
新生児に与えるミルクの適切な量は?足りない、飲みすぎのサイン
離乳食を始めた赤ちゃんは、飲み物も哺乳瓶ではなく、ストローやストローマグを使う練習を始めてあげてもいいですね。
とはいえ、慣れない最初のうちは上手に飲むことができずこぼしてしまったり、むせてしまったりすることもあるかもしれません。ストローやストローマグを使って飲むには、どんな練習をすればいいのでしょうか。
まず、ストローやストローマグを使い始める時期ですが、対象年齢を生後6~9ヶ月程度からとしている製品が多いものの、実際には月齢に関わらず「離乳食を始める頃」を練習の始めるタイミングと考える親御さんが多いようです
ストローを使うには、口や舌をコントロールする力が必要です。口の中の食べ物をごっくんと飲み込む力、舌やあごを使ってもぐもぐカミカミする力など、口や舌、あごが発達していることが条件となります。
赤ちゃんの成長は個人差が大きく、口の発達にも差があります。そのため、ストローやストローマグの練習は「いつから」と決めてスタートするというよりも、離乳食の進み具合や日頃の様子を観察しながら「そろそろいいかも」と思ったときにスタートを切る、という方がよさそうです。
ママがコップで飲み物を飲んでいるのを見て、赤ちゃんが欲しがる素振りを見せたのをきっかけにストローやストローマグの練習を始めたというケースもあります。
子供が興味をもったときが練習の始めどき、というのもひとつの目安になるかもしれませんね。
初めてストローを目にした赤ちゃんにとっては、ストローが飲み物を吸い上げるためのものだという認識がありません。
そこで、まずはママやパパがお手本となって、赤ちゃんにストローで飲み物を吸い上げる様子を見せてあげましょう。吸うことで飲み物が減っていくことがわかるように、透明なコップなどを使うとよいでしょう。
頬をへこませるなどして、少し大げさに吸う仕草を見せてあげるのがわかりやすく伝えるコツです。「こうすると飲めるんだよ!」と話しかけながら飲むとより効果的ですよ。
ストローを吸うと飲み物が飲めることがわかってきたら、いよいよ飲む練習の開始です。
この際、まずは紙パックの飲料を使って練習を始めることをオススメします。理由は、大人が紙パックの両端を押すことで、簡単に飲み物を吸い上げられるようサポートしてあげられる点にあります。
赤ちゃんがなかなかうまく吸い上げられないでいるときは、軽く紙パックの両端を押して手伝ってあげましょう。いきなり大量の飲み物が口に入ってきてびっくりしてしまわないように、やさしく押してあげるのがポイントです。
紙パックの飲料を飲むコツがつかめたら、ストローマグを使った練習にステップアップしましょう。紙パック飲料のように側面を押して大人がサポートすることはできませんので、より力強く吸い上げることが必要になります。
ストローマグで上手に飲み物が飲めるようになったら、ストローの練習は完了です。
ストローでは思いのほかたくさんの飲み物が口の中に入ってきて、むせてしまうことがよくあるので注意しましょう。もしも、子供が嫌がる様子を見せたら無理強いはせず、時間をおいてから試してみるといいでしょう。焦りは禁物です。
赤ちゃんはストローで遊んだり、ストローマグを振り回したりして床に落としてしまったりすることもしばしば。
赤ちゃんのケガはもちろんのこと、そのほかのトラブルを防ぐ意味でも、練習に使うストローマグにはプラスチック製の軽い製品を選ぶようにしましょう。
練習を始めたばかりの頃は、うまく吸い上げることができずに飲み物をこぼしてしまうこともあるでしょう。徐々に慣れることによって、次第にストローを使って飲むことが上手になります。
何度かこぼすことが続いてしまったとしても怒らないようにしましょう。きつく怒って赤ちゃんがストローで飲むことを嫌がるようになってしまっては意味がありません。
ストローを使わずにコップから直接飲み物が飲めるようになると、赤ちゃんの水分補給がさらに楽になります。では、コップ練習を始める最適な時期はいつ頃なのでしょうか。
一般的には生後7~8か月頃、赤ちゃんが離乳食を開始し、唇の上下を閉じてものが食べられるようになってからがひとつの目安とされています。ただし、ストローやストローマグの場合と同じく、赤ちゃんの様子をよく観察しながら練習のタイミングを判断するようにしてください。
練習を始める際もいきなりコップを口に当てて飲ませることはしないこと。まずはスプーンを使って、少量の飲み物をごっくんする練習から始めましょう。
スプーンを使って上手にごっくんができるようになったらコップ練習に移行します。ここでも焦らず、まずは少量の飲み物をコップに入れて、コップを使うと飲み物が飲めるという意識づけをすることから始めてください。慣れてきたら徐々に量を増やしてあげましょう。
コップ練習は飲み口が広くて深さのない、おちょこや盃などの小ぶりな容器で始めることがオススメです。赤ちゃん用の小ぶりな湯飲みなどもありますよ。底の深い容器だと、飲むために大きく器を傾ける必要があり、口に入る飲み物に勢いがついてしまいます。赤ちゃんが驚いたり、むせてしまったりすると、その後のコップ練習を嫌がってしまうことがありますので注意しましょう。最初は注意深く、ママ・パパがやさしくサポートしてあげてくださいね。
赤ちゃん用品の販売店や通販サイトなどではたくさんの種類のストローマグが販売されていて、どれを購入していいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。容量や材質はもちろんのこと、ママ・パパにとって気になる手入れのしやすさなど、ストローマグを選ぶ際のポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。
まずはどこで使用するのかを考えましょう。主に外出時に使用するのであれば、フタがついているなど、横になってもこぼれないように工夫されたストローマグがオススメです。
逆に主におうちで使用するものであれば、シンプルな構造のストローマグで十分かもしれません。
赤ちゃんにとっての扱いやすさを考えると150ml程度の容量のものがオススメです。
この容量のストローマグであれば赤ちゃんが持っても重すぎるということはないでしょう。ある程度月齢が進んで赤ちゃんの飲む量が増えてきたら、より容量の大きなサイズのストローマグの購入をご検討ください。
おうちで使用する場合、素材は軽くて落としても割れづらいプラスチックのものがオススメです。
比較的長い時間の外出の際や、夏や冬に飲み物の温度に気を配りたい場合は、真空断熱材が使用されたものを選んでもよいでしょう。
赤ちゃんがしっかり持てるように、マグの両サイドにハンドルがあるタイプのものがよいでしょう。購入の際に実際に赤ちゃんに持たせて持ちやすさを確認することをオススメします。
また、ストローの形状も確認したいポイントのひとつ。購入前に口に含んで試すことはできませんが、商品情報や口コミなども参考にして選ぶとよいでしょう。
ストローマグは日常で頻繁に使うものですので、常に清潔な状態を保ちたいところ。
複雑な形状のものは狭い隙間などに汚れがたまりやすいためオススメできません。商品によってはハンドルの部分を取り外せたり、洗浄する際の利便性を考えて作られているものもあります。
対象年齢:6ヶ月頃~
容量:190ml(最大目盛容量:150ml)
おうちで初めて使うストローマグとしてオススメ。ストロー飲みの練習にも最適です。食洗器対応で煮沸・薬液・電子レンジ消毒もOKで手入れのしやすさも抜群です。
対象年齢:7ヶ月頃~
容量:260ml(最大目盛容量:200ml)
おでかけに最適なフタつきのストローマグ。中身が見やすいクリアボトルで、独自の圧抜き弁構造により漏れを防止します。
対象年齢:9ヶ月頃~
容量:300ml
カチッと閉まるキャップで簡単操作が可能なストローマグです。大容量で中身が漏れにくい設計になっているので、お出かけにピッタリ。ハンドルが斜めにつけられているなど、赤ちゃんが飲みやすいように設計されています。
対象年齢:9ヶ月頃~
容量:150ml
軽くてコンパクト、そして何より低価格なのがうれしいストローマグ。ハンドルはたためる仕様になっているため、かさばらず持ち運びに便利です。飲み口はきっちり閉まるのでこぼれる心配もありません。
対象年齢:9ヶ月頃~
容量:290ml
ステンレスの魔法瓶構造で温度を長時間キープでき、外出時に最適なストローマグです。ワンタッチオープンで簡単開閉。丸洗いが可能で、手入れもしやすいように工夫されています。
いかがでしたか?赤ちゃんがストローやストローマグを使って、自分の力で飲み物が飲めるようになることは、赤ちゃんの成長を実感できるひとつの節目とも言えるのではないでしょうか。重要なことは「焦らないこと」。なかなか練習が進まないからといって無理強いしたり怒ったりすることのないように注意してくださいね。
さて次の記事では、ストロー練習とタイミングが重なることの多い赤ちゃんの「離乳食」について、離乳食を始める時期をテーマに、海外事情を交えつつご紹介していますので、ぜひご参考になさってください!
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© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and E.H. Shepard.
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