
新生児に与えるミルクの適切な量は?足りない、飲みすぎのサイン
昔は、子供の日焼けは健康に良い、と考えられていましたが、最近では紫外線の悪影響を考慮して、日焼けしすぎないように工夫するのが一般的です。
では赤ちゃんの場合、日焼けについてどんなことに気をつければ良いのでしょうか。日焼け止めの選び方と正しい使い方、そしてオススメの日焼け止めについての情報をまとめてみました!
目次
紫外線が1年のうちもっとも多くなるのは7月です。その前後2カ月は特に日焼け対策をしっかりしたいもの。また、1日のうちでは、午前9時~午後3時の間が日差しの強い時間帯となるので、外出するならできるだけその時間を避けるのが望ましいところです。
曇りの日は大丈夫、と思いがちですが、薄い雲の場合だと80%の紫外線が雲を通過して、地面に届きます。紫外線の強さは体で感じる暑さとは関係ないので、たとえ涼しくても、お天気の良い日は紫外線が強くなります。
おうちの中にいても紫外線は10~20%届いているといわれていますので、おうちの中でも紫外線対策が必要です。
赤ちゃんの肌は大人よりも敏感です。そのため、「いつから日焼け止めを使って良いのだろう?」と不安になるママ・パパもいらっしゃるでしょう。赤ちゃんが日焼け止めを使いはじめて良い時期は一般的に生後3カ月、お出かけをはじめる頃からといわれています。ただし、医師によっては6カ月からという方もいるようです。念の為、お世話になっている医師に相談しておくと良いでしょう。
なかには日焼け止めの成分が、体に悪影響を及ぼすのではと心配する方もいますが、紫外線の方が日焼け止め以上に赤ちゃんの肌に悪いといわれています。赤ちゃんの皮膚は大人の約半分の薄さしかないため、紫外線によって受けるダメージは大人よりはるかに大きくなります。
日焼け止めを塗ることのリスクよりも、塗らないことによるリスクの方が高いということを理解しておきましょう。お出かけをするときは忘れずに日焼け止めを塗ってあげてください。
市販されている日焼け止めには、0歳から使える商品もあります。注意するポイントとして、「肌に優しいベビー用を使う」「パッケージ記載の月齢を守る」という2点を覚えておきましょう。赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、傷ついたり、トラブルがおきたりしやすいのです。赤ちゃんに大人用の日焼け止めを使うと、肌トラブルを引き起こす可能性もあるのでやめましょう。
赤ちゃん用の日焼け止めを選ぶときには、しっかりと成分表示を確認することをオススメします。
赤ちゃんの肌は敏感なので、日焼け止めはなるべく肌に優しいものを選びたいですよね。
日焼け止めの種類は、大きく分けて2つあります。紫外線吸収剤を使用したものと、紫外線散乱剤を使用したものです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
その名の通り、紫外線を吸収する成分が入った日焼け止めです。吸収した紫外線を熱エネルギーに変換して外に放出します。紫外線から肌を守る力は強力なものの、その分、肌への負担も大きくなります。そのため、敏感な赤ちゃんの肌には適さないといえるでしょう。
なお紫外線吸収剤は、紫外線を吸収し熱を発散する化学反応を続けることで、徐々にその効果を失っていきます。そのため、長時間紫外線を浴びるような場合はこまめに塗り直す必要があります。
「散乱」の文字が示す通り、紫外線を跳ね返して散乱させる成分が入った日焼け止めです。効果については紫外線吸収剤に1歩譲るものの、化学反応を行うわけではないため、比較的肌への負担は少なく済むのが特徴です。
また化学反応を続けることで徐々に効果を失う紫外線吸収剤とは異なり、紫外線散乱剤は光を跳ね返すだけなので、その効果を失いづらくなっています。そのため塗り直しが少なくて済むというメリットがあります。
子供用や敏感肌用の日焼け止めは、この紫外線散乱剤のみを使った商品が多く、「紫外線吸収剤無配合」「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカルサンスクリーン」の記載が見分ける際の目印となります。商品の裏側に表示されている成分でいうと、紫外線散乱剤の代表的な成分は「酸化亜鉛」「酸化チタン」です。日焼け止めを購入するときは、これらが書いてあるものを中心に選ぶと安心です。
紫外線吸収剤以外にも、日焼け止めには多くの刺激物質が含まれている場合があります。大人が使用する分には高い効果が期待できる成分でも、敏感な赤ちゃんの肌には大きな負担がかかってしまう場合がありますので、以下の成分が含まれている日焼け止めの使用はできるだけ避けるようにしましょう。
・合成界面活性剤
・合成ポリマー
・合成安定剤
・シリコーン
・香料
・着色料
・防腐剤
・鉱物油
・アルコール成分
赤ちゃん用の日焼け止めには「お湯や石鹸、ボディーソープで洗い流せること」を謳っているものが多いものの、できるだけネットの「口コミ情報」などで実際の使用者の声を確認するようにしましょう。
たとえお湯で洗い流せるとしても、かなりの時間がかかったり、あるいは肌を強くこする必要があったりするケースもあります。肌につけているあいだの刺激は少なくても、洗い流すときに赤ちゃんの肌に負担をかけてしまうようでは意味がありません。
日焼け止めに必ずといって良いほど記載されているSPFやPAの値が何を示しているか、皆さんはおわかりでしょうか?どちらも日焼け止めの紫外線防止効果を示す値ですが、赤ちゃんに適した日焼け止めを選ぶためにも、これらの値の違いを理解しておきましょう。
短時間でも肌に炎症を生じさせ、肌の黒化に繋がるといわれる紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を示す値です。1~50+までで示される数値は、何も塗らない場合と比べて紫外線B波をどれぐらいの時間防ぐことができるかを表しており、その数値が大きい方が防ぐ時間が長いことを意味しています。
短時間で肌に作用する紫外線B波に対し、長時間かけて肌に影響を与える紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を示す値です。その値は4段階の+マークで表され、+の数が多いほど防御効果が高いことを意味しています。
いざ日焼け止めを選ぶ際には、紫外線の防止効果が高いSPFやPAの値が高いものを選びたくなってしまいますが、防止効果が高い日焼け止めには、先にご説明したとおり紫外線吸収剤を使用したものなど、肌に刺激が強い成分が多く含まれている可能性があることに注意が必要です。
赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際には、使用するシチュエーションも考慮しつつ、SPFは10~30程度、PAは+か++のものを選ぶようにすると良いでしょう。
直接肌に塗布する日焼け止めは、使う人によっては肌に合わず炎症などの思わぬトラブルを起こしてしまう場合があります。初めて使う日焼け止めの場合、事前に目立たないところに塗ってパッチテストを行っておくことをオススメします。
外出の際は日焼け止めを事前に塗ってから出かけるようにしましょう。塗るときは数カ所に分けて塗り、肌にまんべんなく広げていきます。鼻や頬、肩などは、特に日焼けしやすい部分なので、しっかり塗りましょう。また、髪の毛の生え際や首の後ろのうなじの部分なども塗り残しが多い箇所ですので、最終的なチェックも忘れないようにしてください。
日焼け止めを塗っても汗で流れたり、汗をハンカチで拭く際にいっしょに拭ってしまったりして、落ちてしまうことがあります。1度塗ったら1日中大丈夫というわけではなく、こまめに塗り直すことで、効果を維持することができます。数時間おきに塗り直すか、落ちたかなと思ったときに部分的に重ね塗りをして、しっかり赤ちゃんの肌を日焼けから守っていきましょう。
紫外線から肌を守る日焼け止めも、ずっと肌に残っていては害になりかねません。石鹸を使ってしっかりと落とすようにしてください。ボディーソープを使っても大丈夫ですが、ポイントは肌の細部までしっかり洗えるように、きめの細かい泡で優しく肌をなでるように洗うことです。
日焼け止めの中には石鹸では落としづらい「ウォータープルーフ(耐水性)」の機能をもったものもありますのでご注意ください。赤ちゃんの日焼け止めを選ぶ際は、「石鹸で落とせる」「クレンジング不要」などと書かれたものを選ぶことも忘れないようにしましょう。
汚れや日焼け止めを洗い流した後の肌は乾燥しやすくなっていますので、しっかりと保湿してあげるようにしましょう。日焼け止めを洗い流した後は、できるだけ時間をおかずにローションやボディクリームなどで保湿してあげるようにしてください。
紫外線吸収剤無添加(ノンケミカル)。肌にやさしい日焼け止めです。赤ちゃんだけでなく敏感肌の大人にもオススメ。日焼け止め臭もなく、気持ち良く使える商品です。
保湿剤として有機農法で栽培されたアーモンドオイルやアルガンオイルなどを使用した、素材にこだわって作られた日焼け止め。薄く繊細な赤ちゃんの肌をやさしく包み込み、紫外線からしっかり守ります。
紫外線吸収剤が直接肌にふれない「カプセルインUVシールド」処方を採用した日焼け止めで、赤ちゃんの肌にも安心して使うことができます。さらっと肌になじむ乳液タイプで、石鹸などで洗い流せます。
紫外線吸収剤を使用せず、天然由来の紫外線防止成分を使用したノンケミカル処方の日焼け止め。クリーム状で肌になめらかにのびるソフトな使用感で、白浮きや液だれ、塗りムラの心配がありません。また、肌にもともと存在する天然保湿因子(NMF)が配合され、肌のうるおいを保ちます。
紫外線吸収剤不使用で無香料、無着色、無鉱物油、パラペンフリー、アルコールフリー。ウォーターベース処方でうるおい補給成分が入っているため、敏感な赤ちゃんの肌にも安心して使うことができる日焼け止めです。赤ちゃんの肌にもなじみやすく、肌をゴシゴシこすらずきれいに落とせます。
赤ちゃんの肌を考えて、水と油のバランスに着目した、スキンケアとUVケアを両立した日焼け止めです。水溶性保湿成分(オリゴ糖・イノシトール)とうるおい脂質成分(リン脂質・セラミド)を配合。肌のうるおいを保ちながら、紫外線から守ります。石鹸で落とせて、白くなりにくい「さらさらパウダー」を配合しています。
毎日のお散歩にちょうど良いSPF21と、水遊びやレジャーに適したSPF35の2つの商品があります。
紫外線吸収剤無配合でノンケミカル処方の日焼け止め乳液。うるおいバリアサポート成分を配合し、紫外線や乾燥から肌を守ります。
合成紫外線吸収剤と合成界面活性剤を使用しない、赤ちゃんに優しいクリーム状の日焼け止めです。石鹸で洗い流すことができ、敏感肌のママも使っているという口コミが多い商品です。
アトピー性皮膚炎や敏感肌用の化粧品を長年にわたり開発してきた皮膚科医と、原料から厳選して共同開発された日焼け止め。ただ紫外線をカットするだけではなく、肌のことを徹底的に考え抜いて生まれたのがこの製品です。保湿効果が高く、肌を健やかに保ちます。
ウォーターベースでさらっとした塗り心地で肌に優しい日焼け止めです。ベタつかず、塗り跡が白くなりにくいのもうれしいポイント。さらに石鹸で簡単に落とすことができます。
0歳の赤ちゃんから使えるオーガニックUVクリーム。ディート(虫よけ剤に用いられる化合物)、アルコール、紫外線吸収剤不使用の肌にやさしい成分でできているので、新生児から使えます。甘いアロマの香りは、ベビーもママも癒されます。
日焼け止め、虫よけ(ディートフリー)、保湿ケアの3つの機能が1本になった、赤ちゃんから大人まで家族全員で使える、汗や水に強い全身用多機能UVミルク。乾燥や紫外線からデリケートな赤ちゃんの肌を守ります。また石鹸で簡単に落とせます。
紫外線や虫が気になる嫌な季節に、1本で赤ちゃんの日焼け止め&アウトドア対策ができるオーガニックUVミスト。無添加で肌にやさしく白浮きしません。顔・全身に使用OK。お湯で落とせて、紫外線吸収剤、ディート不使用です。
赤ちゃんの皮膚はとても薄く、デリケートです。そのため、大人よりも紫外線の影響を受けやすく、強い日差しの元では少しの時間でもすぐに日焼けして肌が赤くなったり、熱っぽくなったりと炎症や痛みを引き起こしてしまいます。
日焼けを予防するには、直接強い日差しを赤ちゃんが浴びないように工夫することが大切です。外出の際は「日焼け止めを塗る」「日影を選んで歩く」「つばの広い帽子をかぶせる」「ベビーカーの日よけを使う」「通気性の良い薄手の長袖を着せる」などの方法で、日焼けを予防していきましょう。
また、おうちの中でできる対策としては窓辺の近くに寝かせないようにしたり、日焼け止めを塗ったりすること以外にも、「UVカットカーテンを取りつける」「窓ガラスにUVカットシートを貼る」などの方法が有効です。
いかがでしたか?紫外線によるダメージは長い年月をかけて蓄積し、肌に悪影響を与えるともいわれています。赤ちゃんのうちからしっかりと対策してお出かけを楽しむようにしましょう!
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