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公開日:2018年06月22日

5歳より前には始めたい!早期英語学習のメリットって?

5歳より前には始めたい!早期英語学習のメリットって?
子供の英語学習はいつから始めるべきでしょうか?
脳や聴覚の発達の観点でみると、生後すぐから5歳くらいまでの時期に英語学習を開始すれば大きなメリットがありそうです。

今回は、「子供の第二言語学習」に関するさまざまな研究を紹介し、英語学習を早く始めるメリットを明らかにしていきます。

参考:赤ちゃんの脳の無限の可能性について詳しくチェック!
生後約半年までユニバーサル脳 ~赤ちゃんの可能性は無限大~(前編)
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生後約半年までユニバーサル脳 ~赤ちゃんの可能性は無限大~(後編)
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赤ちゃんの脳の無限の可能性について詳しくチェック!

<目次>
早期学習なら”右脳”でも英語が身につく!
子供の母国語の能力は4歳から5歳までには基礎が固まる
子供の聴覚は5歳頃までに成人と同程度に発達する
英語学習スタートが早いほど、英語に触れるトータル時間は増える
まとめ:英語学習スタートの適齢期


早期学習なら”右脳”でも英語が身につく

早期学習なら”右脳”でも英語が身につく
子供と接していて「大人よりも覚えるのが早いな」と感じた経験のあるママ、パパも多いかと思います。
こうした感覚を裏付けるように、「子供は大人よりも外国語の習得が早い」「子供は成長するほどに言語処理能力は向上する」という学説があります。

アメリカの神経生理学者レネバーグは、1967年に「言語獲得の臨界期」説を発表し、言語獲得の臨界期は10~12歳前後であり、その時期を過ぎると急速に言語習得能力が衰えていくと主張しました。
そしてレネバーグの説を踏まえて「第二言語の習得度に習得した年齢の影響はあるのか」という研究が1989年に発表されています。

このように、言語学の世界では10歳くらいまでを臨界期と呼び、その時期までに第二言語学習を始めることを推奨する説があります。
では、大人と子供とで第二言語(外国語)学習のしかたにどんな違いがあるのでしょうか。答えは、子供の脳の中にあります。

脳の機能が左右に分かれないうちがチャンス

人間の脳は、右脳と左脳で処理する分野が異なります。生まれてから10歳頃までは脳が全体的に機能していますが、10歳頃を境に右脳と左脳とで役割がはっきりと分かれ始めます。
右脳・左脳それぞれの特徴についてみましょう。

右脳と左脳の機能

・右脳:全体的な認識に優れる。空間を把握し、位置関係や視覚・聴覚・嗅覚からものごとの全体像を捉える
・左脳:論理的思考に優れる。複雑な構造を順序立てて分析する。言語を司る「言語野」がある


このように、ある程度成長した人間の言語活動は主に左脳で行われています。
ところが、バイリンガルの脳の活動を調べたところ、何歳で言語を習得したかによって、次のような傾向が出てきていたのです。

・5歳くらいまでの早期バイリンガルは,第一言語をまず右脳で処理し,5歳頃になると意識活動を担う左脳で行う。第一言語と第二言語の両方を左脳の同じ部位を使って処理している。

・7歳以降に第二言語を学習した後期バイリンガルの場合,第一言語と第二言語を左脳の言語中枢の中でもそれぞれ別の部位で行っている。

5歳くらいまでに第一言語と第二言語を習得できれば,両言語は同じように処理され 母語話者レベルにまで上達するのです。
一方で、成人から英語学習したときに母語の訛りなどが残ってしまうのは、日本語を処理する脳の回路の上に重なる形で英語がインプット習得されていくためだとみられます。音韻や文法について第一言語と日本語の競合が起こってしまうと 上達が遅れ,最終到達度も子供より劣る結果になると考えられています。

参照:吉川 敏博(216)「第二言語習得における臨界期仮説再考」,『天理大学学報』68(243)

また、言語学の研究では生後~10歳くらいまでを言語習得の臨界期(Critical Period)と呼び、「臨界期は第二言語を習得するのに適している」とされています。また、ちょうど臨界期にあたる小学校での外国語の授業においては、歌やロールプレイ(簡単な演劇)、ゲームなどで右脳に訴えかける学習法が効果的だと言われています。
参照:Lenneberg, E.H. “Biological Foundations of Language” (1967)、
Curtain, H. & Pesola, C. “Language and children: Making the match” (1994)


子供の母国語の能力は4歳から5歳までには基礎が固まる

子供の母国語の能力は4歳から5歳までには基礎が固まる
言語学の世界では、10歳くらいまでを臨界期と呼び二言語学習を推奨していますが、心理学の世界にもよく似た「9歳の壁」という学説があります。

この研究によると、子供の母国語の能力は4歳から5歳までには基礎が固まり、さらに9歳までには言葉を聞き分ける能力も完成します。また、言語の背景にある文化にも順応できます。
例えば日本語を覚えることを通じて「日本的な考え方」「日本の文化」もともに理解し、9歳までには日本語と日本文化を理解した基礎ができあがる、というのです。

参考:J・ピアジェ 「児童心理学」(1966)

9歳の壁がさえぎるものは?

「9歳までに言語と文化を理解できる」とは良いことのようなのに、なぜ「壁」と表現したのでしょう。それは外国語の学習を始める時期が9歳より前か、それ以降かでは習得と理解力に大きな差を産み出すからです。

9歳より前の子供は好奇心が旺盛で、言語だけでなくその文化に対しても偏見をもたずに吸収しようとします。ところが、もう少し大きくなってから学習した場合、すでに身についた日本語との違いや考え方の違いが気になって、学ぶ上で少なからず支障が出る、といいます。

「9歳よりも前に始めればよい」ということではなく「9歳までに基礎の学習得を済ませるのが理想的」ということですから、もっと早い乳幼児期からスタートできるとなお期待できそうですね。


子供の聴覚は5歳頃までに成人と同程度に発達する

言葉を身につけることと聴覚には密接な関係があります。
日本人が英語を身につけにくい理由のひとつに、日本語と英語の「周波数の違い」があるのです。

人間の耳が聞き取れる周波数帯は、およそ20Hz(ヘルツ)から2万Hzまでといわれています。ただし、聞き取れる音でも、ふだんの生活でよく聞く周波数以外の音は正確に聞き分けられなかったり「重要ではない音=雑音」と認識したりすることがあります。

例えば「日本人が美しいと感じる虫の鳴き声を、多くの外国人は雑音と認識したり、なかなか聞き取れなかったりする」という話を聞いたことがありませんか?
この現象については、「虫の鳴き声は日本語の周波数域に近く、日本人の耳になじむので聞き取れるが、他のほとんどの言語の周波数からは遠い音なので、多くの外国の人々にとって雑音と感じるのだろう」と分析されています。

ここで日本語と英語(アメリカ英語)の周波数を確認しましょう。
・日本語:125~1,500Hz
・アメリカ英語:750~5,000Hz
このように、周波数で比べると重ならない部分が多くあることがわかります。日本語で育った人と英語で育った人とでは、聞き取りや聞き分けが得意な範囲・苦手な範囲がかなり異なることがわかります。

言語の聞き分けの基準は3~5歳でできあがる

言語能力の発達では、聴覚はとても重要なものです。聴力は出生時にはすでにかなり発達していて、4歳頃までには完成します。実際、5歳からは聴力検査には成人と同じ検査法を用います。身体が大人同様になるのはずっとあとですから、かなり早いことがわかりますね。

参考:常石秀市「感覚器の成長・発達」、バイオメカニズム学会誌 Vol. 32、 No. 2 (2008)

完成前後の3~5歳頃は、言語の聞き分け能力が非常に高い時期です。聞き分けるということは「重要な音を聞き取ること」だけでなく、「接する機会のない音の聞き取りをしなくなること」でもあります。
この時期に日本語のみに接していたならば、日本語の周波数から離れた音の聞き取りを重視しない「日本語耳」として聞き分け能力が形作られます。例えば、英語の” r ”と“ l ”の音の違いは、日本語だけに接している生活では触れる機会がなかなかないので、「聞き分けをする必要がない違い」と認識されます。

ですが、3~5歳の時期に英語に触れる機会を積極的に増やせたならば、日本語の周波数だけでなく英語の周波数の聞き分けにも優れた「英語耳」をもった子供に成長してくれるでしょう。


英語学習スタートが早いほど、英語に触れるトータル時間は増える

英語学習スタートが早いほど、英語に触れるトータル時間は増える

文部科学省は2020年度から小学校3・4年生の「外国語活動」として英語を必修化することを決定しました。それまで小学校5年生からであった外国語活動を2年早めるかたちです。

この決定については、たいてい「英語の授業の開始時期が早まった」「引き下げられた」と捉えられますが、早くなることで英語に触れる時間が「増えた」ことにも注目すべきでしょう。

とはいえ、日本の子供の英語学習時間はまだまだ足りないかもしれません。

日本人が実用的な英語を習得するには約2,000時間の学習が必要、と言われています。
2020年度以降の授業数で計算しても、小学校・中学校・高校の授業で英語を学習する時間はざっと1,060時間ほどですから、学校の授業では必要な学習時間の約2分の1しかカバーできません。
あとは大学での授業や学習塾、英会話スクール、そして独学で残りの1,000時間を積み上げることになります。
しかし、乳幼児期の時期から英語学習を始めておけば、就学前の時点で英語に触れる時間をコツコツと積み上げておくことができます。

英語学習に必要なトータルの時間は変わらなくても、早く始めることには大きなメリットがあるのです。

「お勉強」としてではなく遊び・楽しみとして英語に触れられる!

子供たちは成長するほど多忙になっていきます。
小学校に上がればクラブ活動や習い事、学習塾で、中学生になると本格的な部活動や試験勉強、受験勉強で放課後や週末のスケジュールはだんだんと埋まっていきます。人それぞれではありますが、成長とともにどんどん自由な時間は少なくなるでしょう。

ですが早期英語学習なら、まだまだたっぷり自由な時間をもっている子供のうちから英語学習を始められます。小さな子供向けの教材は歌や物語を楽しみながら英語に慣れ親しむことを目的としたものが多いこともポイントです。子供がみずから遊び道具として選びたがるような英語学習の教材であれば、子供の自由な時間に「勉強の時間」を義務づけることもなく英語学習の時間を増やせます。


まとめ:英語学習スタートの適齢期

脳の言語機能が左脳に偏ってくる10歳頃よりも前の「臨界期」に英語を学習し始めることで、子供は英語をスムーズに身につけられます。
言語の聞き分けの基準は3~5歳でできあがるため、3~5歳よりも前の時期に始めるとさらに良いでしょう。

何事にも好奇心旺盛で積極的に吸収しようとする子供は「英語学習の適齢期」の真っ只中にいます。英語に強い興味をもち、楽しんで身につけようとする子供に早期英語学習の機会を作り、一緒に学習しながら応援してあげてください。

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