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  • 公開日:2021年3月16日

正しく知りたい「卵」を使った離乳食!進め方や栄養素、アレルギー、便利なレシピをご紹介!【管理栄養士監修】

正しく知りたい「卵」を使った離乳食!進め方や栄養素、アレルギー、便利なレシピをご紹介!【管理栄養士監修】

良質なタンパク質が豊富で赤ちゃんの離乳食に人気の卵。一方で、「アレルギーは大丈夫?」「いつから、どのようにはじめたら良いの?」など、お悩みのママ・パパも多いようです。

そこで今回は、卵を使った離乳食のメリットや注意点、初期・中期・後期・完了期それぞれの卵の調理法や進め方、保存法のポイントなどをまとめました。管理栄養士で料理家でもある小山浩子さんによる便利なレシピもぜひご参考になさってください!

離乳食のはじめ方と進め方の基本をチェック!

離乳食のはじめ方と進め方の基本をチェック!

5〜6カ月頃が離乳食開始の目安

離乳食とは母乳や育児用ミルクといった液体から栄養をとっていた赤ちゃんが、徐々に固形の食べ物から栄養を摂取できるようにトレーニングするための食事です。一般的に生後5~6カ月頃が離乳食の開始時期といわれますが、赤ちゃんの成長には個人差があるので、それぞれの成長に合わせて判断することも大切です。1つの目安として、赤ちゃんに以下のような成長が見られたら、離乳食をスタートしても良いと考えられています。

・首のすわりがしっかりして寝がえりができる
・体を支えると5秒以上座れる
・食べ物に興味を示す
・スプーンなどを口に入れても押しだすことが少なくなる

大丈夫かな?と心配なときには、赤ちゃん用のスプーンなどを口元にそっと入れてみましょう。舌で押しだすことがないようなら、赤ちゃんが離乳に向かっていると考えて良いでしょう。

赤ちゃんの離乳食「月齢ごと」の進め方ポイント

離乳食は、赤ちゃんの成長や月齢に合わせて「初期」「中期」「後期」「完了期」の4期に分けて考え、食品の量や種類、形状などを調整しながら進めていきます。与える食品は、離乳の進み具合に合わせて少しずつ種類を増やしていくようにします。

離乳食初期(5〜6カ月頃)

離乳食を飲み込むこと、舌ざわりや味に慣れることを目的に、なめらかにつぶしたおかゆを1日1回与えることからスタート。10倍がゆ(米1:水10で炊いたおかゆ)をすりつぶした小さじ1杯(5ml)からはじめ、少量ずつ増やす。

離乳食中期(7〜8カ月頃)

舌でつぶせる固さのものを与える。1日2回食に移行し、食品の種類を徐々に増やす。タンパク質が豊富な食材を使い、離乳食を通じて栄養のバランスをとりながら食生活のリズムを確立していく。

離乳食後期(9〜11カ月頃)

歯ぐきでつぶせる固さのものを与える。1日3回食へと進み、食欲に応じて量も増やす。赤身の魚や肉、レバーなど鉄やビタミンDの供給源となる食品を意識的に取り入れ、栄養のバランスを心がける。

離乳食完了期(12〜18カ月頃)

完了期にはエネルギーや栄養素の大部分を母乳や育児ミルク以外の食事からとれるようになる。1日3回食を基本に、手づかみで食べたり、一口の量を覚えたりしながら、自分で食べる準備を整えていく。

一般的に、離乳食は1歳6カ月くらいまでを目安に完了します。離乳食の進め方には個人差があるため、赤ちゃんの食欲や発達の状況に応じて調整しましょう。
離乳食が完了しても、赤ちゃんの咀嚼(そしゃく)力はまだ弱いため、食べ物の固さや大きさなどは様子を見ながら進める必要があります。大人とほぼ同じものが食べられるようになるのは3歳ぐらいからと考えられています。

卵の離乳食のメリットと注意点「栄養とアレルギー」について知る

卵の離乳食のメリットと注意点「栄養とアレルギー」について知る

良質なタンパク質が豊富な卵を離乳食初期から取り入れる

食品の中でも栄養価の高い卵。私たちが生きていくために必要な五大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)の中でもビタミンCと食物繊維以外のほとんどの栄養素を含んでおり、「完全栄養食品」とも呼ばれています。

とりわけ血液や筋肉、骨などの発育に欠かせない良質なタンパク質が豊富です。卵1個(50g)あたり6.2gのタンパク質を含み、体内では生成できない9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれています。また、特に母乳の赤ちゃんに不足しがちな鉄や葉酸、ビタミンDの供給源でもあり、離乳食初期から上手に取り入れたい食材です。

さらに、栄養価が高いだけではなく、卵には熱を加えると固まる「凝固性」、水溶性と脂溶性を混ぜ合わせる「乳化性」、攪拌によって泡立つ「起泡性」という三大特性があります。
この特性を利用すれば、離乳食の進み具合に合わせ、ゆでたり、焼いたり、蒸したりなどさまざまな調理が可能になり、バリエーションが広がります。いつでもどこででも、手軽な価格で入手できるのも大きなメリットですね。

鶏卵だけでなく、うずらの卵も同様に栄養価が高く離乳食に使いやすい食材です。うずらの卵の黄身3個で鶏卵の黄身約1個分の量になります。

赤ちゃんの卵の摂取は適切な時期にはじめることが大切

赤ちゃんの卵の摂取は適切な時期にはじめることが大切
卵は牛乳・小麦と並んで三大アレルゲン(アレルギーの原因)の1つであり、アレルギー反応が心配でなかなか卵にチャレンジできないというママ・パパも多いようです。

厚生労働省による『授乳・離乳の支援ガイド』では、赤ちゃんが離乳食に慣れてきたら、野菜、豆腐、白身魚、固ゆでした卵の黄身など、徐々に食材の種類を増やしていくことを基本とし、生後5〜6カ月の離乳食初期から鶏卵の卵黄部分を試してみることをすすめています。

アレルギーを心配するあまり、卵を食べさせる時期を遅らせようと考える人もいるようですが、前述のガイドでは離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないことが明記され、卵などアレルゲンとなる食べ物も適切な時期にはじめることなどが盛り込まれています。

赤ちゃんの発育のためにも、特定の食品を過剰に避けるのではなく、バランス良く食べさせることが望ましいといえるのではないでしょうか。

※参照
「授乳・離乳の支援ガイド(2019改訂版)」厚生労働省

赤ちゃんの卵のアレルギーの注意点

卵に含まれるアレルゲンの多くは、卵白に含まれる「オボアルブミン」と「オボコムド」というタンパク質だといわれています。症状のあらわれ方には個人差があり、食べてから30分〜2時間以内に皮膚のかゆみやじんましん、鼻水、咳やのどの痛み、下痢や嘔吐、まれに呼吸困難などの重い症状を引き起こすこともあります。
離乳食で卵を使う場合は、以下のことに注意しながら少しずつ進めていきましょう。

完全に火を通して調理する

完全に火を通して調理する
卵のアレルギーは生や半熟など加熱が不十分な状態で症状が出やすく、加熱することによってアレルゲン性を低下させることができると考えられています。ゆで卵の場合、沸騰してから20分程度加熱し、しっかりと火が通った固ゆで卵を離乳食に使うことが推奨されています。卵を加熱した後は、なるべく早めに黄身と白身を分けて白身の成分が黄身に移らないようにすることが大切です。最初のうちは白身を避け、黄身だけをごく少量与えるのが基本です。

固ゆでした黄身はパサパサとした食感なので、つぶしてお湯でのばしたり、おかゆやスープに加えたりすると食べやすくなります。

赤ちゃんの体調や食材の組み合わせに注意する

卵を離乳食に取り入れる際には、卵以外の食材を日頃から食べ慣れているものにするなどの工夫をしましょう。万が一、体調に変化があらわれた場合、卵が原因であることがわかりやすくなります。
また、卵を与えるときは赤ちゃんの体調の良い日を選び、慣れるまでは午前中の時間帯に食べさせるようにしましょう。数時間後にアレルギー症状が出ても病院へ行くことができるので安心です。

赤ちゃんは成長するにつれ、アレルギーも減ってくるといわれています。また、赤ちゃんの卵アレルギーは後々治る可能性が高いと考えられ、ほとんどが小学校入学前までに治ることが多いとされています。

赤ちゃんは卵の離乳食をいつから食べて良いの?

卵の離乳食をはじめるタイミング

卵を使った離乳食の進め方について解説します。前述の『授乳・離乳の支援ガイド』では、離乳食初期から卵の卵黄を少量ずつ与え、中期には卵黄1個〜全卵1/3個まで与えるように具体的な目安が示されています。

授乳・離乳の支援ガイドが示す卵(鶏卵)の進め方の目安

 離乳期  1回あたりの目安量と状態
 離乳食初期(5〜6カ月頃)  固ゆでした卵黄をつぶし少量からスタート
 離乳食中期(7〜8カ月頃)  舌でつぶせる固さの卵黄1個〜全卵1/3個
 離乳食後期(9〜11カ月頃)  歯ぐきでつぶせる固さの全卵1/2個
 離乳食完了期(12〜18カ月頃)  歯ぐきで噛める固さの全卵1/2〜2/3個

離乳食の開始時期には個人差があり、遅くはじめた赤ちゃんに無理に卵をあげようとする必要はありません。また、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎など、なんらかのアレルギーがある場合や、気になる症状がある場合は、専門医に相談しながら慎重に進めるようにしてください。

「初期・中期・後期・完了期」卵の離乳食の進め方と調理法、簡単レシピをご紹介!

卵を使った離乳食「時期」ごとの食べさせ方と調理法

卵を使った離乳食は、おかゆに慣れ、野菜や白味魚などにも慣れてきた頃からはじめます。
離乳食初期は固ゆでした卵の黄身をごく少量(耳かき1杯程度)からスタートし、様子を見ます。
中期になり、黄身1個分くらいまで食べられるようになったら、白身部分を混ぜていきます。
後期になると、全卵半分くらいまで食べられるようになり、完了期には全卵の2/3個くらいを与えられるようになります。いずれもしっかりと火を通した卵を与えるようにしましょう。

離乳食に使う固ゆで卵は、沸騰してからさらに20分程度ゆでた状態の卵を使うようにしましょう。
※調理時間の目安:固ゆで卵、おかゆ、だし汁は調理済みの場合

離乳食初期(5〜6カ月頃) 『卵デビューの黄身ペースト』

離乳食初期(5〜6カ月頃) 『卵デビューの黄身ペースト』
離乳食初期から少しずつ取り入れたい卵メニュー。固ゆでした卵の黄身を使用します。卵黄は煮沸消毒した茶こしなどを使って裏ごしするとなめらかに、舌触り良く仕上がりますよ。

【材料(1食分)】
固ゆでした卵の卵黄・・・少量
お湯またはだし汁・・・適量

【作り方】
1. 固ゆでした卵の黄身を茶こしなどで裏ごしする。
2. 1に少量ずつお湯を加えてペースト状になるまでよく混ぜる。

【調理時間の目安】
5分※卵をゆでる時間は含みません。

【ポイント】
卵デビューの赤ちゃんには、とろっとなめらかな黄身ペーストを耳かき1杯程度与えて様子を見ます。3日ほど食べても体調に異変がないようなら、黄身の量を少しずつ増やします。余った卵は大人の料理に使いましょう。

離乳食中期(7〜8カ月頃)『卵とほうれん草のおかゆ』

離乳食中期(7〜8カ月頃)『卵とほうれん草のおかゆ』
ほうれん草と固ゆでした卵黄のみを使ったレシピ。おかゆは7倍がゆ(米1に対して水7の割合で炊いたおかゆ)へと進めましょう。ほうれん草の代わりにキャベツや小松菜、旬の野菜を応用しても良いですよ。

【材料(1食分)】
7倍がゆ・・・大さじ3〜5(45〜75g)
固ゆでした卵の卵黄・・・2/3〜1個
ほうれん草(葉の柔らかい部分)・・・10g

【作り方】
1. 固ゆでした卵の黄身を茶こしなどで裏ごしする。
2. ほうれん草を柔らかくゆで、みじん切りにする。
3. 器に7倍がゆを盛り、1と2をのせる。

【調理時間の目安】
10分※卵をゆでる時間は含みません。

【ポイント】
平らな離乳食用のスプーンにおかゆをのせ、そっと下唇の上において赤ちゃんのペースで食べさせましょう。おかゆは時間のあるときに作り置きしておくと便利です。

離乳食中期(7〜8カ月頃)『卵とヨーグルトのサラダ』

離乳食中期(7〜8カ月頃)『卵とヨーグルトのサラダ』
タンパク質、カルシウムがたっぷりの栄養サラダ。ヨーグルトのさっぱりとした風味が食欲をそそります。

【材料(1食分)】
じゃがいも・・・20g
固ゆでした卵の卵黄・・・1個
ヨーグルト(無糖)・・・小さじ1

【作り方】
1. 固ゆでした卵の黄身を茶こしで裏ごしする。
2. 皮をむいて水にさらしたじゃがいもを柔らかくゆでてつぶす。
3. 1と2にヨーグルトを加えて和え、器にもる。

【調理時間の目安】
20分※卵をゆでる時間は含みません。

【ポイント】
見た目も華やかなミモザ風のサラダ。じゃがいもは丸ごとゆでてからつぶすとしっとりと口当たり良く仕上がります。卵の黄身になれたら白身も加え、全卵2/3個で作ってみましょう。黄身と白身を別々に裏ごしするときれいに仕上がりますよ。

離乳食中期〜後期(7〜11カ月頃)『卵とそうめんの茶碗蒸し風』

離乳食中期〜後期(7〜11カ月頃)『卵とそうめんの茶碗蒸し風』
卵特有のふわふわ感とだしの風味が好相性の茶碗蒸しは、赤ちゃんの大好物の1つ。電子レンジで気軽に作れるのも魅力です。

【材料(1食分)】
そうめん・・・10本
溶き卵・・・1/2個
えのき・・・5g
さやえんどう・・・1枚
だし汁・・・大さじ2

【作り方】
1. そうめんは食べやすい長さに折ってゆでる。
2. えのきは2cm程度の長さに切り、さやえんどうは筋を取って細切りにする。
3. 1と2を耐熱容器に入れ、溶き卵とだし汁を加えて軽く混ぜ、電子レンジ(600W)で40〜50秒、溶き卵が固まるまで加熱する。

【調理時間の目安】
15分

【ポイント】
忙しいときにも簡単に調理できるレンチンレシピ。卵のメニューに慣れた中期以降に取り入れてみてはいかがでしょう。食事が楽しくなるこの時期は、主食にもそうめんやうどんなどを取り入れて食感のバリエーションを増やしましょう。

離乳食後期~完了期(9〜18カ月頃)『卵と小松菜の手づかみサンド』

離乳食後期~完了期(9〜18カ月頃)『卵と小松菜の手づかみサンド』
赤ちゃんが自分で咀嚼する力が備わってくるこの時期は、歯ぐきで噛める固さのパンをメニューに取り入れ、手づかみで食べる楽しさを体験させてあげましょう。食パンの場合はパンの耳を落として柔らかな部分を与えましょう。

【材料(1食分)】
小松菜・・・40g
溶き卵・・・2/3個
ロールパン(※乳化剤・イーストフード不使用のもの)・・・1個半

【作り方】
1.ゆでて水を絞った小松菜をみじん切りにする。
2.溶き卵は耐熱容器に入れ、軽く混ぜ、電子レンジ(600W)で40〜50秒、溶き卵が固まるまで加熱する。
3.2に1を加えて混ぜ合わせ、スライスしたロールパンにはさむ。

【調理時間の目安】
15分

【ポイント】
野菜はほうれん草やキャベツなどでもOK。いろいろな味が楽しめるようになる9〜11カ月以降には、レーズン入り、トマト味などほんのり味がついたパンを使っても大丈夫。パンに塩味がついている場合、調味料を使わなくてもOKです。味見をして確かめてみましょう。皮が硬めのパンはうまく噛めず、皮が喉の奥に貼りつくこともあるので注意が必要です。

冷凍OK?卵の離乳食の正しい保存方法

知って安心!卵の離乳食の冷凍・解凍・安全な保存法

離乳食で使う卵はごく少量からスタートするため、どうしても余ってしまいがち。調理の手間を省くためにも冷凍保存を賢く活用しましょう。

ゆで卵をそのまま冷凍すると白身の水分が抜けてパサパサになってしまいます。固ゆでした後は黄身のみを冷凍するようにしましょう。離乳食の進み具合に合わせ、1回分ずつ小分けにしておくと便利です。

薄焼き卵やいり卵など全卵を利用した卵料理も冷凍保存が可能です。いずれもしっかり火を通し、手洗い、手指の消毒をした後、十分に冷めた状態でラップに包み、フリーザーバッグなどに入れて保存します。冷凍保存した卵は1週間を目安に使い切るようにしましょう。保存した日時をメモしておくと良いですよ。

電子レンジで素早く解凍!離乳食の再冷凍はNG

離乳食に使う卵を解凍するときには、菌の増殖を防ぐためにも電子レンジを使用しましょう。加熱しすぎると硬くなってしまうので、10秒ずつ、こまめに様子を見ながら解凍します。室温や冷蔵庫での自然解凍はNG!
また一度解凍したものの再冷凍は、衛生的にも好ましくありません。消化器官が未発達な赤ちゃんが食べる離乳食には細心の注意をはらい、安全第一の調理を心がけましょう。

離乳食のよくあるお悩みQ&A

離乳食のよくあるお悩みQ&A

Q. 離乳食をはじめて1カ月半ですが、なかなか食べてくれません。

A. 離乳食初期は、赤ちゃんが食べることに慣れる時期。嫌がるようなら無理に食べさせず、様子を見ましょう。母乳や育児ミルクと食事の間隔をあけ、おなかを空かせてから離乳食を与えたり、適度に運動をさせたりすることで食欲が増す場合もあります。

赤ちゃんの食べるペースには個人差があり、慣れるまでに時間がかかる赤ちゃんもいます。また、食材や調理法、味つけに変化を加えることで、赤ちゃんの好みが見つかることもありますよ。それでも変化が見られない場合は、スプーンの形や材質、容器の色や形を変えてみてください。

Q. 上手に「もぐもぐ、かみかみ」できているか心配。

A. まだ食べ物を消化吸収する力が弱い赤ちゃんは、食材をそのまま飲み込んでしまい、消化されずに出てくるケースも少なくありません。

離乳食の進み具合によって赤ちゃんのあごや舌の動きが発達してくるため、成長に合わせた形状にして食べさせてあげることが大切です。固さや形状が変わるときは、口に入れる量を少なめにするなど調節しましょう。

食べさせているときに「もぐもぐするよ」「かみかみしてみようね」と、ママ・パパがお手本を見せてあげるのも良い方法です。最初はうまくいかなくても、毎日楽しみながら食べる経験を積み重ねることによって、だんだん上手に食べることができるようになりますよ。

Q. 市販のベビーフードはどの程度活用すべき?

A. 赤ちゃんの栄養を考えて作られているベビーフードは、国が定めた乳児用の食品安全規格に基づいて作られています。賢く利用すればママ・パパの負担を減らすことも可能です。また、手作りの離乳食と併用することで食品数や調理のバリエーションが豊かになります。

一方で、ベビーフードだけで1食をそろえた場合、栄養素のバランスがとりにくかったり、製品によっては赤ちゃんの咀嚼機能に対して固すぎたり、柔らかすぎたりすることも。与える前に、ママ・パパが食べて固さなどを確認することをオススメします。

離乳期は、たくさんの食材や家庭の味と出会い、味覚が育まれる時期でもあります。ママ・パパが作る離乳食とベビーフードの両方の良い部分を取り入れてほしいと思います。

いかがでしたか?離乳食のはじめ方や月齢別の進め方を、専門家監修のもとにご紹介しました。楽しみな反面、不安も多い離乳食ですが、赤ちゃんの発育に合わせて「食べる力」をしっかり育んであげたいものですね。離乳期は、親子の関係を築く大切な時期。家族で食卓を囲みながら、赤ちゃんの健やかな成長を見守りましょう。

小山浩子さん
監修:小山 浩子(こやま ひろこ)
管理栄養士・料理家。フードビジネスコーディネーター。大手食品メーカー勤務を経て2003年フリーに。NHKをはじめ健康番組出演等、幅広く活動。これまでに指導した生徒は7万人以上に及ぶ。健康と作りやすさに配慮したオリジナルレシピを発信し続けている。特に子供向けの育脳レシピを数多く手がける。育脳に関する著書も多く、『目からウロコのおいしい減塩 乳和食』(主婦の友社)で2014年グルマン世界料理本大賞イノベイティブ部門世界第2位、2019年『やさしい、おいしい はじめよう乳和食』(日本実業出版社)で同大賞チーズ&ミルク部門世界第2位を受賞。その他『かしこい子どもに育つ!「育脳離乳食」』(小学館)など著書多数。2015年1月、日本高血圧協会理事に就任。育脳食のプロフェッショナルであり、メディアで話題の乳和食の開発者でもある。
小山浩子オフィシャルサイト

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