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  • 公開日:2018年7月23日

1~12月まで英語で言える?日付の正しい表現方法を学ぼう

 1~12月まで英語で言える?日付の正しい表現方法を学ぼう

日付は日本語で「◯月◯日」という表現をしますが、英語では全く異なる読み方・書き方をします。日常会話の中でも何気なく使う日付は、早く覚えておきたいところですよね。ここでは英語の基礎とも言える年月日の語源や表記、記念日・祝日の表記について紹介します。単語の意味や語源を理解することで、ママやパパが子供に教えることも簡単ですよ。

参考:身近な題材を英語で表現して親子のふれあいを増やしましょう!
日常生活の中で英語を取り入れるコツと、「英語でつまずかせないための5か条 」
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身近な題材を英語で表現して親子のふれあいを増やしましょう!

<目次>
月ごとの正しい表し方と語源
年や日付、季節の表記の仕方
曜日の英語表記と語源
記念日・祝日に関する英語表記
年月日の正しい表現方法を身につけよう

月ごとの正しい表し方と語源

まずは1~12月のまでの正しい表記の方法を紹介します。省略の仕方にも独特なルールがあるので、そこにも気をつけていきましょう。

英語で月を示す単語

月は英語で”month”で、複数形では“months”です。例えば1ヶ月なら“one month”で、2ヶ月の場合は、複数形なので“two months”と書きます。1~12月といったように特定の月を表現したい場合は、下記のように表現します。

月名 英語 英語(省略形)
1月 January Jan.
2月 February Feb.
3月 March Mar.
4月 April Apr.
5月 May May
6月 June Jun. / June
7月 July Jul. / July
8月 August Aug.
9月 September Sep.
10月 October Oct.
11月 November Nov.
12月 December Dec.

月は、基本的に3文字に略されます。ただし、最初から3文字の場合(例:“May”)は、省略の必要がないためピリオドを使いません。また、4文字なので略してもあまり字数が変わらないため”June”と”July”は、省略せずにそのままで表記されていることも多いです。

月を表す英単語の語源

1~12月までの月を表す英単語は独特です。例えば、後ろの部分に”~ber”がついている月もあれば、ついていない月もありますよね。これは単純に使いやすいから使用されているのではありません。
月を表す英単語は、古代ローマで使われていたラテン語が語源です。後ろに”~ber”がついている月は、「~番目の月」という意味で、その他の月はローマ神話の神様や偉人の名前がつけられているのです。ここで、それぞれどのような意味や由来があるのか、詳しく見ていきましょう。

1月の由来

1月の英単語”January”は、ローマ神話で扉や門を守る神様である「ヤヌス」(Janus)が語源です。門は言い換えると入口と出口、つまり物事の始まる場所なので、1年の始まりである1月にはヤヌスの名前がつけられました。

2月の由来

2月を表す”February”は、清めの儀式をつかさどる神様「フェブルウス」(Februus)です。ローマでは2月15日に清めの儀式を行っていたことから、フェブルウスの名前がつけられました。

3月の由来

3月の”March”は、戦いをつかさどる神様「マルス」(Mars)が語源です。ローマの建国者でありローマという名前の由来でもあるロムルスは、マルスの子供であると伝えられています。ローマでは、冬が終わりだんだんと暖かくなる3月はで戦いや農作業などが始まる大切な時期です。このことから、ローマの中でも特に重要な人物にあたるマルスの名前がつけられました。ちなみに火星を表す英単語”Mars”も、このマルスに由来しています。

4月の由来

4月の”April”は由来が少し変わっていて、神様の名前ではなく、”花が開く”という意味の「Aprilis」という単語が語源です。ギリシア神話で美をつかさどる女神アフロディテ(Aphrodite)に由来するという説もあります。どちらの説も4月は植物が育ち始めてたくさんの花を咲かせる美しい時期に、ふさわしい由来ですね。

5月の由来

5月の”May”は、豊穣をつかさどる女神様の「マイア」(Maia)の名前に由来しています。3月の農業の開始、4月の花が開く時期をすぎて、いよいよ緑が一面に広がる時期です。まさに豊かさをつかさどる女神様の名前にぴったりの月ですね。

6月の由来

6月の”June”は、結婚と家庭をつかさどる女神様「ユーノー」(Juno)が語源です。ユーノーはローマ神話で一番偉い神様であるユピテルの妻で、マルスの母でもあります。6月の結婚が”June bride”と呼ばれ縁起が良いと考えられているのは有名ですよね。これにはいくつかの説があるのですが、その中の1つ「結婚をつかさどるユーノーの名前がついた月だから」という説が有名です。

7月の由来

7月と8月は神様ではなく、ローマの偉人の名前がつけられています。7月の”July”はローマを代表する偉人である「ユリウス・カエサル」(Julius Caesar)の誕生月です。もしかしたら英語風に「ジュリアス・シーザー」と呼んだほうが、分かりやすい方も多いかもしれませんね。カエサルは、ローマの暦を新しく決めるという事業も行っていたため、その業績を褒め称えるために名前がつけられました。

8月の由来

8月はシーザーの養子である「アウグストゥス」(Augustus)が、ローマ帝国の初代皇帝に即位した記念に制定しました。カエサルとアウグストゥスの他にも、皇帝の名前がつけられたこともあったそうですが、現在まで月名として残っているのは、この2人だけです。

9~12月の由来

9月より後は、すべて後ろに「~番目」という意味の”~ber”がつく月です。しかし、実は数字と月の名前がそのまま使われているわけではありません。9月の”September”は、「7」(septem)で、10月の”October”は「8」(octo)、11月の”November”は、「9」(novem)で、最後の12月は「10」(decem)”というように、数字が2つずつずれています。
実は元々、ローマの暦には1月と2月がなく、10ヶ月しかありませんでした。というのも、昔の暦は農業と深く関係してる作物が育たない時期である1月と2月は必要がないと考えられていたからです。しかし、現在の暦と同じように1年を12ヵ月とすることが決まったため、1月と2月を足して、他の月は後ろにずれることになりました。その結果、9~12月の月名は、単語と実際の月が2ヶ月ずつ、ずれているわけです。

参照:英語で表現する年間の「月」(1月~12月)の読み方、書き方、使い方 4語源からおぼえる月の名称 | オンライン英会話コラム
参照:英語の月(1月~12月)の名前【由来・覚え方・省略】
参照:こっそり英単語

年や日付、季節の表記の仕方

月ごとの正しい表し方と語源

1月から12月までの表し方には、おもしろい語源があることがわかりましたね。次は年や1日ごとの日付の表し方を学んでいきましょう。

年を表す表現

年を表す単語は”year”ですが、「2018年」というように、特定の年号を読む場合は、2通りの読み方があります。1つめの読み方は“twenty eighteen”で、もう1つの読み方は”two thousand eighteen”です。どちらも年号と分かりにくい場合は、頭に“The year”とつけて読みます。どちらかが正式な表記というわけではないので、どちらで読んでも大丈夫ですが、“twenty eighteen”というように、2桁ずつ区切って読む方法のほうが一般的です。

日付の表記

1日ごとの日付の表記は数詞(thなど)をつけます。まずは下の一覧を見てみましょう。

日にち 英語 16日 16th
1日 1st 17日 17th
2日 2nd 18日 18th
3日 3rd 19日 19th
4日 4th 20日 20th
5日 5th 21日 21st
6日 6th 22日 22nd
7日 7th 23日 23rd
8日 8th 24日 24th
9日 9th 25日 25th
10日 10th 26日 26th
11日 11th 27日 27th
12日 12th 28日 28th
13日 13th 29日 29th
14日 14th 30日 30th
15日 15th 31日 31st

参照:英語の「日付」の正しい読み方、書き方、使い方 | オンライン英会話コラム

数詞には“th”、“st”、“nd”、“rd”の4種類があり、覚えるのが難しそうに見えますよね。しかし、この数詞には法則があり、1の位が1なら”st”、2なら”nd”、3なら”rd”で、その他の数字は原則“th”です。1、2、3だけ違うと覚えておけばいいだけなので、とっても簡単です。
ただし、”11th”、”12th”、”13th”だけは、上記の法則とは異なりますので注意して覚えておきましょう。

年月日は書く順番に注意

実はイギリスとアメリカでは、年月日を書く順番が違っているので気をつけましょう!イギリスでは、”day/month/year”の順番に書きます。つまり日・月・年の順番なので、ちょうど日本の年月日と逆の書き方と考えると覚えやすいですね。そしてアメリカでは、”month/day/year”となっています。月・日・年の順番です。

季節を表す単語

日本では季節を春夏秋冬と4つに分けていますが、英語も同じように4つの季節に分けています。春は“Spring”、夏は“Summer”、秋は“Autumn”と“Fall”、そして冬は“Winter”です。
あれ?よく見てみると秋の英単語が2つありますね。実は秋を表す英単語は、イギリスとアメリカでそれぞれ違っているのです。実はイギリスでは”Autumn”が使われていて、アメリカでは”Fall”が使われています。年月日の書き方だけではなくて、季節にも表現が違うところがポイントです。

曜日の英語表記と語源

月を表す英単語の語源

年月日の他にも、日付を表す単語と言えば1週間の曜日ですよね。こちらもよく使用する単語なので、読み方・書き方を覚えておくと便利です。

曜日を表す単語

曜日 英語 英語(省略形)
月曜日 Monday Mon.
火曜日 Tuesday Tue. / Tues.
水曜日 Wednesday Wed.
木曜日 Thursday Th. / Thu. / Thur. / Thurs.
金曜日 Friday Fri.
土曜日 Saturday Sat.
日曜日 Sunday Sun.

曜日も月と同じように3文字に省略することが基本で、火曜日の“Tuesday”と木曜日の“Thursday”には、複数の省略表記があります。ちなみに、日付で曜日も一緒に書くときは、年月日よりも前に書きます。これはイギリスでもアメリカでも共通です。

曜日を表す単語の語源

曜日を表す単語も個性的ですよね。実は、曜日を表す英単語も月の英単語と同じように、神話と深い関係があります。曜日を表す英単語の語源になっているのは、ローマ神話と北欧神話です。ローマ神話は月の英単語でも紹介しましたね。北欧神話は、ゲルマン神話と呼ばれる神話の1つで、北欧に住んでいたバイキングの間で伝えられていました。元々はローマ神話に由来する曜日の名前がつけられていた暦が、バイキングに伝えられたときに、似た役割を持った自分たちの神様に置き換えたと考えられています。さらにこの言葉が古い時代の英語に影響を与えて、現在の表記に定着していったのです。

月曜日の由来

“Monday”の由来は、”Moon+day”で、そのまま「月の日」という意味です。日本語の月曜日と同じなので分かりやすいですね。

火曜日の由来

“Tuesday”は、北欧神話に登場する「テュール」(Tyr)という神様の名前が語源です。火星の語源であるマルスと同じく戦いをつかさどる神様なので、火曜日の語源になりました。

水曜日の由来

水曜日を表す英単語の”Wednesday”は、北欧神話で一番偉い神様である「オーディン」(Odin)の名前に由来しています。ローマでは”メルクリウス”という魔法が得意な神様の日だったので、同じように魔法を得意とするオーディンの名前がつけられました。

木曜日の由来

木曜日の“Thursday”は、雷をつかさどる神様「トール」(Thor)の日です。ローマでは一番偉い神様である「ユピテル」の名前がつけられていました。ユピテルも雷を自在に操ることができるため、それにちなんでトールの名前がつけられました。

金曜日の由来

金曜日は、愛と結婚をつかさどる女神様の「フリッグ」(Frigg)が元々の語源です。さらに美と豊かさをつかさどる女神様「フレイヤ」(Freija)の影響も受けているという説もあります。フリッグは6月の語源になったユーノーと対応していて、フレイヤは「ウェヌス」(Venus)という女神様と対応しています。ウェヌスという呼び方ではなくて、英語風の読みで「ヴィーナス」と呼べば、ピンとくる人も多いのではないでしょうか。

土曜日の由来

“Saturday”は、ローマの神様である「サトゥルヌス」(Saturnus)の名前が、そのままつけられています。サトゥルヌスはローマ神話で一番偉いユピテルの父で、農業をつかさどる神様です。

日曜日の由来

最後に日曜日を表す”Sunday”は、”Sun”、つまり太陽の日です。日曜日も月曜日と同じく、そのままなので覚えやすいですね。

参照:これ知ってた?英語の曜日(月曜日〜日曜日)の名前の由来 | YOLO
参照:英語の「曜日」の正しい書き方・言い方・伝え方

記念日・祝日に関する英語表記

記念日・祝日に関する英語表記

最後は記念日や祝日と関係している表現を紹介します。大切な記念日を楽しくお祝いできるように、素敵な表現を覚えていきましょう!

記念日の表記と使いたい表現

英語では記念日のことを”anniversary”と言います。

誕生日も記念日の1つと言えますが、そのまま”birthday”と表現しても大丈夫です。
また、祝日は、”holiday”と呼ばれていますが、”holiday”という単語だけだと、「祝日」以外の休日も含みます。そのため、法律上の祝日を”national holiday“(国民の祝日)といい、使い分けをします。
ちなみに、日本の祝日を英語で表記すると「文化の日」なら”Culture Day“、の「海の日」なら”Marine Day“と表現します。

参照:「ゴールデンウィーク」「大型連休」は英語でどう言う?
参照:「祝う」英語|2つの英単語の使い分けと「祝日」の表現など

日付に関する会話の表現

これまで日付に関する様々な表現を見てきましたね。最後に、普段の会話やお祝い事で使える英語のフレーズも紹介しますので、子供に話しかける際や家族の会話で使ってみてください。

“What is today’s date?”(今日は何月何日?)
“It’s June the 8th today.”(今日は6月8日だよ。)
“What day is (it) today?”(今日は何曜日かな?)
“It’s Friday today.”(今日は金曜日だよ。)
“Happy wedding anniversary.”(結婚記念日おめでとう。)

年月日の正しい表現方法を身につけよう

年月日には色々な表現方法や由来がありましたね!
これだけたくさんある英語表現を覚えるのは大変そうに見えますが、心配しなくても大丈夫です!
ディズニーの英語システム」(DWE)なら、普段の楽しい学習の中で、日付に関する表現も自然に身につけることができます。まずは無料のお試しサンプルを取り寄せて、子供と一緒に英語の楽しさに触れてみてください。

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