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  • 更新日:2024年7月25日
  • 公開日:2019年9月3日

「娘」や「息子」の英語表現や正しい発音は?日常英会話の基本フレーズ

「娘」や「息子」の英語表現や正しい発音は?日常英会話の基本フレーズ

知人や友人、親戚と。さまざまな場面で話題にのぼる子供の話は、どの国の人々とも分かり合える世界共通のトピックです。
「娘」や「息子」といった英単語に加え、自分の子供たちを呼ぶ英語独特の呼び方、また子供たちの年齢や性格を表すフレーズなどもあわせて知っておくと、自分の子供の紹介も英語ですんなりできるようになり、英語での会話の世界が一気に広がるでしょう。

「娘」「息子」の英語の発音の仕方から、英語を練習中の子供に対しても日常生活で実際に使うことができる便利なフレーズまで、たっぷりご紹介します。

「娘」は英語で何て言うの?

「娘」は英語で”daughter”。
”er”で終わる英単語は、前半部分を強調し、”er”部分は短く、弱く、低めのトーンで発音することがポイントです。”daugh”の部分を強調し、”ter”の部分は口を大きく開かず、舌を引っ込め、弱めのトーンで発音するとよいでしょう。

「息子」は英語で何て言うの?

「息子」は英語で”son”。これは太陽の”sun”と同じ発音です。
英語の”s”は、上下の前歯を開かず唇をリラックスさせた状態で、「スー」と息を吐き出すように発音します。蛇が這うような音が表現できればばっちり!

「娘」や「息子」を英語で紹介!さまざまな英語表現

”daughter”以外に何が?「娘」を表す英語表現

「私の娘」は英語で”my daughter”と表現しますが、これはどちらかというと、他者に娘の話をする場合に使うことが多いです。日本語でもそうですが、娘本人に呼びかける場合、わざわざ「私の娘よ」と表現することは、英語でもあまりありません。
英語で親が娘に呼びかける場合は、名前の他に、愛情を込めて下記のような表現が使われます。

“my baby”

和訳は「私の赤ちゃん」となりますが、「私の小さいかわいい子よ」というニュアンスです。

“my little girl”

「私の小さい女の子(娘)」という意味。

“my girl”

「私の女の子(娘)」という意味。よく”That’s my girl!”(それこそが私の娘だ!)などと使われることも多いですが、これは娘の言動に対して誇りに思う時に使う表現です。

“honey”

”honey”は、「はちみつ」という意味の甘いイメージから、「愛しい人」という意味で、自分の子供や恋人・妻や夫に対しての呼び方として使われます。

“Darling“

「最愛の人」の意味で、子供に対してだけでなく、恋人や夫婦間でも使われることが多い言葉です。

“Sweetie“

「キャンディー」の幼児語でもある”sweetie”は、「愛しい人」「かわいい人」という意味で、特に小さい女の子に対して使われる呼び方です。また、年上の人が目下の女性を呼ぶ時に使ったりもします。

“Sweetheart“

“sweetheart”も同じく、親しみをもって「愛しい人」と呼びかける時に使われる表現です。子供に対して、また恋人・夫婦間だけでなく、(特に女性の)友人同士で呼び合う際などにも使われます。

上記のような呼び方は恋人同士でもよく使われますが、どちらの場合も、あくまでも娘(や恋人)に呼びかける言葉として使われる表現です。あまり親しくない他者に対し、“My baby girl is…”(私のかわいい娘が…)なんて話してしまうと、過保護な印象を与えてしまう可能性もあるので注意しましょう。時折、“my princess”(私のお姫様)という愛称も耳にしますが、これは「甘やかしている印象を受ける!」とネイティブスピーカーの間でも賛否両論がある表現です。

”son”以外に何が?「息子」を表す英語表現

「私の息子」は英語で”my son”と表現しますが、「娘」と同様、これは他者に息子の話をする場合に使うことが多い表現です。
親が息子に呼びかける時は、娘の項で紹介した呼び方と同じ表現を使われることが多く、”my baby”、 ”honey”、 “Darling“、 “Sweetheart“などが、よく使われる呼び方です。娘の項で紹介した通り、すべて、「私のかわいい愛しい子よ」という意味・ニュアンスになります。
「息子」に限って使われるその他の呼び方には、下記のようなものがあります。

“my little boy”

「私の小さい男の子(息子)」という意味。

“my boy”

「私の男の子(息子)」という意味。「息子の言動を誇りに思う」と表現したい時には、”That’s my boy!”(それこそが私の息子だ!)といいます。
このような表現は、あくまでも息子本人に対し、愛情を込めて呼ぶ時に使われるものです。公の場、もしくは他者に対して息子の話をするような場合は上記のような愛称は避け、子供の名前や“my son”という表現で呼ぶのが無難です。

娘や息子の性格を表す英語表現

一般的な(大人の)性格を表す英語表現は知っていても、子供ならではの性格や性質を説明する表現というと、なかなかなじみがないパパ・ママも多いかもしれません。例文とあわせて見ていきましょう!

おてんば娘は“tomboy”

「トムボーイ」とカタカナで使われるように、「ボーイッシュ」という意味で、年齢が少し上の女の子に対しても使うことができます。

“My daughter is a tomboy.”(私の娘はおてんばです。)

いたずらっ子は“naughty”

「困ったさん」という意味合いで使われることもあります。

“My son is naughty.”(私の息子はいたずらっ子です。)

恥ずかしがり屋は“shy”

日本語でも使うように、そのまま「シャイ」と表現します。

“His daughter is very shy.”(彼の娘さんはとても恥ずかしがり屋ね。)

賢いは“smart”

「勉強ができる」というよりは、「頭の回転が速く利発だ」という意味で、褒め言葉としてよく使われます。

“Her son is smart.”(彼女の息子さんは利発だ。)

愛らしいは“adorable”

見た目のかわいさだけを表す“cute”、“pretty”とは違い、性格や言動を含めた愛らしさを表現するときに使われます。

“Your daughter is so adorable!”(あなたの娘さんはとても愛らしいわ!)

娘や息子の年齢や兄弟構成を表す英語表現

子供たちの年齢を表す場合は、下記のような表現・言い換えができます。
“My daughter is five years old.”もしくは“My daughter is five.”(私の娘は5歳です。)
“I have a five-year-old daughter.”もしくは“I have a daughter who is five years old.”(私には5歳の娘がいます。)

そのほか、少しニュアンスを加えた年齢表現も知っておくと便利です。

「たった」「まだ」は“only”

「まだたった〜歳なの」という感覚を表現したい場合は、数字の前に“only”をつけます。
“Your daughter is only two!?”(君の娘はまだ2歳なのか!?)

「〜歳になる」は“turn”

過去形の“turned”や、未来形の“will turn”という形を取り、「〜歳になりました」や「〜歳になります」という表現がよく使われます。
“My son turned four years old last month.”(私の息子は先月4歳になりました。)

「10代」「20代」は“in〜”

10代は“teens”、20代以降は数字と「〜s」をあわせて「twenties」「thirties」と表現します。また、「成人した」は「grown up」と言います。
“His daughter is in her late teens.”(彼の娘は10代後半です。)
“My son is in his early twenties.”(私の息子は20代前半です。)
“I have a grown-up daughter.”(私には、成人した娘がいます。)

兄弟姉妹がいる場合の、娘・息子を表す表現

たとえば二人娘の場合は、上の娘を“elder(もしくはolder)daughter”、下の娘を“younger daughter”と呼びます。
三人以上いる場合は、長女を“the eldest (もしくはoldest)daughter”と呼び、次女を“second oldest daughter”、末っ子を“the youngest daughter”と表現することが一般的です。息子の場合も、“daughter”を“son”に変えて同じように表現します。
ちなみに一人っ子は“only child”と言います。

シチュエーションごとに使えるフレーズ30選

朝起きてから寝るまで!子育ての日常で役立つ英語表現

ここからは、英語を学ぶ子供を持つママ・パパが、日常生活で子供に対して実際に使える便利な英語表現を時間帯ごとに10フレーズずつご紹介します。日常会話が、「英語だとどんな表現になるの?」といった疑問を解消しましょう!

朝編

1. “It’s time to wake up.”(起きる時間だよ。)
“It’s time to~”で「〜する時間」という意味になります。“wake up”は「目を開けて起きる」、“get up”は「身体を起こして起き上がる」という意味です。

2. ”Change your clothes.”(服を着替えなさい。)
状況や文脈によっては、“change”だけでも「着替えをする」という意味として使います。

3. “Breakfast is ready.”(朝ごはんができているよ。)

4. “Did you sleep well?”(よく眠れた?)

5. “Get ready for school.”(学校に行く支度をしなさい。)

6. “Brush your teeth.”(歯を磨いて。)

7. “Your bus is coming!”(もうバスが来るよ!)

8. “Put on your shoes.”(靴を履いて。)
“put on”で「〜を着る・つける・履く」となり、服や帽子、靴下、靴など幅広く使えます。

9. “It’s time to go.”(もう家を出る時間だよ。)

10. “See you later.”(またあとでね。)

昼・午後編

1. “How was your day?”(今日はどんな一日だった?)

2. “What was your school lunch today?”(今日の給食は何だった?)

3. “Put away your jacket and bag.”(上着とバッグを片付けて。)
“put away”は「ものをあるべきところにしまって片付ける」という意味合いが強いフレーズです。”clean up“は、「きれいにして片付ける」という意味合いが強く、ニュアンスが少し異なります。

4. “Wash your hands and gargle.”(手を洗って、うがいをして。)

5. “Do you have any homework?”(宿題はあるの?)

6. “Are you going out today?”(今日はどこか出かけるの?)

7. “Do you want a snack?”(おやつ食べる?)

8. “You have a piano lesson today.”(今日はピアノのレッスンがあるね。)

9. “Let’s go to the park.”(公園にいきましょう。)

10. “What do you want for dinner?”(夕飯は何がいい?)

夜編

1. “Dinner will be ready”(もうすぐ夕飯ができるよ。)

2. “Can you set the table, please?”(テーブルの準備をしてくれる?)

3. “Don’t be picky with food.”(食べ物の選り好みをしないで。)
“picky”は「選り好みをする」という表現で、食べ物以外にも様々な場面で使うことができます。

4. “Are you finished?”(食べ終わった?)
このフレーズも、「もう終わった?」の意として、食事だけでなくあらゆる場面で使うことができる便利な表現です。

5. “Take a shower/bath.”(シャワーを浴びて。/お風呂に入って。)

6. “Let’s read a story.”(絵本を読みましょう。)

7. “Time to go to bed.”(寝る時間だよ。)

8. “Go to sleep.”(寝なさい。)

9. “Sweet dreams.”(いい夢を見てね。)

10. “Good night.”(おやすみなさい。)。

子供にまつわる英語表現やフレーズ、いかがだったでしょうか?
子供の紹介や、英語ならではの子供にまつわる呼称やフレーズをマスターして、英会話の幅を一気に広げましょう!
次の記事では子供と一緒に親子で英会話を始めることのメリットについてご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

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