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  • 公開日:2022年8月23日

コップ飲みの練習はいつから?練習方法や期間、うまくいかないときのアドバイスも

コップ飲みの練習はいつから?練習方法や期間、うまくいかないときのアドバイスも

赤ちゃんが自分でコップを持って水を飲めるようになる「コップ飲み」。コップ飲みができるようになると、赤ちゃんは自分で水分補給ができるようになるので、ママ・パパの育児がちょっとだけ楽になります。

コップ飲みの練習時期は早い場合だと生後5カ月頃からはじめて、生後11カ月頃~1歳半頃にマスターできるようになる子供が多いようです。この記事ではコップ飲みの練習方法や月齢別の練習の進め方、オススメのコップやマグの選び方などについて詳しくご紹介します。

コップ飲みとは?いつからいつまでにできる?

コップ飲みとは?いつからいつまでにできる?

コップ飲みとは?

コップ飲みとはその名の通り、赤ちゃんがコップで飲み物を飲む動作のことをいいます。
赤ちゃんがコップ飲みをするには、食べたり飲んだりする口まわりの筋力と、コップを口元まで運ぶ手や指の機能の発達が必要であることから、赤ちゃんの成長度合いを判断するための1つの目安ともいえる動作です。

コップ飲みができるようになるのは生後11カ月頃から

赤ちゃんがコップ飲みをできるようになる時期の目安は、「生後11カ月頃から」といわれています。

まず、コップ飲みには、食べ物や飲み物を口に含んで飲み込むという動作が必要ですが、これを養ってくれるのが離乳食です。離乳食を開始する時期の目安は生後5カ月~6カ月頃。その後、順調に離乳食を進めていくことによって、徐々に唇や舌、あごなど、口まわりの筋力が発達していくことになります。

また、コップを持って口もとまで運ぶ動作については、手先の器用さが重要になってきます。個人差はありますが赤ちゃんは生後11カ月頃になると、ボールをつかんで投げたり、ドアノブをつかんで回したりといった、手でものをつかんで操る動作ができるようになります。

赤ちゃんの成長速度は十人十色です。当然ですが、筋力や機能の発達にも大きな個人差があります。ここでお伝えしているのはあくまで1つの目安ですので、赤ちゃんがなかなかコップ飲みをしないからといっても、心配しすぎることのないようにしてくださいね。

コップ飲みはいつまでにできるようになる?

コップ飲みは母子健康手帳の中で、1歳6カ月児健診(1歳半健診)の際にチェックする項目の1つとして記載されていますので、生後11カ月から1歳半頃までにはじめていることが1つの目安といえそうです。

ただし、コップ飲みをいつまでにはじめるべき、という決まりはあるわけではありません。また、この時期の子供にとってコップ飲みは必要不可欠なものとまではいえません。コップを使わなくても、スパウトマグなどほかの方法で水分がとれているようであれば問題はありません。焦って無理に練習させる必要はないでしょう。

※参考:
「母子健康手帳の省令様式(P.32)」こども家庭庁

コップ飲み練習はいつからできる?練習方法は?

コップ飲み練習はいつからできる?練習方法は?

コップ飲みの練習は離乳食をはじめてから

コップ飲み練習とはその名の通り、コップ飲みをマスターするために練習をすることで、段階的に進めていくのが一般的です。
コップ飲みの練習をする場合、早くても離乳食をはじめる生後5カ月~6カ月以降に開始するようにしましょう。離乳食をはじめる前の赤ちゃんは、成長に必要な栄養素や水分をすべて母乳や育児用ミルクから摂取しますので、そもそもコップ飲みをする必要性がありません。

1日2回食になる生後7カ月~8カ月頃の離乳食中期なら、飲み物を口に含んで飲み込む動作にも慣れてきますので、コップ飲みの練習もスムーズに進めることができるでしょう。

コップ飲みの練習については月齢を目安に開始するよりも、離乳食での赤ちゃんの様子を観察しながら、「そろそろ大丈夫そうだな」と思ったときに開始することをオススメします。

オススメのコップ飲みの練習方法

コップ飲みの練習は段階的に、焦らずゆっくり進めましょう。

コップ飲みの練習は、スプーンを使って飲むことからはじめると良いでしょう。すぐにコップを使って飲ませる練習方法はあまりオススメできません。コップ飲みの練習は焦らずゆっくり、徐々に段階的にステップを踏んで進めていくのがポイントです。

また、ママ・パパがコップを使って飲む様子を見せるなどして、コップが飲み物を飲む道具だということを知らせてあげると良いでしょう。その後、コップ飲みをマスターするためのステップとして、スパウトマグを利用してみるのもオススメです。

「飲み物を飲む」動作に慣れたら、いよいよコップ飲みにチャレンジ!最初はママ・パパが手を添えてコップを口もとに運んであげましょう。トラブルを防ぐためにも、コップ飲みをマスターできるまではいつでも大人がサポートできる状態にしておくことが大切です。

【月齢別】コップ飲み練習の上手な進め方

【月齢別】コップ飲み練習の上手な進め方

コップ飲み練習のステップ

コップ飲み練習のステップを順番に示すと以下のようになります。

コップ飲み練習のステップ

①スプーンを使って飲ませる(生後5カ月頃~※離乳食の開始後)
②ママ・パパがコップを使って飲む様子を見せる(生後5カ月頃~)
③スパウトマグを使って飲ませる(生後6カ月頃~)
④サポートしつつコップで飲ませる(生後8カ月頃~)
⑤自分でコップを持たせて飲ませる(生後11カ月頃~1歳半頃)

カッコ内は練習を行う月齢や練習期間の目安です。個人差もありますので、こちらはあくまで参考としてお考えください。
それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。

①スプーンを使って飲ませる(生後5カ月頃~※離乳食の開始後)

この時期はまだコップで飲ませることは考えなくてもOKです。まずはスプーンを使って「飲み物を口に含んで飲む」ことに慣れさせることからはじめましょう。

離乳食をはじめて間もない時期は、唇が上手に使えずに口に入れた飲み物をこぼしてしまうこともありますが、続けることで次第に上手に飲めるようになっていきますよ。

②ママ・パパがコップを使って飲む様子を見せる(生後5カ月頃~)

初めてコップを目にした赤ちゃんには、それが飲み物を飲む道具だということがわかりません。離乳食のときなどに、ママ・パパがコップで飲み物を飲む様子を見せてあげましょう。赤ちゃんはママ・パパの行動には興味津々。まねっこも大好きなので、自然と「コップ=飲み物を飲むための道具」だということを理解してくれるようになりますよ。

③スパウトマグを使って飲ませる(生後6カ月頃~)

スパウトマグを使って飲ませる(生後6カ月頃~)
コップ飲みをスムーズにマスターするために利用したいのがスパウトマグです。

スパウトマグは幅広の乳首のような飲み口がついているマグのことで、傾けると自然に飲み物が出てくる仕組みになっています。慣れ親しんだおっぱいや哺乳瓶に近い感覚で飲むことができるので、コップ飲みの練習には最適なグッズです。
スパウトマグ
スパウトマグで飲むことをくり返すことで、さらに飲む感覚を養うことができるでしょう。また、これらにはフタが一体化してついているので、万が一赤ちゃんが倒したり落としたりしてしまっても、中身がこぼれにくい構造になっていて安心です。

④サポートしつつコップで飲ませる(生後8カ月~1歳1カ月頃)

赤ちゃんが飲み物を飲む感覚をつかみ、コップの用途を理解できるようになったら、いよいよコップを使った練習をはじめましょう。最初はママ・パパがコップをしっかりと持って、口もとまで運ぶサポートをしてあげましょう。コップに入れる飲み物の量は小さじ1杯程度の少量からスタートして、赤ちゃんが慣れてきたら徐々に増やしていくようにしましょう。

コップ飲みの練習に使うコップやマグの選び方については最後の章で詳しくご紹介していますので、ぜひ参ご覧になってください。

⑤自分でコップを持たせて飲ませる(生後11カ月~生後1歳半頃)

大人の手を添えてのコップ飲みに慣れてきたら、サポートの手を放してみましょう。最初は何かあったらすぐに手を差し出せるように、大人が近くで見守ることをお忘れなく。

コップ飲みを完全にマスターするまでは、コップに注ぐ飲み物の量は少なめにして、さらに飲みたがる場合はその都度つぎ足すようにしましょう。万が一飲み物をこぼしてしまっても掃除が楽に済みますよ。

コップ飲みの練習は赤ちゃんファーストで進めましょう

コップ飲みの練習をするときは赤ちゃんファーストで。練習のタイミングは赤ちゃんの様子をよく観察して決めるようにしましょう。赤ちゃんのご機嫌がななめなときに練習をしてもうまくいきません。

また、ママ・パパの都合を優先して練習させることもやめましょう。とくに、無理やりコップを赤ちゃんの口に突っ込んだりする練習方法はNGです。練習を続けていると、思うようにいかないこともたくさんもあるでしょう。ただし、そんなときもイライラはしないこと。ママ・パパの機嫌は赤ちゃんにも伝わります。赤ちゃんがコップ飲み自体にマイナスのイメージをもってしまう原因にもなりますので、十分注意してくださいね。

練習に使うコップやマグは常に清潔にしておくことをお忘れなく。見た目はきれいでも雑菌がついてしまっている場合もありますので、こまめに洗浄や煮沸消毒をするようにしましょう。

噛んだり、こぼしたり・・・。コップ飲みがうまくできないときの解決方法

噛んだり、こぼしたり・・・。コップ飲みがうまくできないときの解決方法
コップ飲みの練習では、赤ちゃんが思うように飲んでくれなかったり、コップをひっくり返して服や床がびしょ濡れになってしまったり、といったトラブルが起こることもしばしば。そんなことが続くと、ママ・パパの方がギブアップしたくなってしまいますよね。そんな事態を防ぐためには事前の準備と心構えが大切です!ここでは、コップ飲みの練習をしているときにありがちなトラブルと、その解決方法についてお伝えします。

トラブル① コップに関心を示してくれない
トラブル② 自分で飲もうとしてくれない
トラブル③ コップを噛んでしまう
トラブル④ 飲み物をこぼしてしまう

トラブル① コップに関心を示してくれない

赤ちゃんがコップに無関心だという場合、そもそもコップが飲み物を飲むためのものだと理解できていない可能性があります。まずはママ・パパがコップ飲みの見本を見せてあげましょう。
また、赤ちゃんが好きなキャラクターが描かれたコップを用意してあげると、自然とコップへの興味がわくでしょう。赤ちゃんといっしょに買い物に行って、赤ちゃんが選んだコップを練習に使うのも1つの方法です。

トラブル② 自分で飲もうとしてくれない

それまでママ・パパから離乳食を食べさせてもらっていた赤ちゃんにとって、飲み物も「飲ませてもらうもの」と考えている可能性があります。そんなときはコップに少量の飲み物を入れて赤ちゃんの前に置き、自分で飲むことを促してあげましょう。つい口もとまでコップを運んであげたくなると思いますが、練習にはときにママ・パパの忍耐も必要です。

トラブル③ コップを噛んでしまう

飲み物を飲まずにコップのフチを噛んでしまう場合、赤ちゃんの「歯ぐずり」が原因の可能性があります。一般的に赤ちゃんの歯が生えはじめるのは生後6カ月頃とされていますが、この時期には歯ぐきがむずがゆくなったり、痛くなったりすることで、おもちゃやタオルなどを噛んでしまうことがあります。こんなときは赤ちゃんの歯ぐきの不快感の解消を目的に作られた「歯固め」を利用すると良いでしょう。歯固めを噛むことによって、赤ちゃんの不安感はやわらぎ、気持ちも徐々に落ち着いていきますよ。

トラブル④ 飲み物をこぼしてしまう

コップ飲みの練習中に飲み物をこぼしてしまうのはよくあることですので、あらかじめこぼすことを想定した準備をすることが大切です。赤ちゃんがコップ飲みに慣れていない段階での練習では、こぼしてしまっても片づけが楽に済むように、飲み物の量は少量にしましょう。また、服が汚れないように離乳食のときと同じような前掛け(ビブ)をつけることをオススメします。

床には新聞紙やチラシなどを敷いておくと、万が一こぼしてしまっても、くるんで捨てるだけで掃除ができるので便利です。またお風呂で練習すれば、シャワーで流すだけで掃除ができて楽ちんですよ。

コップ飲み練習のコップ・マグの種類と選び方のポイント

コップ飲み練習のコップ・マグの種類と選び方のポイント

コップ飲みの練習に使えるコップ・マグの種類

ここではコップ飲みの練習に使えるコップやマグの種類についてご紹介します。ただし、これらをすべて使って練習する必要はありません。赤ちゃんによって苦手なものもあるかもしれませんが、その場合は違う種類のものを試してみて、赤ちゃんに合った道具や練習方法を見つけてあげてくださいね。

①スパウトマグ
②トレーニング用マグ
③おちょこや盃

以下にそれぞれの特徴と選ぶ際のポイントをお伝えします。

①スパウトマグ

乳首に似た形の飲み口で赤ちゃんにも親しみやすく、コップ飲み練習に初期にオススメなのがスパウトマグです。マグを傾けることで、吸う力が弱くても飲み物を口の中に吸い込める仕組みになっています。

おっぱいや哺乳瓶を吸うときとの感覚の違いに戸惑ってしまう赤ちゃんもいますので、まずは飲み口がクロスカット(×印の切れ目が入っている飲み口の加工のこと)になっていて、赤ちゃんが自分で飲む量をコントロールできるタイプのものを選ぶことをオススメします。中には飲み口の穴の形状や大きさが違う、複数の吸い口がセットになったスパウトマグもありますよ。

②トレーニング用マグ(コップ)

トレーニング用マグ(コップ)とは、フチに直接口をつけて飲めるのに、振ったり倒したりしても中身が漏れにくい特殊な設計のフタがついている、コップ飲みトレーニング用のマグのことです。傾けすぎてもドバっと飲み物が流れ出てくることがないので、赤ちゃんがむせてしまう心配も少なく安心です。

普通のコップと同じようにフチに口をつけて飲むタイプですので、コップ飲み練習の初期段階には向いていません。スパウトマグなどを使って、自力で飲み物を飲むことにある程度慣れてから使うことをオススメします。

なお、スパウトマグやトレーニング用マグは、赤ちゃんが持ちやすい取ってがついているタイプのものを選ぶようにしましょう。

③おちょこや盃

コップ飲みの練習は自宅にあるおちょこや盃を使って行うこともできます。

コップ飲みの練習には飲み口が広くて深さのあまりない、小ぶりなものがオススメ。深さのあるものだと飲むときに大きく傾ける必要があり、勢いよく飲み物が口の中に入ってしまうことも。赤ちゃんがびっくりしたり、むせてしまったりする原因になりますので、要注意です。

練習用のコップやマグは100均でも購入できる!

コップ飲み練習用のコップやマグは、ベビー用品の専門店やネットショップで購入するのが一般的。赤ちゃんの好みのものを選びたい場合や、実物を見てから決めたい場合は実店舗での購入がオススメです。一方、実店舗では品ぞろえの問題から購入できる製品が限られる可能性もありますので、豊富なラインナップから好みのものを探したい場合はネットショップの利用が便利でしょう。

また、大手メーカーの製品であることなどにこだわりがなければ、100円ショップで購入するのも1つの手です。最近は機能的にも品質的にも優れた商品が増えてきています。せっかく吟味して選んだ高価なコップやマグでも、ほとんど使うことなく出番が終わってしまうようなケースもあるでしょう。100円ショップの商品であれば気軽に試すことができますよ。

いかがでしたか?ママ・パパの育児の負担を軽減してくれることにもつながるコップ飲み。ぜひこの記事を参考に、コップ飲みの練習にチャレンジしてみてくださいね。

さて、コップ飲みをマスターすると、外出先での水分補給が劇的に楽になります。また、このぐらいの時期になるとママ・パパの気持ちにも余裕が生まれ、それまで我慢していた旅行をしてみたいと考える方も増えてくるのではないかと思います。

次の記事では「赤ちゃんとの旅行」をテーマに、準備の仕方や注意点など、旅行の計画を立てるうえで必要なあれこれについて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧になってください!



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