シング・アロング

歌を歌うことに意味はあるか?

歌手の話じゃありませんよ

子どもに英語の歌を覚えさせることに意味はあるか?
っていう話です

結論から言うと

意味はある

派です

理由を書く前にまず、私のことを話さないといけないかなと思うんですよね
あ、興味ないって方は、ふーん歌って意味あるんだ、で終わっていいですよ

私、娘が小学生になるタイミングで働き始めたんですよ
ええ、英会話教室の先生として
すごくない?
DWEのおかげで話せるようになって、仕事に結びついちゃったの
詳しいことはさておき、生徒さんにも保護者さんにも発音がキレイだとほめていただけます
なぜでしょう!

これね、私が幼少期から洋楽聞いてたからだと思うんです

ざっくり端折って書くと、ものすごく変わり者の両親の影響で、家には洋楽しか流れない環境で育って、日本語の歌より先に英語の歌が耳に入ってた
両親共にそれにハマってるから、ライブとかフェスとか小さいときから行ってて、そんな音楽ばかりやってる人たちのコミュニティの中で育つ
ステージには4歳で立ち、英語の歌をひらがなで書かれた歌詞を丸暗記して歌った
わずかだけれどネイティヴのプロプレイヤーたちの来日コンサートにも連れて行かれた

これのおかげでたぶん、発音が衰えてない

要するに

英語のシャワーを浴びてた

この英語の歌詞をひらがなで書いてくれたのは母親なんだけど、例えば
In the states of West Virginia
っていう歌詞を
インザステイツオブウエストバージニア
って書かれちゃってたら私はこうなってないんだよね
だすてぃつおゔぉうぅぇすゔぁじぃにゃ
って書いてくれてたわけ

ある意味これが、私が発音よくても英語話者としてはバイリンガルになれていないところだと思うんだけど

つまりインプットの大事な過程である

耳から入ってた英語をかたまりで認識する

かたまりになっている英語を単語の集合体として認識する

単語ひとつひとつを独立して認識する

単語のつづりを認識する

っていうプロセスを一番最後まで一気にすっ飛ばしちゃったわけ

でも

歌うことでかたまりを意識するし、リズムに乗せるためにリンキングも身につける
歌うと息継ぎでブレスも身につけるし、強弱がつくからアクセントも身につく
歌うとき聞こえやすいように口を大きく開けるから、が鍛えられる

これ全部、英語の発音を維持するために必要なことなんですよね

日本語の音階に比べて、英語の音階は多く、私たち後天的な英語学習者が発音で苦労するのは主にそれが原因なのだとか

英語をキレイに発音するための顎と舌の発達ができていないってことなんですよね

だから子どもに英語の歌を歌わせることには意味があるわけ

だいたい歯並びが整うぐらいまでは歌う機会を持っていた方がよくて、歯学的には10歳~11歳ぐらいに顎の成長が完成するんだとか
それまでは顎を動かして、舌を動かして、英語の音階を保てるように意識しておくのがいいですね

DWEの歌は意外と複雑な歌が多いんですよね
スローテンポの歌ばかりなら発音も意識しやすいけれど、アップテンポの曲も多い!
Sing Along!を何度も聞いて、何周もして、歌詞のかたまりをいかに単語でバラバラにして聞き分けられるかというのは、この先のリスニング力にとても影響を与えていると思います

さらに洋楽は一音に対して歌詞が詰まる傾向もあるので顎も舌もよく鍛えられます

お子さんは今日も歌ってますか?

 

Limeの壁?-③

Limeの壁? 続編です。

①はこちら ②はこちら

前回までのお話で、子どもの精神的な成長面は必要だという話をしました。

そんな今回は、想像を知る、がテーマです。

旧TEのBook Lessonに一定数あった、自分について問われる問題は、この「想像を知る」という過程において重要な役割を持っていました

つまりBlueやGreenの世界観には自分が存在せずあくまでディズニーキャラクターたちがシチュエーションを楽しんでいるのと違い、Limeではあなたならどうする?と言われるためにそのシチュエーションに小さな自分を配さねばならないということです

想像をすることは実は簡単なようで難しい
僕なら私ならこうしたのに… という表現は自己を見つめるという重要な過程を含んでいます
つまり幼いながらも自己分析をしているということですよね

“If I were tall”

課題曲にもなっているこの曲が示すように、まだ背が高くないミッキーがバスケをする姿を想像し、憧れる場面は今この瞬間存在しない、しかし時間軸は繋がっている未来を想像して話している

もしミッキーがバスケにまったく興味がなかったらこの文は生まれなかったでしょう

あるいは違うスポーツになっていたかも

それでもいいんです
大事なことは自己主張があること
自己を見つめ、その上で未来を想像し、希望を言うこと
簡単なようでいて難しく、大人になればなるほどなかなかできませんね

 

子どもたちも大きくなるにつれて、そのようなことを口にすることを「恥ずかしい」と思うようになる子が多いですが
そもそもなぜ「恥ずかしい」と思うのでしょうね?

それはきっと、小さい子が言うようなことだと思っているから、ではないでしょうか

なぜ小さい子が言うようなことだと思っているのでしょう

経験として知っているから、がほとんどではないでしょうか
もちろん親戚や兄弟、近所の子たちが言ってるのを聞いたことがあるのかもしれませんが、それらを聞いてなお「恥ずかしい」と思えるのはなぜでしょうか

自分が言う姿を想像するからですね

つまり、口にしこそしないものの、我が子は一瞬、自分の中の小さな自分がそれを主張するのを想像したのです
そしてそれを「恥ずかしい」と感じたんです

そのためには、一度想像することが重要なのではないでしょうか

DWEのストーリーは日常生活に密接に関わるBlueやGreenのような世界から、サーカスや動物園といった非日常へと変化していきます
その切り替わりで必要なのは、日常から非日常への切り替わりが途切れないようにイメージすること
非日常空間であっても自らが関わる世界だと感じておくこと

そのための「あなただったらどうする?」なのだと私は思っています

だからこそLime以降はじっくり親子で絵を見ながら話を読みながら想像し、会話をするチャンス
他の絵本を読んでいても表現をアレンジして会話できそうですよ😏

If you were a (   絵本の役職    ), what do you want to do?

If you were (登場人物の名前), what will(would) you do?

テンポの速い日常会話はお子さんに追いつかなくなってきましたか?
大丈夫です
読書時間は親子の時間
ゆっくり読んだって英語で話しかけたっていいんですよ

“If I were tall”

疑問文にアレンジして、たくさん子どもに想像させて!

 

卒業までの道①

DWEを卒業し、ありがたいことにスカラシップBをいただきました。
娘の英語力はDWEが基礎になっています。
恩返しの気持ちを込めて、これまでの過程を書き残すことにしました。
誰かの役に立ったらいいなと思いながら。

娘の経過を改めて書いておくとこんな感じです。

2013年4月生まれ
2014年4月DWE開始←今回はここ!
2015年5月(2歳1ヶ月) Light Blue CAP
2015年12月(2歳8ヶ月) Blue CAP
2016年6月(3歳2ヶ月) Green CAP
2016年12月(3歳8ヶ月) Lime CAP
2017年9月(4歳5ヶ月) Yellow CAP
2018年7月(5歳4ヶ月) Pre Graduation1・2
2020年10月(7歳6ヶ月) Graduation

我が家は私がある計算をしてDWEを始めました。
以前書いたアレです。

2,000時間÷365日

私が働いていないのをいいことに1日6時間…もっとかも8時間、10時間?
朝起きると同時にCDスタート!
これは夜寝るまでエンドレスリピートです。
CDの音量はごはん中、おむつ替え中、入浴中は音を大きくし、遊んでいる間は音量を小さくする代わりにDVDをスタート。
DVDはPA、SA(鳥さんが出てくるversionだけ)、SPをランダムで、その時手に取ったディスクを1日エンドレスリピート。
途中からプレゼントDVDがこのルーティンに加わり、さらにZAM(Zippy and Me)が加わり、このおかげで親が飽きることが少なくなりました。
終了ごとに入れ替えるなんてめんどくさい(笑)慣れたら勝ち(笑)

この頃TACはほとんど使われることはなく、活躍していたのはマジックペンでした。
それも一定時間使ってないと自動で切れてしまうので地味に負担(笑)

この頃のお気に入りはPAとSA、踊るのが好きだったのか、曲がかかるとクネクネしていました。
インプットはまんべんなく
色を気にせず、Blueの翌日Yellowなんて使い方もしてました。SAならそれでもいいと思います。

PAはDVDをセットすると同時におもちゃは外に出しておくようにしました。
すぐ見つけられれば遊びますが、見つからなければ興味を失うからです。

教材交換の保証がありがたかった頃でした。
SPをかけるときは必ずBookを床置きしました。これ見よがしに開いておいて。
自分で探すことはできないので用意しておくんですね。
見てくれている時もあればそっぽ向いてる時もありますが、気にしません。
私ができることはやってる!という自己満足(笑)

DWEを始める前からTVを見ない家庭でしたが、DWEを始めてますます見なくなりました(笑)

1歳なんて食事中にゆっくりさせてくれる方が稀なので最初から一緒にしていません。
娘の食事中のBGMはDWE、私たちの食事中はPCから映画を見たり動画を見たり、そもそもくたびれててゆっくりそんなものを見る余裕もなかったかも(笑)

この頃に一生懸命歌を覚えました

よく歌ったのを列挙すると

  • “Hello”(PA)
    “Peek-a-Boo”(PA)
    “I Like to Take a Bath”(PA)
    “Hopping Bunny”(PA)
    “Play Along with Me!”(PA)
    “Look! Where? Over There!”(SA!1)
    “What Does a Duck Say?”(SA!1)
    “Look Up! The Sun Is Shining”(SA!2)
    “Clan-Up Time”(SA!2)
    “Yummy, Yummy Food”(SA!2)
    “Good Night”(SA!4)

こうして考えると、子どもに英語で声をかける代わりに歌っていたのだと思います。
次第に慣れて歌ではない形で語りかけができるようになりましたが、最初は歌頼みでした。
その意味でもDVDが活躍したと思います。

この頃はTEもListen Onlyだったので選曲も私。
それをいいことに上のリストを中心にリクエストしていたと思います。
このListen Onlyが地味にありがたくて、たまにアレンジしたりポップに歌ってくれたりする先生がいて、娘の反応を見ながら好みを探ることもできました😊
泣いてるのが負担で、笑っててもらえるとストレス軽減(笑)

DWEを始めてインプットインプットインプットの毎日。

そんな毎日が半年経った頃、ちょうど1歳半で参加した週末イベントが転機になります(続)

新一年生な子どもたちに

覚えてほしいもののひとつに、通学路がありますね。
集団登校があったとしても、やっぱり自分で覚えておいてほしいもの。
最近はGPSトラッカーを持たせるのも定番化してきましたが、子どもの成長のためにも覚えておいてほしいですよね。
ちなみにGPSトラッカー自体は子どもの寄り道等々で大活躍します(笑)

さてコロナ禍の折、集団登校を実施していた小学校でも取り止めるなど、これからの新一年生には緊張の続く日々となるかもしれません。
今まで親に手を引かれ、あるいは先生とバスに乗って登園していた幼稚園・保育園が、小学校には自分一人で歩いて向かわねばならないわけです。
もちろん例外になる方もおられるでしょうけれど。

さて、そんな時に大活躍するのはやっぱりこの曲!

Which Way?

そして

Green Is Go
今リニューアルされたものだと歌の内容変わってるみたい。”Green Means Go”になってるみたいですね。

私は娘が外遊びを楽しめるようになってから、この2曲を歌わなかった日はありませんでした。
今回は主にWhich Way?についてのお話です。

 

Which Way?は一見単純な繰り返しの歌に聞こえ、親心に飽きる曲でもあります。

でも同時に子どもたちはインプットしやすい曲なのです。

この曲を使って通学路を覚えられると、なんとなんと

1.右・左がわかるようになる
2.通学路でDWEの曲が脳内再生される(アウトプット時間に!)
3.道順を覚えることで順序立てて物事を考える思考力が育つ

こんなに相乗効果があるんですね!

特に最後の、順序立てて物事を考える思考力
これ、要するに
プログラミング能力🤯

そうなんです。
小学校に導入されるプログラミングのねらいはこれ。

物事を「順序立てて」考えると、序数が重要になってきます。

First, Second, Third…というやつですね。

これ、日本語に置き換えて考えてみてください。

まず、そして、さいごに

国語の説明文に出てくる超頻出接続詞です。

こんなに大事な要素がたくさん詰まっているWhich Way?歌わない手はないのです♡

じゃあ具体的にどうしたら?

Which Way?
Should we go?

このフレーズを歌いながら、(通う予定の小学校、よく行くスーパー、歩いて行ける習い事教室、最寄り駅、近くの公園、図書館)へ実際に歩いてみましょう。

ポイントは大きく次のふたつです。

1.方向を考えさせる時、お子さんの視線を実際にその方向に向けさせること!(例えば右なら身体ごと右に向けましょう、親もその方向を見ましょう)

2.子どもが間違えても訂正せず、言われた通りの道に行くこと。

間違った方向に来たことに子どもが気づいたら、どこで間違ったかな?と来た道を戻りましょう。
曲がり角では必ず立ち止まり歌っていれば子どもが気づきます。

そしてこの歌詞、サラッと歌えますがなんとLimeのshouldが含まれているんですよね。
歌いながら助動詞もインプットできちゃうなんて、なんてお得ソングなのか!

歌うのが難しければ携帯に音源を入れて、流しながら歩いてもいいですね。

新一年生の通学路の場合はなるべく後ろをついていくようにして、子どもに考えさせると効果的です。
誰かの背中を、誰かに手を引かれて覚えた道はあてになりません。
緊張しようが怖かろうが、後ろに親がいるうちに経験しちゃった方がいいわけです。

決まった通学路を歩くことはとても重要視されますが、違う道を通ったら即迷子というのも困ります。
そこで、周辺の拡大地図を見せ、実際に歩いた道を辿ってみることもおすすめです。
最終的に俯瞰でおさらいすることで、地図の読める子に育てていくわけですね。
ちなみに私は地図が読めない女なのでこれが意外と難しく、存外娘がはりきりました(笑)

通学路を覚えるまでに何度か歩くことがあるでしょう。違う道を通ってみて、新しいルートを発見しておくのも危機管理としては有効です。

頭の中にWhich Way?が常に鳴るように、小声ででもつぶやきながら通学路を歩けば、そこはもうアウトプットの場です。

語りかけできません!

しなくても問題ありません。

ええ、キッパリ言いますけど、しなくても大丈夫です。

でも頭の片隅に常に置いておくべきことがあります。

英語はコミュニケーションツール

知ってるわ!

では、コミュニケーションってなんでしょう?

私たちは日常的にコミュニケーションって言いますけれど、具体的には「何をどうする」ことがコミュニケーションになるんでしょう?

私はこう考えています。

相手に伝えたいと思うことを相手に伝わる言語を用いて相手にわかるように話す力」

そしてこれは相互的に作用するべき力です。

つまり、コミュニケーションには相手が不可欠!

手っ取り早く相手になれるのが家族なので「語りかけ」を重要視されますが、別に親兄弟でなくてもお友達でも「相手」になるならコミュニケーションは成立すると言えるのではないでしょうか。

さて、この前置きを経て本題に入ります。

「語りかけは必須ではない」

今「相手」が不可欠と言った舌の根も乾かぬうちに(笑)

語りかけに代わるものを私たちはすでに持っています。

そう

歌!

語りかけに挑む前に、「歌いかけ」やってみませんか?

子どものためにPA!やSA!を覚えられたアナタはもう英語ダメではありません。
立派にお子さんの「相手」になれています。

歌いかけの基本はシチュエーションに合いそうな歌をピックアップして練習するだけです。
面倒ですか?
じゃあサビから始めましょう
子どものころ、母親についてスーパーで買い物する時、いつもかかってる流行りの曲、サビだけ歌えませんでしたか?
日本語の歌を覚えるときだって、最初はそこから始まります。キャッチーなフレーズ、音階、繰り返しの平易さ…

どれもちゃんと持っています。

I like to take a bath

なんてキャッチーな上にこれだけで成立する立派な声かけです。

起きたらまず
Good Morning
Hello
The Alarm Song
↑この辺は好みやお子さん含めた家庭環境が影響しやすい部分かもしれませんね

お天気がいい日は
Look Up! The Sun Is Shining!
When the Sky is Blue

お出かけ時のちょっとした遊びに
Hopping Bunny
Busy, Buzzing Bee

定番どころの遊びもありますが、我が家で比較的ヒットしていたのは、電車を待つホーム
電車がゆっくり入ってくるところを
Pull, Pull, Pull the train
と囁くと大笑いしてくれました。

買い物時には
What Should I Buy?
(circusのところをmarketと変えると雰囲気も良く音数も変わらないので楽ちんです)

寝る前には
Good Night

歌を覚える=全部
と考えなくても、フレーズ抜き出しで真似るだけで十分語りかけになります。

そう考えると、ハードルは低くなりませんか?
そう考えると、SA!やPA!を聞くとき集中しませんか?
子どもは親の顔を見ています。集中して聞いている横顔を見て真似て真剣な顔を作っていることもあるかも(笑)

それもまた、微笑ましい思い出ですよね!

【子ども英語タイムズ】YouTubeのかけ流し

まず関連記事はこちら

記事を一部引用させていただきますね。

子供向けのYouTubeのチャンネルには、外国でアップされた動画もあります。外国で作られた動画は、ネイティブの音声を聞きながら見ることができるので、よい英語学習にもなります。学習や勉強というと堅苦しいイメージがありますが、YouTubeの動画を使って英語に触れると、子供が普段遊んでいるときに英語を楽しく学べますよ。しかも、YouTubeは無料で利用できるので、お金をかけずに子供の英語学習をサポートすることができます。

お金をかけずに…というのは非常に心揺さぶられますよね。

うちもDWEを始めるまではYouTubeのチャンネルにお世話になってました。
でも英語育児を進めてこられた方は知っていると思います。

歌を覚えても話せるようにはならない

この言い方は正確じゃありませんね。
正確には

歌を覚えてもバイリンガルにはなれない
この場合のバイリンガルとは、第二言語として英語を習得し、第一言語と同程度あるいは英語圏の人と対等に会話出来る程度の英語力を兼ね備えた人、という解釈です。

歌から学べることは多いのは確かです。
かけ流し効果は当然得られます。
でも話せるようになるためには言葉を紡げないといけません

それすなわち、丸覚えでは限界だということです。

歌なら替え歌が出来ないといけない、替え歌を出来るためには歌詞が聞き取れないといけない、歌詞が聞き取れるためには単語がわからないといけない、単語がわかるためには知らないといけないetc……
突き詰めると歌だけでは限界があるのです。

私自身がまさに洋楽好きの両親に育てられ、洋楽をかけ流しされてきた存在です。
ある程度は話せます。
そう、学校英語をきちんと学び、学んだものを使いこなせる程度には話せます。
あえて言うなら優等生英語でしょう。
しかし英会話となるとそうはいきません。聞き取れる力に加えて話せる力=文章構成力が求められます

会話力は歌だけでは身につきません。
ただ、言葉にはメロディがあります。それらを体感するのに歌は効果的です。
私たちも赤ちゃんの頃、母親に子守唄を歌ってもらったことがあるように、幼稚園や保育園で童謡を習うように、歌を通じて言葉を知ることは出来るのです。
問題は、それらの言葉を歌を離れても扱えるかどうかという点でしょう。

ちょうどSA!にSpoken versionがあるように、メロディに乗せられていると気づきにくい表現をしっかり学べる機会があればなおいいなぁと思っていたのですが…

今、現在の娘が、YouTubeの歌を聞いて正確に聞き取って私に歌詞を教えてくれるようになってきました。
英語耳が育てば自分でSpoken versionを作れる!!

これは思わぬ収穫でした♡

YouTubeにある子供向け動画にはそういう「気づき」をくれる側面があるかもしれませんね。

 

当たり前にあるもの

今日はCDについてです。

うちでは今SAS(Story And Songs)を毎日日替わりでかけています。
かけているのは1日中。
もちろん幼稚園に行っている間は止めていますが、帰宅後寝るまでずっとついています。

目指したのはBGM化!

ついていてもいなくても変わらないぐらいでいい

ついているのが嫌にならなければいい

常に流れている状況を当たり前として受け入れてくれればいい

そういう発想でかけています。
だから音量も小さめ、DVDを見ていても消しません。
本を読んでいてもそのままです。

英語が好きとか嫌いとかじゃなくて、ただそこにあるもの。

わが家が目指す英語育児の環境は、当たり前にあるもの、です。

埋もれている教材はダメ元で使ってみましょう。
効果がすぐに見えてこなくてもしばらく使ってみましょう。
拒否されなかったら十分という気持ちで導入しましょう。

そして受け入れてくれたら、ひそかにガッツポーズしましょう( ´ω`)b

うちではSASがほぼ日替わりで入れ替えられています。
1~12をかけおわったら、SA!のSpoken Versionをかけています。

Bedtime Reviewは寝る前の寝室にBluetoothスピーカーで飛ばしてかけています(コンポは子ども部屋にしかないのです)。

Bluetoothスピーカー、とても優秀で便利です。スマホにDWEの音源さえ入れておけばどこにでも持っていけます!

わが家では主にお風呂でのかけ流しのために防水スピーカーとして取り入れています。

 

 

 

わが家で仕事をしてくれているのはこの子です。

でもコンパクトでどこにでも持っていけるので、公園でのストライダー遊びにもストラップでハンドルにひっかけています。
オススメです♡
ちなみに…スマホの充電をガツガツ食べていくので、長時間外で使う際はモバイルバッテリーの持参をご覚悟!

これからどんどん暖かくなって公園遊び、ピクニック、動物園など、外出が増えてきますね♡
お供にあると、外に出たらインプットできない…なんて悩みがなくなります!