新生児に与えるミルクの適切な量は?足りない、飲みすぎのサイン
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鉄分やカルシウムなど、離乳食で不足しがちな栄養素を補うために赤ちゃんに与える「フォローアップミルク」。早い場合は生後9カ月以降・3回食以降に与えはじめるのが一般的ですが、「離乳が順調なら必要ない」ともいわれています。
この記事では、そもそもフォローアップミルクとは何か?といった基本をはじめとして、フォローアップミルクが必要とされる状況や与える時期の目安、さらには飲ませ方や飲ませる際の注意点などについて詳しくご紹介していきます。
目次

フォローアップミルクとは、離乳食で不足しがちな鉄分のほか、カルシウム、ミネラルなどの栄養素を補うことを目的に作られたミルクのことです。
母乳育児の場合、生後6カ月の時点で鉄分とビタミンDが欠乏しやすくなるため、適切な時期に離乳食を開始し、鉄分やビタミンDを含む食品を積極的に摂ることが重要であるとされています。離乳食後期は、離乳食の回数を1日2回から1日3回に増やす時期でもあることから、それまでよりもさらに離乳食で栄養素をバランス良く摂ることが大切になってくるのです。
フォローアップミルクにはオリゴ糖などで甘い味がついていて、赤ちゃんでも飲みやすく作られているので、手軽に栄養素を補うためにとても重宝する飲み物といえます。
フォローアップミルクは母乳や育児用ミルクの代替品ではなく、あくまでも「離乳食の補完」を目的とした飲み物です。
離乳食が順調に進んでいるなら無理にフォローアップミルクを飲ませる必要はありません。
フォローアップミルクが必要とされるケースは、離乳食後期(生後9カ月~11カ月頃)以降において、以下のような状況があるときです。
①赤ちゃんがあまり離乳食を食べてくれないとき
②離乳食の食材の栄養が偏ってしまったとき
このようなときにはフォローアップミルクを与えて、栄養素を適度に補ってあげるようにしましょう。
赤ちゃんの様子をよく見て必要性を判断することが大切です。
| 育児用ミルク | フォローアップミルク | |
| 用途 | 母乳の代替 | 離乳食の栄養補完 |
| 主な成分 | ・たんぱく質 ・脂質 ・ビタミン ・銅、亜鉛など |
・たんぱく質 ・脂質 ・鉄 ・カルシウムなど |
| 与える時期 | 生後0カ月~12カ月頃 | 生後9カ月~3歳頃 |
育児用ミルクとフォローアップミルクとの主の違いは「用途」「成分」「与える時期」の3つです。
料金についてはそれほど大きな差はありませんが、フォローアップミルクの方が若干安い商品が多いようです。
育児用ミルクが母乳の代替品として作られているのに対して、フォローアップミルクはあくまで離乳食後期以降の栄養素を補うためのものとして作られています。この「母乳の代替品かどうか」という点がもっとも基本的な違いといえます。
育児用ミルクと比較したフォローアップミルクの成分の特徴には、以下のようなものが挙げられます。
・たんぱく質、鉄、カルシウムが多い。・脂肪が少ない。
・育児用ミルクで添加が認められている銅と亜鉛は強化されていない。
※参考:
「乳と乳製品のQ&A – 「乳児用調整粉乳」と「フォローアップミルク」の違いは何ですか?」一般社団法人日本乳業協会
なお、カルシウムの吸収を助け、骨を作るために大切な栄養素であるビタミンDに関しては、フォローアップミルクに含まれている量は製品によってばらつきがあります。購入の際は成分表をチェックするようにしましょう。
多くの育児用ミルクが生後0カ月~12カ月頃までの乳児を対象としているのに対し、フォローアップミルクはおもに9カ月を過ぎた離乳食後期から3歳頃までを対象に作られています。
乳幼児の栄養を補うために、比較的長い期間飲み続けることも想定して作られているといえるでしょう。

育児用ミルクは主に生後1カ月~12カ月頃までの乳児を対象とした飲み物ですが、フォローアップミルクは生後すぐに与えるものではありません。
赤ちゃんの状態や成長をみて、適切な時期に与えるようにしましょう。
フォローアップミルクをいつから与えるかについては、離乳食後期にあたる生後9カ月頃からが1つの目安となります。
生後9ヵ月頃になると母乳や粉ミルクの摂取回数が減少するため、鉄分などの栄養素が不足しやすくなります。
上述の通り、生後9カ月以降に与えるのが一般的ですが、商品によっては1歳以降を推奨するフォローアップミルクもあります。与える前にパッケージに記載されている対象年齢を確認することをお勧めします。
また、月齢ではなく「離乳食が1日3回になってから」というように、離乳食の進行度合いが条件に設定されている場合もありますので、赤ちゃんに与える前に製品ラベルなどでしっかり確認しておくようにしましょう。
離乳食の進み具合は個人差が大きいので、赤ちゃんの様子をみながら判断することも大切です。
フォローアップミルクをやめる時期には、明確な決まりはありません。離乳食の進み具合や赤ちゃんの体重増加の状況などを見極めて判断するようにしましょう。
ただし、多くのフォローアップミルクはその対象年齢を3歳ぐらいまでに設定していますので、どんな場合でも上限は3歳頃までと考えた方が良さそうです。実際には離乳食がしっかり食べられるようになり、1歳を過ぎた頃にはフォローアップミルクが必要なくなるケースが多いようです。
1歳を過ぎても離乳食の進み方に問題があるという場合、また栄養不足が気になるという場合には、小児科や定期健診で相談するようにしましょう。法律で実施が義務付けられている1歳6カ月児健診が相談の場として最適な定期健診になるでしょう。
ここではフォローアップミルクを赤ちゃんに与える際の注意点をお伝えします。意識していただきたいポイントは次の5つです。
前にもお伝えしているように、フォローアップミルクは離乳食で不足しがちな栄養を補うことを目的とした飲み物であって、母乳や育児用ミルクの代わりにはなりえません。あくまで離乳食と併用して与えるようにしましょう。食事をフォローアップミルクだけで終わらせることのないようにしてくださいね。
フォローアップミルクは赤ちゃんが飲みやすいように、オリゴ糖などで甘い味がつけられています。そのため、赤ちゃんが好んで飲みたがることもありますが、ほしがる分だけ与えていると栄養素が偏ってしまいます。
また、飲ませすぎは離乳食が進まない原因にもなりますので、くれぐれも注意してください。製品の説明書に記載された目安の分量を守って与えるようにしましょう。
それまで母乳や育児用ミルクに親しんできた赤ちゃんにとって、フォローアップミルクは味も違って異質なもの。赤ちゃんによっては苦手に感じてしまう場合もあるかもしれません。また、気分次第でいつものように飲んでくれないこともありえます。
そんなときは無理に飲ませたりせずに、離乳食の食材で栄養素を補うようにしましょう。
鶏レバー、豚レバー、しらす干し、カツオ、ブリ、豆腐、ホウレンソウ、ブロッコリーなど
プレーンヨーグルト、カッテージチーズ、さつまいも、サトイモ、さやえんどう、わかめなど
卵黄、鮭、サンマ、干しシイタケなど
フォローアップミルクは粉ミルクとほとんど変わらない製法で作られていますが、赤ちゃんにアレルギーがある場合は、小児科などで事前にフォローアップミルクの使用について相談するようにしましょう。
もちろん、離乳食の食材についてもアレルギーに注意することは忘れないでくださいね。
甘い味がついているフォローアップミルクは虫歯のリスクを高めます。
フォローアップミルクを飲んだあとは白湯や麦茶を飲ませたり、歯磨きをしたりするなどして、口の中を清潔に保つようにしてくださいね。

赤ちゃんに飲ませるフォローアップミルクの量は、離乳食の進み具合やそのときどきの離乳食を食べた量などで調整するようにしましょう。最初は味に慣れてもらうために少量からはじめてみてください。
慣れてきたら1回の離乳食に対して80ml~100ml程度を目安にしましょう。ただし、製品によって目安の量は異なりますので、事前に製品説明を確認することをお忘れなく。
また、飲ませるタイミングとしては、フォローアップミルクだけでおなかいっぱいになってしまうことを防ぐため、離乳食を食べた後に与えることをオススメします。
赤ちゃんにフォローアップミルクを飲ませるときは、育児用ミルクと同じく哺乳瓶に入れて飲ませるのが一般的。
哺乳瓶は口内にミルクが残って虫歯になりやすいため、月齢が上がるにつれて徐々にストローマグやコップに移行する例が多いようです。ストローマグが使えるようになると、外出時の水分補給も楽になりますので、この機会に練習をはじめてみるのも1つの手かもしれません。
また、赤ちゃんがなかなかフォローアップミルクを飲んでくれないという場合は、離乳食の中に食材として入れてみるという方法もあります。
上手に使えば簡単に離乳食の栄養素バランスを高めることができますよ。一例として、ミルク粥やフレンチトースト、蒸しパンなどがオススメです。
現在はさまざまな種類のフォローアップミルクが販売されています。赤ちゃんに合ったフォローアップミルクの選び方を知っておきましょう。
赤ちゃんにとって飲みやすい味付けかどうかは非常に重要です。フォローアップミルクは基本的に甘さ控えめで作ってあることが多いですが、赤ちゃんにとって飲みやすいのは甘味が強めの商品でしょう。
甘味強めのフォローアップミルクは飲みやすい一方で、味に慣れてしまうとあっさり風味の離乳食やお茶を嫌がるようになることもあります。
できれば甘味控えめのフォローアップミルクを選び、食事からしっかりと栄養を摂取できるように心がけましょう。
フォローアップミルクは商品によって微妙に栄養素の配合が異なります。
鉄分、カルシウム、オリゴ糖などの中から赤ちゃんに不足している栄養素を多く含む商品を選びましょう。
フォローアップミルクはパッケージのタイプがおおよそ3つに大別されます。
缶タイプ(粉):コスパが良い。持ち運びには向いていない。
缶タイプ(液体):手間がかからない。少しかさばる。
スティックタイプ:かさばらず持ち運べる。
キューブタイプ:量の調整が簡単。やや溶けにくい。
それぞれメリットとデメリットがあるため、飲ませやすいよう自分に合った商品を選ぶのが大切です。
フォローアップミルクは育児用ミルクと同じく、粉タイプのオーソドックスな製品が主流ですが、最近は手軽な液体タイプの製品も人気が高まっているようです。
最後に編集部オススメのフォローアップミルクを2つご紹介します。

対象:満9カ月~3歳頃まで
水でもサッと溶けやすい粉タイプのフォローアップミルク。もっともオーソドックスなタイプといえます。
鉄・カルシウム・ビタミンC・ビタミンD・亜鉛などをバランス良く配合し、離乳食の栄養補完をサポートしてくれる頼もしい製品です。DHAを配合しているのもうれしいポイントの1つ。携帯に便利なスティックタイプの製品もありますよ。

対象:1歳~3歳頃まで
作る手間がかからず、必要なときにすぐ飲めるのが液体タイプのなによりのメリット。外出先でも手軽に準備ができて便利ですよ。鉄分やカルシウムを中心に、幼児期の成長に必要な栄養素がバランス良く配合されています。
いかがでしたか?フォローアップミルクは赤ちゃんの成長にとって必要不可欠なものではありませんが、離乳食期に赤ちゃんの成長について悩むママ・パパにとっては、栄養補給をサポートしてくれる心強いアイテムといえます。ぜひこの記事を参考に、必要に応じてフォローアップミルクを日々の育児に役立ててくださいね!
さて、家事に育児に日々忙しいママ・パパにとって、離乳食の献立作りは大きな悩みの種だと思います。以下は当サイトでご紹介している離乳食レシピ記事の数々です。ぜひご覧いただき、離乳食のレパートリーを増やしていただければ幸いです。

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