プレイ・アロング

PA!(Play Along)の底力

PA!通称Play Along

DWEユーザーにはおなじみのフロギー(Froggy)とバニー(Bunny)に会えるDVDです。
リニューアルされて、全体的に映像が綺麗になった…そうです(旧教材ユーザーなので知らないんだよね)

PA!はBaby向け

って思ってる人実は多いんだけど、私はこれは違うと思っていて。

Baby向け=見せるだけ

って考えちゃうとこの教材の価値って半減しちゃうとさえ思っています。

PA!は親向け教材

持論ですが、私はこう思っています。
ただこう謳うと買わない人も多いんだろうなぁ。
子どものためにはお金出せるけど自分のためにはお金を出し渋るのが親の心理かもしれません(笑)
うちもそうだしね。
でも、今小学生になった娘を見て、赤ちゃんだったころを思い出して、あのてんやわんやの日々を思い出して、つくづく思うことがあります

PA!は迷える親子を救ってくれる教材だ

おぼろげな知識と周りからの意見で「赤ちゃんにはこういうものがいい」「赤ちゃんの発達にはこういうものがいい」「赤ちゃんの知育教育にこういうおもちゃを」なんて情報があふれているから、自分で選んだつもりでも誰かの示唆を受けているのが実情でしょう

PA!には赤ちゃんの好きなクシャクシャガラガラ布のやわらかさも色彩識別のためのビビットな色使いも両手いっぱいに掴む大きなボールも指にはめるパペット耳に優しい音楽もすべて揃っています

過不足ない、とまでは言いません
でも、こういうのがあるといいのよーと言われる物のほとんどを揃えているという点で安心感が違います

私たちは第一子が生まれたとき初めて親を経験します
もちろん年の差兄弟だとか従兄弟の世話をやってたとかいろんな経験値を持っている人たちはいるでしょう
それでも
親と兄弟はやっぱり違う
出産のつらさも大変さも、その時の痛みも、生まれる喜びも、腕の中に抱くあまりにも頼りない命も
そこで初めて実感します
そしてそれと同時に、このコミュニケーションのまったく取れない小さな生き物を大きくしていく責任を負うのです
いやーきつい!
だから迷うし失敗するんですよね
たぶん、自分は完璧な親だ、過不足なく子供を大きくした!なんて言いきれる人がいたらそれはおそらく勘違いです
どうしたらいいのか、わからないことが多い中、それでもせっかくこの世に生まれたのだから、楽しい嬉しいという気持ちを持っててほしい、そして親になってよかったと思いたい
そういう気持ちを満たせるのはやっぱり親子での遊びでしょう
寝不足を抱えて育てている乳児期、笑ってくれると疲れがふっとぶ
その幸せを得られる教材としてPA!はかなりの範囲を網羅していると思うのです

その意味で

PA!って最高だと思っています

ちなみに、子供とどう遊んでいいかわからない、という親御さんはお手本がないから遊べない人が多いそうです
お手本?
DVDがあるじゃない!!


PA!ってすごいと思いません?

 

卒業までの道①

DWEを卒業し、ありがたいことにスカラシップBをいただきました。
娘の英語力はDWEが基礎になっています。
恩返しの気持ちを込めて、これまでの過程を書き残すことにしました。
誰かの役に立ったらいいなと思いながら。

娘の経過を改めて書いておくとこんな感じです。

2013年4月生まれ
2014年4月DWE開始←今回はここ!
2015年5月(2歳1ヶ月) Light Blue CAP
2015年12月(2歳8ヶ月) Blue CAP
2016年6月(3歳2ヶ月) Green CAP
2016年12月(3歳8ヶ月) Lime CAP
2017年9月(4歳5ヶ月) Yellow CAP
2018年7月(5歳4ヶ月) Pre Graduation1・2
2020年10月(7歳6ヶ月) Graduation

我が家は私がある計算をしてDWEを始めました。
以前書いたアレです。

2,000時間÷365日

私が働いていないのをいいことに1日6時間…もっとかも8時間、10時間?
朝起きると同時にCDスタート!
これは夜寝るまでエンドレスリピートです。
CDの音量はごはん中、おむつ替え中、入浴中は音を大きくし、遊んでいる間は音量を小さくする代わりにDVDをスタート。
DVDはPA、SA(鳥さんが出てくるversionだけ)、SPをランダムで、その時手に取ったディスクを1日エンドレスリピート。
途中からプレゼントDVDがこのルーティンに加わり、さらにZAM(Zippy and Me)が加わり、このおかげで親が飽きることが少なくなりました。
終了ごとに入れ替えるなんてめんどくさい(笑)慣れたら勝ち(笑)

この頃TACはほとんど使われることはなく、活躍していたのはマジックペンでした。
それも一定時間使ってないと自動で切れてしまうので地味に負担(笑)

この頃のお気に入りはPAとSA、踊るのが好きだったのか、曲がかかるとクネクネしていました。
インプットはまんべんなく
色を気にせず、Blueの翌日Yellowなんて使い方もしてました。SAならそれでもいいと思います。

PAはDVDをセットすると同時におもちゃは外に出しておくようにしました。
すぐ見つけられれば遊びますが、見つからなければ興味を失うからです。

教材交換の保証がありがたかった頃でした。
SPをかけるときは必ずBookを床置きしました。これ見よがしに開いておいて。
自分で探すことはできないので用意しておくんですね。
見てくれている時もあればそっぽ向いてる時もありますが、気にしません。
私ができることはやってる!という自己満足(笑)

DWEを始める前からTVを見ない家庭でしたが、DWEを始めてますます見なくなりました(笑)

1歳なんて食事中にゆっくりさせてくれる方が稀なので最初から一緒にしていません。
娘の食事中のBGMはDWE、私たちの食事中はPCから映画を見たり動画を見たり、そもそもくたびれててゆっくりそんなものを見る余裕もなかったかも(笑)

この頃に一生懸命歌を覚えました

よく歌ったのを列挙すると

  • “Hello”(PA)
    “Peek-a-Boo”(PA)
    “I Like to Take a Bath”(PA)
    “Hopping Bunny”(PA)
    “Play Along with Me!”(PA)
    “Look! Where? Over There!”(SA!1)
    “What Does a Duck Say?”(SA!1)
    “Look Up! The Sun Is Shining”(SA!2)
    “Clan-Up Time”(SA!2)
    “Yummy, Yummy Food”(SA!2)
    “Good Night”(SA!4)

こうして考えると、子どもに英語で声をかける代わりに歌っていたのだと思います。
次第に慣れて歌ではない形で語りかけができるようになりましたが、最初は歌頼みでした。
その意味でもDVDが活躍したと思います。

この頃はTEもListen Onlyだったので選曲も私。
それをいいことに上のリストを中心にリクエストしていたと思います。
このListen Onlyが地味にありがたくて、たまにアレンジしたりポップに歌ってくれたりする先生がいて、娘の反応を見ながら好みを探ることもできました😊
泣いてるのが負担で、笑っててもらえるとストレス軽減(笑)

DWEを始めてインプットインプットインプットの毎日。

そんな毎日が半年経った頃、ちょうど1歳半で参加した週末イベントが転機になります(続)

語りかけできません!

しなくても問題ありません。

ええ、キッパリ言いますけど、しなくても大丈夫です。

でも頭の片隅に常に置いておくべきことがあります。

英語はコミュニケーションツール

知ってるわ!

では、コミュニケーションってなんでしょう?

私たちは日常的にコミュニケーションって言いますけれど、具体的には「何をどうする」ことがコミュニケーションになるんでしょう?

私はこう考えています。

相手に伝えたいと思うことを相手に伝わる言語を用いて相手にわかるように話す力」

そしてこれは相互的に作用するべき力です。

つまり、コミュニケーションには相手が不可欠!

手っ取り早く相手になれるのが家族なので「語りかけ」を重要視されますが、別に親兄弟でなくてもお友達でも「相手」になるならコミュニケーションは成立すると言えるのではないでしょうか。

さて、この前置きを経て本題に入ります。

「語りかけは必須ではない」

今「相手」が不可欠と言った舌の根も乾かぬうちに(笑)

語りかけに代わるものを私たちはすでに持っています。

そう

歌!

語りかけに挑む前に、「歌いかけ」やってみませんか?

子どものためにPA!やSA!を覚えられたアナタはもう英語ダメではありません。
立派にお子さんの「相手」になれています。

歌いかけの基本はシチュエーションに合いそうな歌をピックアップして練習するだけです。
面倒ですか?
じゃあサビから始めましょう
子どものころ、母親についてスーパーで買い物する時、いつもかかってる流行りの曲、サビだけ歌えませんでしたか?
日本語の歌を覚えるときだって、最初はそこから始まります。キャッチーなフレーズ、音階、繰り返しの平易さ…

どれもちゃんと持っています。

I like to take a bath

なんてキャッチーな上にこれだけで成立する立派な声かけです。

起きたらまず
Good Morning
Hello
The Alarm Song
↑この辺は好みやお子さん含めた家庭環境が影響しやすい部分かもしれませんね

お天気がいい日は
Look Up! The Sun Is Shining!
When the Sky is Blue

お出かけ時のちょっとした遊びに
Hopping Bunny
Busy, Buzzing Bee

定番どころの遊びもありますが、我が家で比較的ヒットしていたのは、電車を待つホーム
電車がゆっくり入ってくるところを
Pull, Pull, Pull the train
と囁くと大笑いしてくれました。

買い物時には
What Should I Buy?
(circusのところをmarketと変えると雰囲気も良く音数も変わらないので楽ちんです)

寝る前には
Good Night

歌を覚える=全部
と考えなくても、フレーズ抜き出しで真似るだけで十分語りかけになります。

そう考えると、ハードルは低くなりませんか?
そう考えると、SA!やPA!を聞くとき集中しませんか?
子どもは親の顔を見ています。集中して聞いている横顔を見て真似て真剣な顔を作っていることもあるかも(笑)

それもまた、微笑ましい思い出ですよね!