
新生児に与えるミルクの適切な量は?足りない、飲みすぎのサイン
出産からしばらく経つと、家族旅行や、実家への帰省を計画することもあると思いますが、赤ちゃんと旅行に出かけるのは、いつからOKなのでしょうか。
赤ちゃんを連れた初めての旅行は、何かと心配になってしまうものです。体調の変化や、旅先でぐずったりしないか、どんなものを持っていけばいいのかなど、あれこれ悩んでしまいますよね。
そこで今回は、赤ちゃんとの旅行で気をつけたいことや、準備しておくと安心なものなど、お役立ち情報をお届けします。
※赤ちゃんとの初めての海外旅行についてはこちら
目次
生まれてすぐの赤ちゃんは、まだお外に慣れておらず、ちょっとしたことでびっくりしたり、機嫌を損ねたりしてしまうことがあります。いつから赤ちゃんを旅行に連れて行くかは、あくまで各ご家庭での判断によりますが、赤ちゃんの発達を考慮すると、生活リズムが安定し、首がすわる生後3~4ヶ月以降が望ましいでしょう。
さらに、お座りやハイハイができる生後半年以降なら、活発さも増し、お出かけを楽しめるようになります。授乳やミルクの回数も減り、昼夜のリズムもできて夜にまとめて眠るようになるので、一緒に行動するママ・パパや家族の負担もぐんと少なくなります。
行先を選ぶ際に気をつけたいのは、可能であれば「目的地をできるだけ近くする」ということです。赤ちゃん連れの旅行で一番大変なのは、移動時間です。
長時間の移動は赤ちゃんにとっても、ママ・パパにとっても大変なものです。
赤ちゃんが小さいうちは、移動時間が1時間程度の旅先を選ぶようにし、大きくなるにつれて少しずつ遠くへお出かけするようにしてみてはいかがでしょう。
旅行を楽しいものにするためには、移動手段も重要なポイントです。
プライベートな空間が保てる車と、公共交通機関である電車・飛行機に分けて、それぞれのポイントや注意点を見ていきましょう。
他の乗客に気兼ねすることなく、プライベートな空間が保てる車での移動は、赤ちゃんを連れた旅行では最もオススメの交通手段といえます。
車での移動には以下のようなメリットがあります。
・赤ちゃんがぐずったり大声を出しても、周囲に気兼ねする必要がない。
・車内で授乳やおむつ替えをすることができる。
・必要に応じて休憩をとったり、外の空気を吸うことができる。
・電車や飛行機に乗るまで、あるいは降りてからの移動手段を考慮する必要がない。
・たくさんの荷物が積める。
注意点としてはやはり車酔いがあげられます。吐いてしまったときのために、タオルやティッシュ類、着替えを多めに用意するようにしましょう。
また、事前に移動経路をチェックし、休憩できるサービスエリアや道の駅などの情報を確認しておくことをオススメします。
赤ちゃんとの旅行にはできれば車を利用したいところですが、遠方に実家があり、どうしても新幹線や飛行機を利用しなければならないという場合もあるかと思います。
そんなときは、電車や飛行機の座席が空いている時期を選ぶか、赤ちゃんのお昼寝タイムの時間帯に合わせて予約するのがオススメです。また、おしゃぶりやお気に入りのおもちゃ、おやつなどを持参して、移動時間を上手に過ごしましょう。
車と比べた場合の電車や飛行機での移動のメリットは以下の通りです。
・遠距離なほど移動時間が短縮できる。
・運転の必要がないので、赤ちゃんのケアに専念できる。
・渋滞を考慮する必要がないので、スケジュールが組みやすい。
飛行機の場合は、航空会社や機種によって、チャイルドシートの貸し出しを行っていたり、簡易的なベビーベッド(バシネットと呼ばれます)が備えつけられていることもありますので、チケット予約の際には赤ちゃんを同伴することを伝えて確認するようにしましょう。
また、飛行機へ搭乗する際、3歳以下の子供連れは一般の乗客よりも優先して搭乗できますので、早めに搭乗ゲートへ向かっておくようにし、優先搭乗を活用するとよいでしょう。
赤ちゃん連れの旅行ではどんな宿を選んだらよいのでしょうか?食事や設備、そして気になるお風呂についてのポイントもまとめてみました。
まずはじめに、赤ちゃんと一緒に旅行をするなら、ベビープランがある宿を選ぶことをオススメします。仮にベビープランのない宿を利用する場合でも、トラブルを防ぐために、宿泊先には赤ちゃん連れであることを事前に連絡するようにしてください。
宿泊先によっては、赤ちゃんのアレルギーに対応して離乳食を用意してくれるところもあるので、事前に確認しておくとよいです。また、離乳食を食べさせるタイミングが悪いと、赤ちゃんがぐずり、ママやパパがゆっくり食事をすることができません。そのため、宿に着く前の赤ちゃんの食事については、宿での食事時間を事前に確認したうえで、食事の時間や量を調整するとよいでしょう。
また「部屋食」が選べるならぜひ利用しましょう。自分たちの部屋で食事がとれる部屋食なら、赤ちゃんが泣いても他のお客様に気兼ねせず、ママ・パパも落ち着いて食事をすることができますよ。
お部屋のタイプとしては和室を選ぶようにしましょう。ハイハイや伝い歩きなどで動く赤ちゃんには、土足で入室できる洋室はあまりオススメできません。
ベビープランがある宿なら、設備や貸し出しサービスを利用することができます。赤ちゃんのお世話に必要なベビーベッドやオムツなどの貸し出しや提供があるのかも、旅行先の宿を探す際に大切なポイントとなります。
貸し出しや設備は利用できる数や時間が限られているので、利用したい場合は事前にサービス内容の確認と予約をしておくとよいでしょう。
宿のお風呂が共同浴場で、赤ちゃんの泣き声が迷惑にならないか周りの人の目が気になる方もいるでしょう。その場合は、室内にお風呂が用意されている宿や貸切風呂がある宿を利用すると、安心してお風呂に入れることができますよ。
赤ちゃんをいつから温泉に入れてもよいのかについてはさまざまな意見がありますが、逆に「いつまでは入れてはいけないのか」を考えた場合、生後1ヶ月までの新生児はまだ沐浴をする時期ですので避けるようにしましょう。
首がすわる時期を目安とする意見もありますが、大人が赤ちゃんと一緒に入浴を楽しむためには、赤ちゃんの腰もすわり、一定時間お座りができるようになってからがよいのではないでしょうか。
また温泉の泉質や温度にも注意をしたいところ。大人でも肌がピリピリするような酸性泉や、においの刺激が強い硫黄泉は赤ちゃんには不向きといえます。ほかの泉質でも、赤ちゃんの肌への影響が心配な場合は、お風呂から上がる際にシャワーで洗い流すようにしましょう。
アトピーなどがあり肌が弱い赤ちゃんの場合は、事前に医師に相談しておくとよいかもしれません。
さらに施設によっては、おむつが取れていない幼児の入浴はNGとしているところもありますので、事前に確認するようにしましょう。入浴OKとされている場合でも責任をもって、入浴の前にはトイレを済ませ、お湯に入る前にしっかり体を洗うなど、周囲への配慮をしましょう。
長時間自宅を離れることになる赤ちゃん連れの旅行には、事前の持ち物準備がとても大事になってきます。ここでは赤ちゃん連れの旅行における必需品や旅先で役に立つもの、あると心強いものをご紹介します。
まず忘れてはいけないのが健康保険証と母子手帳です。旅先で万が一赤ちゃんの具合が悪くなったりしたときのために、必ず持参するようにしましょう。
旅先での赤ちゃんの急な体調変化に備え、おむつの枚数は多めに用意するようにしましょう。おしりふきはおむつ替え以外にも、出先でのちょっとした拭き掃除などにも使えるのでとても便利です。旅先で容易に購入できる場合はあえて少なめにして、荷物を減らして移動時の負担を減らすのも一つの選択肢です。
旅先では気軽に洗濯できない場合が多いので、着替えは多めに準備しておくと安心です。旅先の気候に応じた衣類を準備しましょう。
ミルクや離乳食、ちょっとしたお菓子など、必要な量を考えて準備しましょう。それらを食べるための哺乳瓶や食器などのご用意もお忘れなく。
赤ちゃんは、慣れない環境だと興奮して寝つきが悪くなったり、機嫌を損ねたりするものです。そんなとき、普段から使っている毛布やバスタオルなどがあると、肌ざわりやにおいから安心感を得て、落ち着いてくれます。
バスタオルは布団やマットの代わりにもなって便利です。汗拭きやよだれふきなど様々な場面で使えるガーゼタオルも普段使いのものを準備してください。
授乳や食事の後に赤ちゃんの口元を拭いたり、食べこぼしを拭き取ったりするのにあると便利です。
移動時など、使用済みのおむつやごみの処理に困ってしまうこともあるでしょう。そのときのために汚れ物を入れるビニール袋もあると安心です。
感染症対策のために消毒用アルコールジェルを準備しておくとよいでしょう。移動時のちょっとした飲食の際や公共の場でいろいろなものに触れた際など、こまめに使用するようにしてください。
車での移動時には特に、いつも聞いている歌のCDやDVDを持っていくのがオススメです。また、歌が聞けたり、タッチすると音が出るアプリをスマートフォンやタブレット端末に入れておけば、退屈しがちな移動時間も楽しくご機嫌で過ごせそうです。
赤ちゃんがぐずってしまったときの必須アイテムと言ってもよいでしょう。日頃気に入っているものに加え、気を引くために新しいものも持参するのがポイントです。
赤ちゃん連れの旅行の際は赤ちゃんの体調はもちろんのこと、ママの体調も気にかけてあげることを忘れないでください。赤ちゃんとの長時間の移動や普段と異なる環境でのお世話は体への負担も大きくなります。特に出産後間もない「産褥期(さんじょくき)」の旅行はできるだけ避けるのが無難と言えるでしょう。
産褥期とは女性が出産後に妊娠前の体の状態に戻るまでの期間をさし、その期間は個人差があるもののだいたい6~8週間ほどと言われています。この期間はホルモンバランスに大きな変化が生じ、体調的にも精神的にも不安定になりやすいと言われていますので、大きな理由がない限りはこの時期における旅行は控えるようにしてください。
子連れ旅行の注意点を押さえつつ準備を万全にして、素敵な旅を楽しみましょう!
さて次の記事では、移動時に退屈している赤ちゃんを惹きつけることにも一役買ってくれそうな、YouTubeで聞ける英語の歌をご紹介しています。旅行の移動時間を有効に使って、赤ちゃんの英語学習に役立ててみてはいかがでしょうか?
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© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard.
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