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外国の子供の絵は色使いが独特で、どこか日本の子供の絵と雰囲気が異なりますよね。どうして国が違うと子供の絵も違いが出てくるのでしょうか?その理由に迫ってみました!
外国の子供の絵は、日本人の目から見ると、独特の色使いをしているように感じます。例えば太陽を黄色に、月を赤色や白色に塗ったりと、日本では珍しい色使いで絵を描く子供も少なくありません。一方、日本の子供が描く絵では、太陽はたいてい赤色で、月は黄色になっています。外国と日本の子供の絵で、どうしてこんなにも違いが出るのでしょうか。
色の認識は文化や言語と深く関係していると言われています。太陽の色は、緯度が高い地域では実際に黄色く見え、緯度が低い地域では赤く見えます。住んでいる国や場所によって実際に目にする色が異なり、絵で表すときにも色に違いが生まれるのです。
また、西欧では太陽を赤色で書くときには、月を黄色で表し、太陽を黄色で書くときには、月を白く塗ります。太陽と塗り分けるために、月の色が黄色から白へ変化するというのは、日本人にとって意外なことかもしれません。
実は、日本語は外国語よりも色を表す言葉が多いという特徴があります。一方、外国語は日本語よりも色を表す言葉が少ないため、一つの言葉がカバーする色の領域が広くなる傾向があります。例えば英語の”Orange”はオレンジ色や茶色までの色を指します。外国の子供が描く月の色が黄色から白まで幅広いのも、こうした言語による色への認識の違いが理由なのかもしれません。
上記のとおり、子供が描く絵の色・形は属する文化よって違いが出やすくなっています。しかし描画の発達順序は、国に関係なく共通している部分が大きいと考えられています。
子供が絵を描く力は多くの場合、次のような流れで発達していきます。
①簡単な点や線を使ったお絵かきから始まる
この段階では自身の感情や考えを表現しようとしているのではなく、純粋に絵を描くことを楽しんでいると考えられます。本人にとっては重要かつ意味のある行為なので、邪魔したりせず、気長に見守ることが大切です。
②「ママ」「パパ」「車」など、自分が思い描く形あるものを表現できるようになる
最初は何の形を描いているのかがわかりにくい場合が多いです。子供が成長して記憶力や思考力などが発達するにつれ、子供の説明がなくても、何の絵を描いているのか大人も理解できます。
③就学以降くらいから、描く対象となる物の大小の関係や状況がしだいに整理されて、子供の絵に大きな変化が見られるようになります。
基本的な描画力の発達が完了するのは高校生くらいのころです。この段階になると、描く対象となる物を正確にデッサンできたり、さらには想像をもとに抽象的な絵を描くこともできます。
描画の発達順序は基本的に万国共通ですが、もちろん上記にあてはまらない子供もいます。発達のスピードには個人差があるため、たとえ発達が遅れているように感じても、本人を責めたり焦らせたりしないことが大切です。
絵を描いたり、描いた絵をママやパパに見せたりすることは、子供にとって大事なコミュニケーション
コミュニケーションのひとつです。
そして、それに対するママやパパの反応が子供の成長を大きく左右するともいわれています。
外国では子供が絵を描くとき、どんなふうに描くかは子供の自由に任せます。子供はものを好きな形、好きな色で描き、例えば四角いリンゴや緑色の雲を描くと、親や幼稚園・保育園などの先生はそれを「個性的ですばらしい」とほめます。このように外国では、個性的、独創的であることがほめるポイントであり、子供の個性を尊重することを大事にしています。
一方、日本では幼稚園や保育園などで子供が絵を描く前に先生が絵のお手本を見せたり、小学校などでは本物そっくりに描くことをよしとする風潮もあります。ほめ言葉としても「すごいね、本物みたい!」という言い方が日本ではよく使われていますね。
もちろん日本でも個性的な絵をほめたり、外国で写実的な絵の描き方を教えることもあるでしょう。ただ、子供にかける何気ないほめ言葉が、子供の絵の特徴に影響を与える可能性がないとは言いきれません。独創的な絵は子供の個性をのばし、写実的な絵は物事への観察眼を育てるのに役立ちます。どちらが正しいというわけではなく、そのどちらもすばらしいものです。子供の様子を見守りながら、それぞれの成長に合った声かけやほめ方を考えてみるのもいいかもしれませんね。
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