いつから赤ちゃんを自転車に乗せられる?前乗せ?後ろ乗せ?抱っこ紐は?
- 公開日:2020年11月4日
【専門家に聞く】子供のインターネット利用、上手な付き合い方のコツとは?小川大介先生インタビュー
「ついつい動画を見せっぱなしになってしまって罪悪感が・・・」
「『ダメ!』といってもなかなかやめさせられない」など、子供のネット環境にお悩みの声をたくさん耳にします。
インターネットの利便性・有効性を活かしながら、デメリットもきちんとふまえた上で子育てに取り入れるにはどうしたら良いのでしょうか?
親が注意すべきことや気をつけたいことは?子育ての悩みに幅広く答えている教育家の小川大介先生に、「子供とインターネットの上手な付き合い方のコツ」を伺います。
目次
子供にインターネットにふれさせるときは、「これで良いのかな?」といつも不安です。
子供への影響を第一に考える
まず、インターネットがあるのが当たり前の環境にいるからこそ、そこから得られる映像情報が、子供にどういう影響があるかということを知識として頭に入れておきましょう。
赤ちゃんの成長を例に考えてみると良いと思います。生まれたばかりの赤ちゃんは視力が未発達ですが、親御さんの声、ぎゅっと抱きしめられたときの体温や感触、そういったものを感じ取って少しずつ成長していきます。親御さんとのスキンシップを通して、視覚、聴覚、触覚・・・。そういった感覚を徐々にバランス良く成長させていきます。
一方で、インターネットなどを通した刺激は、特に映像にかたよった視覚情報が圧倒的に多くなります。親世代が慣れ親しんだ視覚情報の代表的なものは、ブラウン管テレビの映像でしょう。それと比較してみると、たとえば、オンラインゲーム1分間で流れ込んでくる情報量というのは、数百倍といわれています。視覚情報が膨大になれば、それに伴って得られる音声情報にもかたよりが出ます。
さきほど、赤ちゃんは親御さんとのふれ合いを通して、いろいろな感覚をバランス良く成長させるという話をしましたが、子供がインターネットにふれる時間が長くなればなるほど、身体的な刺激やスキンシップから得られる刺激がおろそかになり、バランスが崩れていくんですね。
いろいろな感覚をバランス良く育てていくのが理想的
もし、子供がインターネットにふれる時間が長すぎるのではという不安を感じたら、ちょっと立ち止まって、こうした「バランスの良い成長」について考えてみましょう。
成長過程の子供にとっては、インターネットなどから得る視覚情報は膨大すぎて、処理しきれないこともあります。過剰な刺激のせいで夜にうなされたり、むずかったり、泣きだしたりする子もいます。そういうときは、子供を抱きしめて落ち着かせたり、背中をさすってあげたり、体温が伝わるような接し方を心がけてください。
意識的に、抱っこしたり、手を握ったり、抱きしめたりして、一緒にふれ合いながら過ごす時間を作れば、おろそかになっていた成長部分を親御さんがしっかりフォローできます。お子さんの様子を見てこうした対処ができれば、インターネットにふれさせること自体は、悪いことばかりではありません。
遊びにもバーチャルとリアルを組み合わせる
学齢期にさしかかったお子さんの悩みでよく聞くのが「ウチの子はオンラインゲームにのめり込んで成績が下がってしまった」というもの。こうなってしまうのは、ひとえにバランスの悪さだと思います。ゲームの種類にもよりますが、たとえば刹那的な反応ばかりを求めるタイプのゲームだと、じっくりと考えて、積み重ねていく力は育ちにくいでしょうね。そうしたゲームばかりにのめり込んでいると、学業の方にも支障が出てくるのは当然だと思います。
ここでもバランスが大事になります。ゲームを通して「バーチャル」な世界にふれたら、その分、ねんど遊びなどを取り入れて「リアル」な感触も補うとか、そういう遊び方の工夫をすれば子供の世界はバランス良く広がっていきます。
子供にインターネットにふれさせて良いのは、どれくらいの時間でしょうか?
世間の一般論を、自分の子供にあてはめない
紋切り型の答えはありません。それは、子供によってまったく違うからです。
3歳でも体力のある子は、3時間YouTubeを見続けた後に、外遊びで走り回れるかもしれません。一方で、1時間YouTubeを見たら、疲れてぐったりする子もいるでしょうね。
「ウチの子の場合はどうかな?」と、親御さんが近くでよく見ていれば良いんです。そうすれば、世間のものさしに子供をあてはめる必要もなくなります。
「YouTubeは大好きだけど、ごはんの時間になったらちゃんと自分でやめられる」「オンラインゲームはやっているけど、勉強もするし、周囲に気遣いできる優しい子だな」などと、お子さんの成長を親御さんなりに認められるのなら、それで良いのだと思います。
あえて制限時間を設けるなら、NHKの「Eテレ」を参考に
幼児向けのテレビ番組、とりわけNHKの「Eテレ」は、8分、15分、20分くらいを目安に構成されています。驚くほど短いのですね。でもそれは、子供への適切な情報の与え方として、専門家の方々によって考え抜かれたものです。
短いお話の中で、ウォーミングアップあり、メインのお話あり、徐々にクールダウンする時間ありと、刺激の与え方にもメリハリをつけています。こういう番組構成は、お子さんにインターネットなどのデジタルコンテンツにふれさせるときのヒントにもなります。
一度見はじめると終了させるのが難しいです。どうしたら良いでしょうか?
「言葉で言い聞かせるルール」に頼るのは、やめよう
インターネットのコンテンツ(YouTubeやゲームなど)の特性ですが、それらは元来「のめり込ませるように作られている」んです。
YouTubeはレコメンド機能がついていて、芋づる式にどんどん関連動画が出てきます。テレビ番組のように「1話完結」となっていないからエンドレスで、達成感を感じにくいのです。そのため、際限なく見てしまうという悪循環が生じます。大人だって、1度見はじめたら終わらせられなくなる人もいます。
それを、2~3歳くらいの子供に、言葉で言い聞かせようとしても到底無理なんです。心と体がインターネットに奪われているときは、心も体も興奮状態です。そんなときは、親御さんがお子さんをしっかり抱きしめて、目を見ながら「もう、そろそろやめようね」と語りかけて、興奮状態を落ち着かせないといけません。そうして、パソコン・スマホ・タブレット端末から引きはがさないといけません。
手を握る、頭をなでる、背中をさする・・・そういったスキンシップは、言葉よりもずっと、子供を落ち着かせることができます。
「やめられる力」を育むきっかけに
インターネットに見入っている子供を画面からひきはがすのは大変です。繰り返しになりますが、それくらい刺激が強いものだということを、親御さんは理解しておいたほうが良いですね。見ている間は静かにしていてくれるから楽かもしれませんが、それくらい心も体も奪われているんです。
でも、今の子供達にとっては生まれたときからインターネット環境が当たり前なのだから、100%排除するなんて無理ですよね。だとしたら、子供が自分の意思で「やめられる力」「ストップできる力」を育むチャンスととらえてみてはどうでしょうか。
具体的な方法としては、インターネットをしているときの子供の様子を、1週間くらいかけて観察すると良いと思います。何分くらい集中しているか、どれくらいで疲れてきたり飽きてくるか、などがわかってきます。
たとえば「30分なら自分で切り上げられる。でも、それを過ぎるとやめられなくなってしまう」ということがわかったら、「じゃあ、45分で切り上げるときは、ママが止め役に入るから」と、親御さんがちょっとサポートします。こうするだけで、インターネットとの付き合いを通して、「なんとか自分でコントロールできた」という成功体験を育むこともできるわけです。
最初は、親が働きかけないとやめられないかもしれません。でも、何度も繰り返すうちに、自分を理解して、抑制できるようになっていくものです。「1時間後に習い事があるから、今はYouTubeはやめておいて、簡単なゲームだけにしておこうかな」というように。そんなふうになったら、すごい成長ですよね。親も根気がいりますが、子供がインターネットと健康的な付き合い方ができるように、諦めずに仕向けていくのも、親の関わり方として大事だと思います。
「どんな子に育てたいのか?」をいつも自分に問いかけよう
インターネットや、それに付随するコンテンツの善し悪しが問題ではないんですね。それ以前に大事なのが、「この子をどんなふうに育てたいか?」という自分への問いかけです。
子供の幸せを願わない親御さんはいません。では、子供にとっての幸せって、何でしょうか?
勉強するときは集中して、自分で考えを深められる。そして、得た知識や学んだことを世の中に返していける。たまにインターネットやオンラインゲームを楽しんでも、自分なりに気分を切り替えたり、メリハリをつけられる。こんなふうに子供が成長してくれるといいなと、親の側の願望を言葉にしてみると、目先ばかりを追いかけずもっと大きな視点で、子供の成長を考えられるようになるはずです。そうすると、子育てで悩んだときに、一問一答のような答えを求めるようなこともなくなっていくと思います。インターネットとの付き合い方についても、言わずもがな、ですよね。
YouTubeを楽しく見たり、オンラインゲームで息抜きしつつも、計画的に時間の使い方を考えられる「勉強や学びを放り投げない子」に育てる――この両立はいくらでも可能です。
一方で、親が場当たり的に、「○時間以上見ちゃダメ!」とルールを押しつけたり、「もうやめなさい!」とどなりつけたりしていると、親子で疲弊します。「また怒られた・・・」という失敗体験が子供にすりこまれることにもなります。結果的に、子供の自尊感情が低くなるだけなので、学びもなければ心の成長も望めません。
一足飛びに良い親にはなれないものです。でも、子供が健やかに成長して、穏やかに過ごしている家庭は、何か気になることがあったら、反省してやり方を考えて、新しい方法を試して、また反省して、という「振り返り」を根気良く続けています。そうすることで、「この子をどう育てたら良いか?」という見通しを立てていきながら、親として成長しているんですね。
子供を静かにさせるためにスマホなどに頼ると、なんとなく後ろめたい気持ちになります。
疲れているとき、「理想の親像」は忘れよう
親御さんにも休憩は必要です。特に、お母さん。昨今の子育ては、母親にかかる負担があまりに大きい。家事もある、仕事もある、配偶者やパートナーは仕事で不在がち・・・。子供に何かあったら母親のせいにしてくる社会の風潮。こんな状況で小さな子供を見ていたら、息が詰まります。
ヘトヘトになったとき「ちょっとだけ、休憩させて!」と、子供にスマホを渡すことがあっても、それはアリでしょう。少し休んで回復したら、「ママの休憩タイム終わり!ありがとうね!」と言って、子供と向き合えば良いんです。
親が疲弊していること、負い目を感じていることを、子供は敏感に察知するものです。「疲れた!」「助けて!」という気持ちを見せても良いんですよ。「ママもたまには疲れるよ。そんなママでも仕方ないよね」「元気になったらまたいっしょに楽しく遊ぼうね。だから4時までは休ませて!」というように、素直な気持ちを子供に伝えましょう。
子育て中の母親を見る目を、根本から見直そう
よく、「子供にスマホを見せっぱなしにするなんて・・・」と眉をひそめる人もいます。でも、こういう見方をする人達には、ぜひとも想像力を働かせてもらいたいんです。そこにいる赤の他人のお母さんが「24時間どんなふうに生活しているか」ということを想像してみてほしいんです。母親を非難するだけじゃ、何の解決にもなりません。どうして母親がそうせざるを得ないのか。この母親が今どんな状況に置かれているのか。そういうことも含めて、社会全体のこととしてとらえる視点をもってほしいと思います。
日本社会は母親に特に厳しいです。子供に何かあったら「母親は何していた?」と責められます。楽しくランチできる「ママ友」はいても、本音で子育ての悩みを語り合える友人はほとんどいないというお母さんも多いです。地域のつながりも稀薄な上、両親もあまり頼れない。父親は不在がち。そういった環境の中で、孤独に子育てしているお母さんは少なくありません。
もし、大変さを理解する知識やマインドをもてたら、母親に対する視線は、もう少しやさしいものになるのではないでしょうか。「暑い中、子供もいて、荷物も抱えて・・・大変ですね」と、思いやりのある言葉をかけられると思います。母親だけでなく自分も、社会の一員として、周囲からそういうやさしい視線で見てもらいたいですよね。
「簡単に答えがほしい」――その背景にあるものとは?
インターネットとの付き合い方も含めて、子育て全般において、「こういうときは、どうしたら良い?」という悩みがたびたびあります。そんなときは、既に繰り返しているように、「ウチの子の場合はどうしたら良いか?」という視点で、我が子をじっくり観察することが大事です。でも、心に余裕がないときは、自分の思考で考えられなくなります。誰でもそうです。
今の子育て世代は雇用も社会もずっと不安定な状態が続くなかで社会人になり、共働きしながら子育てしている家庭が多いと思います。忙しいから子供に十分な時間をとれないという負い目もあるでしょう。
そんな環境で子育てしていたら、母親は自信なんてもてません。自尊心も低くなります。
社会全体が、母親に感謝を示したり、サポートする気運になりきれていないのです。子育てで失敗したくない、失敗できないから頑張らなくちゃならない、とずっと思い続けているのが今の日本の母親像ではないかと、私はたくさんの子育て相談を受けてきた経験から感じています。こんなに不安でいっぱいなときは、「わかりやすい答え」に飛びつきたくなるものですよね。それは仕方のないことなんです。
大変でも、親として考えることをあきらめない
自分の頭で考えて、行動するためには、自信、勇気、支えが必要です。今の日本の母親が、インターネットを含むさまざまな子育ての悩みに向き合い、「ウチの子ならどうすれば良いか」を考え続けるには、母親が自信と勇気をもち、周囲に支えてもらわないといけません。
そのためには、夫婦がお互いを信頼し合い、理解し合うことも大事です。たとえひとり親家庭であっても、子供のことを相談できる親、親戚、近所の友達、ママ友など、家庭の外に支援してくれる人がいて、親の不安を補ってくれるのならそれで良いんです。
インターネット関連の遊びで、オススメのものがあったら教えていただけますか?
まずは子供といっしょにやってみよう
ゲームの中で有名ブランドのグッズが手に入ったり、韓国のアイドルがオンライン限定でライブを開いたり、インターネット上には、リアル世界が入り込んだわくわくするような世界が広がっています。
「あつまれ 動物の森」「フォートナイト」「MINECRAFT(マインクラフト)」などといったゲームは、知っておいても良いのではないでしょうか。流行りのゲームがあるなら、1度子供といっしょに遊んでみると良いと思います。
実際やってみたら、「これは30分で終わらせるのは無理だな」とか、子供がやめられない理由や夢中になる面白さの秘密がわかってくるはずです。そうしたら、関わり方も変わってきますよね。「平日は30分で終わり。でも、週末は60分まで良いよ!」とか、子供の遊ぶ環境を理解した上での提案ができるようになります。
親世代にないものを理解する謙虚さが大事
子供に面白さを教えてもらう、そんな姿勢でインターネットにふれてみると良いと思います。子供が夢中になるには、それなりの理由があるのですから。世の中の流れも変化も急速で、10年後、20年後、子供が大人になったときの社会の変容まで今の大人は予測できません。
ですから、自分の経験値や価値観だけで判断しないようにしたいですね。ついていけなくても良いから、世の中にはこういう新しいスタンダードがあるということを知っておくだけでも良いと思います。
この記事を読んでいる親御さんたちへ、メッセージをお願いします。
格差も国境も越えられる「インターネットの力」を信じよう
生まれたときからインターネットやパソコンが当たり前の生活環境にあるデジタルネイティブの子供たちの最大のメリットは、親世代とは比較にならないくらいの圧倒的情報量と検索環境があることです。際限なくいろいろな物事にふれられるし、可能性も無限です。こんな魅力的な環境はないですね。
紙の本ではとてもふれられない世界にも、インターネットを通してふれられます。国も国境も楽々と越えてしまう、圧倒的可能性があるんです。
そのことを頭の片隅に置きつつ、「ウチの子の場合、どうしたら良いか?」という問いかけをするようにしてください。どんな子育ての疑問も、すべてはこの問いかけを起点に解決していくしかない、というのが私の考えです。
親御さん(特にお母さん)は、頑張りすぎない
今の親御さん(とりわけお母さん)は、自信をなくしやすい世代だと思います。ですから、ひとりで頑張ろうと思いすぎないでほしいです。疲れたら誰かに助けてもらってください。夫婦で、家族で、話し合って「どういう子育てをしたいか」を考えることを、あきらめずに続けてください。今を大事に、自分を大事に、お子さんを大事にしてください。ダメだったら、また考えてやり直せば良いんです。それを繰り返していくうちに、我が家なりのインターネットとの付き合い方も見いだせるはずですし、骨太の子育てができるはずです。そして、何があっても揺るぎない家庭になっていくのだと思います。
インタビューを終えて
「インターネットとの上手な付き合い方」をお聞きするのがインタビューのメインテーマでしたが、それを考えるにあたり、実はもっともっと大きな視点を子育てにもつべきなのだということがわかりました。それは、「我が家なら、どう育てたいか」という“ぶれない信念”をもつということです。
子供それぞれに、異なる個性、置かれた環境がある以上、インターネットの付き合い方にしても、紋切り型のベストアンサーはないのです。常に「ウチの子ならどうか?」「我が家の方針なら、これで良い!」といった、自分の子育てのものさしをもつこと。それが、インターネットとの関わり方も含めて、子育て全般においてとても大事なことなのだと気づかされました。
小川先生の示唆に富んだお話をヒントにし、お子さまがバランス良く成長するために、「ウチならどうする?」を、ぜひ、ご夫婦で、ご家族で、話し合っていくようにしたいですね。
※小川大介先生のその他のインタビュー記事はこちら
プロフィール:小川 大介(おがわ だいすけ)
教育家。1973年生まれ。京都大学法学部卒業。
学生時代から大手受験予備校、大手進学塾で看板講師として活躍後、社会人プロ講師によるコーチング主体の中学受験専門個別指導塾を創設。子供それぞれのもち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業と多方面で活動している。受験学習はもとより、幼児期からの子供の能力ののばし方や親子関係の築き方に関するアドバイスに定評があり、各メディアで活躍中。そのノウハウは自らの子育てにも活かされ、ひとり息子は中学受験で灘、開成、筑駒すべてに合格。『1日3分!頭がよくなる子どもとの遊びかた』(大和書房)のほか、頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(すばる舎)、『頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て』(KADOKAWA)など著書多数。
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