーをとったところまでは良かったものの、肝心の原本をコピー機に置き忘れてきてしまったりといった失敗談をよく聞きます。必ず出発前にはパスポートをチェックするようにしましょう。
また、渡航先で紛失してしまうと再発行の手続きなどで旅程が大幅に狂ってしまうことになりますので、旅先での管理にも最大限注意するようにしてください。
海外旅行保険の保険証券(加入の場合)
海外旅行保険に加入された場合は保険証券を必ず持参してください。また、補償内容や渡航先での連絡先窓口の情報が書かれた冊子も持参するようにしましょう。
出発時に空港の窓口で加入手続きをされる方も多いですが、実は海外旅行保険の補償対象期間は「海外旅行のために自宅を出てから最終的に自宅に戻るまで」となっていますので、出発日の前日までに加入しておくことがオススメです。
母子手帳と健康保険証
一見海外旅行には持参する必要がなさそうですが、自宅を出てから空港に到着するまで、そして帰国後に自宅に戻るまでのあいだに必要になる可能性はゼロではありません。
また海外の病院でも母子手帳が必要になる場合も。母子手帳に記載されている出生記録や予防接種歴の記載は現地での診察の手助けとなるケースもありますので、忘れずに持参するようにしましょう。
おむつ・おしりふき
渡航先にもよりますが、海外で日本と同じ品質のものを見つけるのは困難な場合が多いです。日頃使い慣れたものを持参するようにしましょう。慣れない環境での体調変化に備え、多めに用意することをオススメします。
着替え
旅先では気軽に洗濯できない場合が多いので、着替えは多めに準備しておくと安心です。また重要なポイントとして、渡航先の気候に応じた衣類を準備することを忘れないようにしましょう。
ミルク・離乳食・おやつ・食器類
ミルクや離乳食、ちょっとしたおやつと、それらを食べる(飲む)ための食器類も持参すると良いでしょう。
オーストラリアなど、なかには食品などの持ち込みに対して厳しい検疫規制がある国もありますので、何が持ち込めて何が持ち込めないのか、事前に渡航先国の情報を確認するようにしてください。
普段使っているブランケット・タオル・ガーゼタオル
赤ちゃんは、慣れない環境だと興奮して寝つきが悪くなったり、機嫌を損ねたりするものです。そんなとき、普段から使っているブランケットやタオルがあると、肌ざわりやにおいから安心感を得て、落ち着いてくれます。
汗ふきやよだれふきなど様々な場面で使えるガーゼタオルも普段使いのものを準備してください。
ウェットティッシュ
授乳や食事の後に赤ちゃんの口元を拭いたり、食べこぼしを拭き取ったりするのにあると便利です。
ビニール袋
観光中の移動時など、使用済みのおむつやごみの処理に困ってしまうこともあるでしょう。そのときのために汚れ物を入れるビニール袋があると安心です。
消毒用アルコールジェル
感染症対策のために消毒用アルコールジェルを準備しておくとよいでしょう。移動時のちょっとした飲食の際や公共の場でいろいろなものに触れた際など、こまめに使用するようにしてください。
注意点として、国際線の航空機の機内に持ち込める液体物の量は100ml以内に制限されていますので、100ml以下の容器に移し替え、さらに容量1リットル以下のジッパーつき透明プラスチック製袋に入れて持ち込むようにしてください。それ以外はチェックイン時に預けるスーツケースに入れるようにしてください。
参照:
「液体物の持ち込みについて(国際線)」成田国際空港株式会社
おもちゃ・絵本
赤ちゃんがぐずってしまったときの必須アイテムと言ってもよいでしょう。日頃気に入っているものに加え、気を引くために新しいものも持参するのがポイントです。
日焼け止め防止グッズ
旅の目的が外出メインの観光や屋外でのレクレーションである場合、また渡航先が北半球よりも紫外線が強いと言われる南半球である場合などは特に、帽子や日傘、日焼け止めクリームなどの日焼け止め防止グッズを忘れないようにしましょう。
ママの体調も気にかけてあげて
赤ちゃん連れの海外旅行を検討する際は赤ちゃんの体調はもちろんのこと、ママの体調も気にかけてあげることを忘れないでください。赤ちゃんとの長時間の移動や普段と異なる環境でのお世話は体への負担も大きくなります。特に出産後間もない「産褥期(さんじょくき)」の旅行はできるだけ避けるのが無難と言えます。
産褥期とは女性が出産後に妊娠前の体の状態に戻るまでの期間をさし、その期間は個人差があるもののだいたい6~8週間ほどと言われています。この期間はホルモンバランスに大きな変化が生じ、体調的にも精神的にも不安定になりやすいと言われていますので、大きな理由がない限りはこの時期における旅行は控えるようにしてください。
また最初に述べたように、まだ免疫力の低い赤ちゃんにとって海外旅行は大きな負担となります。赤ちゃん連れの海外旅行はママや赤ちゃんの体調と生活リズムが安定する、生後6ヶ月以降を目安として検討することをオススメします。
子供連れ海外旅行の意義
小さな子供との海外旅行は、家族の思い出を増やすだけでなく、子供の教育にもポジティブな効果があります。
海外で外国人とコミュニケーションをとる両親の姿を見せることで、違う国の人に対して親近感を抱かせることができます。
普段は見ることができない海外の風景や生き物などに出会うことで好奇心を刺激されるため、子供の想像力を豊かにすることにもつながりますよ。
また、今回ご紹介した旅行先は、家族で過ごしやすいだけでなく、英語が公用語の国々です。こうした国での旅行は、子供が本物の英語に触れる機会にもなります。
家族旅行で英語でのコミュニケーションに挑戦
海外の観光地には、英語を使ってコミュニケーションを取れる場所がたくさんあります。
こうした機会を活用して、英語のコミュニケーションに挑戦してみましょう。ママやパパが、お買い物をしたり現地の人と交流したりしているときに英語を話していれば、子供もまねして英語を話してみたくなるかもしれません。まだ話せない年齢の子供だったとしても、英語という言葉を家族がコミュニケ―ションに使っている様子を見ることは、英語を学ぶモチベーションを高めるために大きな意味があります。
なお、海外で英語を使うとき、日本で普段使っているカタカナ英語を英語だと思って使うと全く通じないことがありますので、その点は注意しましょう。発音の問題ではなく、カタカナ英語の中には、実際は英語でないものや本来の英語とは違った意味で使われている単語もあるからです。旅行先で恥ずかしい思いをしないためにも正しい言葉の意味を理解しておきましょう!
次の記事で、そんなカタカナ英語の実際の意味をチェックしてみてください。
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