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  • 更新日:2020年7月22日
  • 公開日:2016年9月27日

赤ちゃんのおすわりはいつから?練習の必要性と注意点

赤ちゃんのおすわりはいつから?練習の必要性と注意点

赤ちゃんの成長は本当に早いものですよね。首が据わって寝返りができるようになると、今度はおすわりの練習が始まります。

赤ちゃんがおすわりできるようになるのはいつ頃なのでしょうか。おすわり練習中の赤ちゃんとの付き合い方や注意点、おすわりのための便利グッズなどについてチェックしておきましょう!

おすわりができるようになる時期はいつ?

おすわりができるようになる時期はいつ?
赤ちゃんがおすわりをするようになるのは生後半年くらいです。ただし、赤ちゃんの成長スピードには個人差があります。
厚生労働省の「平成22年 乳幼児身体発育調査」を見ると、1分以上支えなしで床に手をつかずにおすわりできるようになるのは生後4~5ヶ月で0.5%、生後6~7ヶ月で33.6%、生後8~9ヶ月で86.3%、生後10~11ヶ月で97.5%となっています。

赤ちゃんが上手におすわりできないとちょっと心配になってしまいますが、1歳くらいまでにおすわりができるようになれば良いと考えて、気長に成長を見守っていきましょう。

※参照
厚生労働省「平成22年 乳幼児身体発育調査」

おすわりを始める頃の注意点

さて、赤ちゃんがおすわりを始める時期に注意すべきこととはなんでしょうか?思わぬケガを防ぐためにも、事前に以下のような注意点をしっかり押さえておきましょう。

腰が据わる前のおすわりに注意

赤ちゃんは首が据わり、寝返りを覚えたあとはどんどん新しい動きを身に付けていきます。
中には早い段階でおすわりに興味をもって練習を始める赤ちゃんもいますが、腰がしっかり据わってない状態でおすわりの練習を始めると、バランスがうまくとれずに転倒してしまう可能性が高いためあまり良くありません。

筋肉や神経、背骨が発達して無理なく身体を自身で支えられるようになるまでは、ママやパパが転倒しないようにしっかりと赤ちゃんを支えてあげましょう。また、おすわりの練習を行う場合は、短時間で終わらせることも意識しましょう。

腰据わりの判断基準

赤ちゃんの腰が据わっていると判断するために、何を基準にしたらいいかわからない方も多いかと思います。そこで腰据わりの判断基準をいくつかご紹介します。

・前かがみになることなく、背筋が伸びた状態で座れる
・両手を床につけていない状態で座った姿勢を維持している
・座った状態でおもちゃを手に持って遊ぶことができる
・座った状態で振り向いたりすることができる

腰据わりの確認方法

腰据わりの確認をする際は、実際に赤ちゃんを座らせてみるのが一番です。
布団やマットなどの万が一転んでも大丈夫な場所に赤ちゃんを座らせて、ゆっくり支えている手を放してあげましょう。この際に座ることができて、上記でご説明した腰据わりの判断基準の行動を行えた場合は腰据わりが完成しているでしょう。

しかし、座ることができていてもバランスを崩して倒れることがあるので、しっかりと支えられるように常に目を離さないでくださいね。

転倒に注意

転倒に注意
赤ちゃんはおすわりの方法や座り方を自然に身に付けていきます。
腹ばいの姿勢から両手を床につけて体を起こし、お尻で体を支えるという動作を繰り返すうち、筋肉や体のバランスが発達して上手におすわりができるようになります。

最初は頭や体が安定せず、ふらついて前や横に倒れたり、後ろへひっくり返ったりすることがあります。
ケガや事故を防ぐためにもおすわりに慣れない時期は赤ちゃんの体が安定するようにママが手を添えたり、万が一転んでも痛くないようにクッションやふとんを置くなど工夫してみてくださいね。

おすわりの練習はした方が良い?

先にお話しした通り、赤ちゃんの成長スピードには個人差がありますので、なかなかおすわりをしてくれないからといって、無理に練習をする必要はありません。

どんな赤ちゃんでも、バランスをとって上手に座れるようになるまでは、ある程度の時間を必要とするものです。腰がしっかりと安定し、体のバランスをとるコツがつかめれば、自然とおすわりができるようになりますので、焦らずにおすわりができるようになるのを待ってあげましょう。

ただし、赤ちゃんがバランスのとり方に慣れることができるように、サポートしてあげることは悪いことではありません。
一例として、ママの両足のあいだにママと同じ向きで赤ちゃんを座らせ、赤ちゃんのお尻を引き寄せ、体をしっかりと支えるようにサポートしてあげましょう。ふらふらと不安定な場合でもママの両足で左右から支えてあげることで、赤ちゃんの腰も安定します。
ただしこの場合も無理強いは禁物です。赤ちゃんに負担のない範囲で行うことを心がけてください。

おすわりのための便利グッズ

おすわりのための便利グッズ
赤ちゃんのおすわりをやさしく支えてくれる、こんな便利グッズもありますよ!

バウンサー

生後1ヶ月から使えるバウンサーは背もたれの角度を調節できるものだと、おすわりの練習にも使うことができます。バウンサーは安全ベルトが付いているものがほとんどなので、体をしっかり固定でき安心です。

おすわり練習用ソファ

空気を入れて膨らませて使うビニールタイプのソファ。座ると体がすっぽり包み込まれるような安定感があります。
また、クッション性に優れているのでソファに体が当たっても痛くありません。シートに傾斜がついているのでお尻の前滑りを防ぎ、転倒しにくい設計です。まだおすわりに不慣れな生後4ヶ月以降から使うことができますよ。

ベビーチェア

ポリウレタン素材のベビーチェアはやわらかく、赤ちゃんが座ると体重を受けてシートが沈み、お尻をしっかり支えます。体にフィットする作りなので、おすわりの正しい姿勢や体のバランスがきたえられます!

赤ちゃんのおすわりについておわかりいただけましたでしょうか?赤ちゃんの成長はとても早いものですので、気付いたらおすわりができるようになっていた、というようなことも珍しくないかもしれません。
また、成長スピードには個人差があるということを念頭に、ほかの赤ちゃんに比べておすわりが遅いからといって、気にしすぎることのないようにしましょう。

さて次の記事では、赤ちゃんのもっともかわいい表情ともいえる「笑顔」をテーマに、赤ちゃんの笑顔のメカニズムや笑う理由について詳しくご紹介しています。ぜひご覧になってみてくださいね!

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詳しくは 「初めてでもよくわかる!ディズニー英語システム」をご覧ください。

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