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Yellowが担うもの①

前回までのお話で、LimeとYellowが担う重要な英語表現について話してみました。
その中で子どもの精神的な成長面は必要だという話をしました。

Limeの壁については   

今回からはYellowについて話してみたいと思います

 

Yellowって実はとんでもなくよくできていると私は常々思っています

なぜって、急に怒涛のふりかえりが始まるんです!
それもBlueやGreenなど、懐かしいあの場面がたくさん!
それも、過去形で

まず最初に学ぶのは単純な過去形

ここで身につけたいのはやはり

単語のスペルとしての違い
発音としてed音を聞き取れる耳づくり

この2点でしょう

どういう時に使ってるの?
どんなふうに使ってるの?

違いを見分けるためには、いかにBlueやGreenの表現が身についているかで決まります
あ、でも焦らずに!
多少抜け落ちていて当たり前です
これはむしろ定着のチャンス!
違いを見つけようとばかりにBlueやGreenをふたたび見せて、確実に身につけてもらうのです😁

たまに、ご兄弟ご姉妹が生まれたことをきっかけに、兄姉が下のお子さんに合わせてBlueやGreenを見ていることがありますが、これは図らずも結果としてとてもいい復習になってますよね
たぶん彼、彼女たちはYellowになっても振り返りがほぼいらないでしょう🤔
あ、だからといっていきなりBlueやGreenに明日から戻ろう!なんてやらないこと
これはあくまで一例
それぞれの家庭環境に教材を合わせていくのがDWEです
やり方は十人十色ということは忘れずに😌

 

歌を歌うことに意味はあるか?

歌手の話じゃありませんよ

子どもに英語の歌を覚えさせることに意味はあるか?
っていう話です

結論から言うと

意味はある

派です

理由を書く前にまず、私のことを話さないといけないかなと思うんですよね
あ、興味ないって方は、ふーん歌って意味あるんだ、で終わっていいですよ

私、娘が小学生になるタイミングで働き始めたんですよ
ええ、英会話教室の先生として
すごくない?
DWEのおかげで話せるようになって、仕事に結びついちゃったの
詳しいことはさておき、生徒さんにも保護者さんにも発音がキレイだとほめていただけます
なぜでしょう!

これね、私が幼少期から洋楽聞いてたからだと思うんです

ざっくり端折って書くと、ものすごく変わり者の両親の影響で、家には洋楽しか流れない環境で育って、日本語の歌より先に英語の歌が耳に入ってた
両親共にそれにハマってるから、ライブとかフェスとか小さいときから行ってて、そんな音楽ばかりやってる人たちのコミュニティの中で育つ
ステージには4歳で立ち、英語の歌をひらがなで書かれた歌詞を丸暗記して歌った
わずかだけれどネイティヴのプロプレイヤーたちの来日コンサートにも連れて行かれた

これのおかげでたぶん、発音が衰えてない

要するに

英語のシャワーを浴びてた

この英語の歌詞をひらがなで書いてくれたのは母親なんだけど、例えば
In the states of West Virginia
っていう歌詞を
インザステイツオブウエストバージニア
って書かれちゃってたら私はこうなってないんだよね
だすてぃつおゔぉうぅぇすゔぁじぃにゃ
って書いてくれてたわけ

ある意味これが、私が発音よくても英語話者としてはバイリンガルになれていないところだと思うんだけど

つまりインプットの大事な過程である

耳から入ってた英語をかたまりで認識する

かたまりになっている英語を単語の集合体として認識する

単語ひとつひとつを独立して認識する

単語のつづりを認識する

っていうプロセスを一番最後まで一気にすっ飛ばしちゃったわけ

でも

歌うことでかたまりを意識するし、リズムに乗せるためにリンキングも身につける
歌うと息継ぎでブレスも身につけるし、強弱がつくからアクセントも身につく
歌うとき聞こえやすいように口を大きく開けるから、が鍛えられる

これ全部、英語の発音を維持するために必要なことなんですよね

日本語の音階に比べて、英語の音階は多く、私たち後天的な英語学習者が発音で苦労するのは主にそれが原因なのだとか

英語をキレイに発音するための顎と舌の発達ができていないってことなんですよね

だから子どもに英語の歌を歌わせることには意味があるわけ

だいたい歯並びが整うぐらいまでは歌う機会を持っていた方がよくて、歯学的には10歳~11歳ぐらいに顎の成長が完成するんだとか
それまでは顎を動かして、舌を動かして、英語の音階を保てるように意識しておくのがいいですね

DWEの歌は意外と複雑な歌が多いんですよね
スローテンポの歌ばかりなら発音も意識しやすいけれど、アップテンポの曲も多い!
Sing Along!を何度も聞いて、何周もして、歌詞のかたまりをいかに単語でバラバラにして聞き分けられるかというのは、この先のリスニング力にとても影響を与えていると思います

さらに洋楽は一音に対して歌詞が詰まる傾向もあるので顎も舌もよく鍛えられます

お子さんは今日も歌ってますか?

 

発音って大事なの?

ネイティヴに通じる英語とは?

私は、舌足らずだとしても通じているならそれは話せていると言えるし、通じていないならそれはどんなに発音がよくても話せているとは思えません

話すというのはコミュニケーションをとるということ

お互いの言葉を聞き取って会話に出来ているかが基準です

例えば金銭を介するサービスの場面においては、サービスを受ける側と提供する側は精神的に対等ではない場合が多いですね
受ける側は提供する側の歩み寄りに金銭を上乗せしているところが大いにあると私は思っています
安ければ安いほど提供される内容は制限がかかり、それは直接提供する人自身の歩み寄りにも波及するものでしょう
だから日本語が通じる外国のホテルは高いものだし、その分サービスが手厚い
こちらが日本語やカタコトの英語で話しかけても汲み取れるスタッフがいるように

ここに存在するコミュニケーションは決して対等ではないと私は考えています
それでもそこで使える英語を話せることは価値があるでしょうけれど

でも私は、子どもに対等なコミュニケーションを成立させたくて英語育児を始めたのです
そのためには発音正確なセンテンスのどちらかは備わっていないと通じない
通じるとしても対等ではないと感じています
子どもは大人よりずっと素直で、自分とシンパシーの合う子と仲良くなります
そのシンパシーを感じる基準のひとつに言語があると思うのです
コミュニケーションとしては一番素直でスタンダードな方法ですからね

私は海外経験がなく、帰国子女でもなく、両親は日本人です
学校英語を習得しただけです
英語は嫌いではありませんでしたし得意でした
周りからも先生からも英語ができる人と認識されてきました
でも私には聞き取れない単語や意味のわからない単語がとても多くて難しい
まして大人になって以降はさらに覚えも悪い
ですから、私が対等なコミュニケーションを取るのは難しい
どうしても相手に歩み寄りをお願いすることになります
その場合私のためにカタコトでブロークンな英語を聞き取り、理解し、会話をしてもいいと思える何かがないと無理でしょう

娘が英語をやるからにはここで終わらせたくない

DWEを始めるとき思ったことです

私たち日本人が後天的に英語を習得すると、基本的にその発音は悪いものです
少なくとも耳から育った母国語方式の子どもたちには遥か及びません
でも私たちが正しいセンテンスを話せればネイティヴは意味を汲み取ってくれます
後天的に英語を習得した日本人は往々にしてネイティヴに助けられてコミュニケーションを取っているのですね

ピンとこないかたは英語と日本語を入れ替え、日本人を外国人になぞらえてみてください
後天的に日本語を習得した外国人は往々にしてネイティヴに助けられてコミュニケーションを取っている
そうでしょ?
カタコトの日本語で道を聞かれても私たちは尋ねたいことを理解して答えることができるわけです

なぜでしょうか?

それは、私たちの語彙力に外国人が使おうとした単語と一致するものがあるからです

同じことを通用させるためには、語句の使い方を正しく扱うか、語句の発音を正確に発するか、を求められます

私は発音ってすごく大事だと思っています

だから、耳からのインプットは本当に本当にすごく大事なステップです
読めることより聞けることの方が相手にとってはずっと役立つ
聞く・話す、はコミュニケーションを取るために一番簡単な方法なんですもの

 

今はまだ、舌足らずな発音に微笑ましいと笑ってられる

いえ、今だからこそ満喫しておきたい
そして記録に残しておきたい
それは、いつかネイティヴのような発音でペラペラ話す我が子を見て
幼いあの頃の舌足らずな英語を思い出して
本当の意味で微笑ましく見返すためなのです

 

Limeの壁?-③

Limeの壁? 続編です。

①はこちら ②はこちら

前回までのお話で、子どもの精神的な成長面は必要だという話をしました。

そんな今回は、想像を知る、がテーマです。

旧TEのBook Lessonに一定数あった、自分について問われる問題は、この「想像を知る」という過程において重要な役割を持っていました

つまりBlueやGreenの世界観には自分が存在せずあくまでディズニーキャラクターたちがシチュエーションを楽しんでいるのと違い、Limeではあなたならどうする?と言われるためにそのシチュエーションに小さな自分を配さねばならないということです

想像をすることは実は簡単なようで難しい
僕なら私ならこうしたのに… という表現は自己を見つめるという重要な過程を含んでいます
つまり幼いながらも自己分析をしているということですよね

“If I were tall”

課題曲にもなっているこの曲が示すように、まだ背が高くないミッキーがバスケをする姿を想像し、憧れる場面は今この瞬間存在しない、しかし時間軸は繋がっている未来を想像して話している

もしミッキーがバスケにまったく興味がなかったらこの文は生まれなかったでしょう

あるいは違うスポーツになっていたかも

それでもいいんです
大事なことは自己主張があること
自己を見つめ、その上で未来を想像し、希望を言うこと
簡単なようでいて難しく、大人になればなるほどなかなかできませんね

 

子どもたちも大きくなるにつれて、そのようなことを口にすることを「恥ずかしい」と思うようになる子が多いですが
そもそもなぜ「恥ずかしい」と思うのでしょうね?

それはきっと、小さい子が言うようなことだと思っているから、ではないでしょうか

なぜ小さい子が言うようなことだと思っているのでしょう

経験として知っているから、がほとんどではないでしょうか
もちろん親戚や兄弟、近所の子たちが言ってるのを聞いたことがあるのかもしれませんが、それらを聞いてなお「恥ずかしい」と思えるのはなぜでしょうか

自分が言う姿を想像するからですね

つまり、口にしこそしないものの、我が子は一瞬、自分の中の小さな自分がそれを主張するのを想像したのです
そしてそれを「恥ずかしい」と感じたんです

そのためには、一度想像することが重要なのではないでしょうか

DWEのストーリーは日常生活に密接に関わるBlueやGreenのような世界から、サーカスや動物園といった非日常へと変化していきます
その切り替わりで必要なのは、日常から非日常への切り替わりが途切れないようにイメージすること
非日常空間であっても自らが関わる世界だと感じておくこと

そのための「あなただったらどうする?」なのだと私は思っています

だからこそLime以降はじっくり親子で絵を見ながら話を読みながら想像し、会話をするチャンス
他の絵本を読んでいても表現をアレンジして会話できそうですよ😏

If you were a (   絵本の役職    ), what do you want to do?

If you were (登場人物の名前), what will(would) you do?

テンポの速い日常会話はお子さんに追いつかなくなってきましたか?
大丈夫です
読書時間は親子の時間
ゆっくり読んだって英語で話しかけたっていいんですよ

“If I were tall”

疑問文にアレンジして、たくさん子どもに想像させて!

 

かけ流しって意味あるの?

英語育児で呪文のように言われるかけ流しについて、ちょっと考えてみましょう

まずは定説をおさらいしましょう

子どもが集中できる時間は、未就学児~小学校低学年の場合は「年齢プラス1分」程度、高学年から中学生でも「15分」ほどといわれています。

えっ、じゃあうちの子は4歳だから…5分なの?!

はい、間違いです

何が間違ってるってかけ流しの目的と活用法を間違っているわけです
よくこれを定説だと言って「かけ流しに意味はない!」とCDをかけるのをやめる人がいるのですが、私から言わせれば

やってから言え

( ´艸`)

ま、それは冗談として

かけ流している曲そのものに意味を見出すから迷うのです

じゃあかけ流しは何のため?

かけ流しはBGMです
ふとした瞬間に耳に入ればいいもので、あくまでその使用目的は「流れて当たり前の環境づくり」にあります

だから

  • 音量は小さくていい
    聞こえてなくていい
    興味を持ってなくていい
    止めなくていい

この4原則を頭に置いておきましょう

 

さて、大人な皆様、自らに置き換えてみてください

例えばレストランやカフェでBGMがかかっていますね
このBGMに特別興味を持って真剣に聞いている方おられますか?
いつ興味を持って聞きますか?
なぜ興味を持って聞きましたか?

答えを考えておいてくださいね

 

 

 

さぁ答え合わせしましょう

このBGMに特別興味を持って真剣に聞いている方おられますか?

レストランやカフェに行って、ただただ音楽を聴いている人…いないでしょ?

目的が違いますからね

いつ興味を持って聞きますか?

手を止めたとき、ではないですか?
食事を終えた時、注文を終えた時、席について運ばれるのを待っている時などなど
あなたがボーっとしているとき聞いているはずです

なぜ興味を持って聞きましたか?

知っている曲、好きなメロディー、好きな歌手だったから、ではないですか?

 

ですからかけ流しは、

起床時の支度中、食事中、遊戯中、入浴中、就寝前などの、曲に集中されたら困る時間に

作業を終えた瞬間に聞こえるように

興味を持って聞くようになるまで

かけるものです

 

かけ流しは親向けでもあります
親は意味を見出して、聞いてほしいと思っているから聞いてしまう
結果、親が先に音を上げる
そもそも意味を見出している時点で負けが見えている出来レースです
だから、親も環境音楽と思って、適度に耳をシャットアウトする習慣を作っていくのです
ちなみに、後々これがめちゃくちゃ役に立ちます

意味を見出す相手は DVD です

DVDは連動している必要がありません
その時好きなもの、見せたいもの、をかけていていいのです
あ、英語で

我が家の場合は、Sing Along!4がCDでかかっているのにEC(English Carnival)のDVDを見ている
なんてことが当たり前に成立していました

親の頭が混乱する?
CDの音量を下げてください
DVDと張り合うような音量でかけるものではありません
大音量でBGMが鳴っている店じゃ店員の声聞こえないでしょ?

CDに意識がいってしまって集中できない
え、何言ってるの、あなたがあんなに願っていたかけ流しがインプットになっている瞬間じゃないですか
いいですよ、DVD止めるもよし、音量バランスを逆にするもよし
思い出してください
子どもの集中力は5分ともたない
もしそれを超えてるなら、それはお子さんがスゴいんです

要するにかけ流し時間はインプット時間にほぼなり得ません

あくまで環境づくりのベースに過ぎず、お子さんの耳に届くことは少ないのです
私はこの子どもの耳に届かせることを、「フック」と呼んでいます
フックをかかった瞬間の音がインプットであり、そのインプット2000時間がアウトプットを始動させます
つまり、

膨大なかけ流しのうちのほんの数分がインプットになっている

無駄だと思います?

新技術の開発に5年かかりました
新作の映画の構想に7年かかりました
この新しいものを生み出した人たちの4年、6年はプロセスであり、結果に結びつくまでこれだけ時間がかかったということですよね
ではこの時間は無駄だったのでしょうか
試行錯誤の連続、新しい知識や技術の学び、人との出会い
膨大な経験と積み重ねた歴史のほんの少しが新たなきっかけを引き寄せているはず
理屈は一緒だと私は思っています

九九の学習に何か月もかかるの、なんでだろう?
覚えるまでやるからでしょ?
たった2週間で九九は全部覚えられないからでしょ?
九九を覚えるのはなんでだろう?
計算のタイムロスを減らすためでしょ?

すべての学習プロセスが結果に繋がるように作られているわけです

だから、かけ流しに即効性を見出すのがそもそも間違っている
意味がないかどうかを考えるよりむしろ、なぜかけ流しが効果があると言われているのかを考える方が良い

かけ流しは「英語が聞こえて当たり前」の環境づくり
私はよくこの状態を車に例えるのですが

かけ流しは車体

インプットはガソリン

どっちがなくてもお子さんの英語力カーは走りません

踏み込むペダルの強さによってアウトプットが爆発する子もいれば安全運転の子もいるでしょう
走るきっかけ――イグニッションかな――は各家庭で違います
先生だったり、親だったり、友達だったり、

でも踏み込んでも車体が未完成だったりガス欠だったりしたら、結局車は動かないわけですから、やはり基礎固めは重要ですよね
長く走る英語力カーを持たせてやりたいものです

かけ流し、できていますか?

 

卒業までの道①

DWEを卒業し、ありがたいことにスカラシップBをいただきました。
娘の英語力はDWEが基礎になっています。
恩返しの気持ちを込めて、これまでの過程を書き残すことにしました。
誰かの役に立ったらいいなと思いながら。

娘の経過を改めて書いておくとこんな感じです。

2013年4月生まれ
2014年4月DWE開始←今回はここ!
2015年5月(2歳1ヶ月) Light Blue CAP
2015年12月(2歳8ヶ月) Blue CAP
2016年6月(3歳2ヶ月) Green CAP
2016年12月(3歳8ヶ月) Lime CAP
2017年9月(4歳5ヶ月) Yellow CAP
2018年7月(5歳4ヶ月) Pre Graduation1・2
2020年10月(7歳6ヶ月) Graduation

我が家は私がある計算をしてDWEを始めました。
以前書いたアレです。

2,000時間÷365日

私が働いていないのをいいことに1日6時間…もっとかも8時間、10時間?
朝起きると同時にCDスタート!
これは夜寝るまでエンドレスリピートです。
CDの音量はごはん中、おむつ替え中、入浴中は音を大きくし、遊んでいる間は音量を小さくする代わりにDVDをスタート。
DVDはPA、SA(鳥さんが出てくるversionだけ)、SPをランダムで、その時手に取ったディスクを1日エンドレスリピート。
途中からプレゼントDVDがこのルーティンに加わり、さらにZAM(Zippy and Me)が加わり、このおかげで親が飽きることが少なくなりました。
終了ごとに入れ替えるなんてめんどくさい(笑)慣れたら勝ち(笑)

この頃TACはほとんど使われることはなく、活躍していたのはマジックペンでした。
それも一定時間使ってないと自動で切れてしまうので地味に負担(笑)

この頃のお気に入りはPAとSA、踊るのが好きだったのか、曲がかかるとクネクネしていました。
インプットはまんべんなく
色を気にせず、Blueの翌日Yellowなんて使い方もしてました。SAならそれでもいいと思います。

PAはDVDをセットすると同時におもちゃは外に出しておくようにしました。
すぐ見つけられれば遊びますが、見つからなければ興味を失うからです。

教材交換の保証がありがたかった頃でした。
SPをかけるときは必ずBookを床置きしました。これ見よがしに開いておいて。
自分で探すことはできないので用意しておくんですね。
見てくれている時もあればそっぽ向いてる時もありますが、気にしません。
私ができることはやってる!という自己満足(笑)

DWEを始める前からTVを見ない家庭でしたが、DWEを始めてますます見なくなりました(笑)

1歳なんて食事中にゆっくりさせてくれる方が稀なので最初から一緒にしていません。
娘の食事中のBGMはDWE、私たちの食事中はPCから映画を見たり動画を見たり、そもそもくたびれててゆっくりそんなものを見る余裕もなかったかも(笑)

この頃に一生懸命歌を覚えました

よく歌ったのを列挙すると

  • “Hello”(PA)
    “Peek-a-Boo”(PA)
    “I Like to Take a Bath”(PA)
    “Hopping Bunny”(PA)
    “Play Along with Me!”(PA)
    “Look! Where? Over There!”(SA!1)
    “What Does a Duck Say?”(SA!1)
    “Look Up! The Sun Is Shining”(SA!2)
    “Clan-Up Time”(SA!2)
    “Yummy, Yummy Food”(SA!2)
    “Good Night”(SA!4)

こうして考えると、子どもに英語で声をかける代わりに歌っていたのだと思います。
次第に慣れて歌ではない形で語りかけができるようになりましたが、最初は歌頼みでした。
その意味でもDVDが活躍したと思います。

この頃はTEもListen Onlyだったので選曲も私。
それをいいことに上のリストを中心にリクエストしていたと思います。
このListen Onlyが地味にありがたくて、たまにアレンジしたりポップに歌ってくれたりする先生がいて、娘の反応を見ながら好みを探ることもできました😊
泣いてるのが負担で、笑っててもらえるとストレス軽減(笑)

DWEを始めてインプットインプットインプットの毎日。

そんな毎日が半年経った頃、ちょうど1歳半で参加した週末イベントが転機になります(続)

Limeの壁? – ②

Limeの壁? 続編です。

①はこちら

さて、ここで注意しておきたいのが、Limeは意外と文章が長いということだと思います。

ストーリー性の話ではなく、文章1文1文の話です。
Blueは誕生日パーティー、Greenはピクニック、とカラーを通したストーリーは一貫して続いていますが、Limeは特に一文が長くなるのが特徴的です。

そのため、意外と見過ごせないのが子ども自身の成長。
例をいくつか挙げてみましょう。

身体的な成長
・顎の発達
・歯の生えそろいあるいは生え変わり
・舌の筋肉の発達

精神的な成長
・時制の理解
・理由の説明能力
・手順の理解

さぁこう言うと大人はすぐに文法に走りたがるんですが、母国語方式は理論ではなく感覚に近いと思っていた方が立ち返りやすいです。
これが英語ではなくて、日本語だったら?
この感覚はこの先何年も続く英語育児をブレずに続けるためにとても大事なものさしです。

今回はこの中から時制の理解を。

まず時制の理解とは文法的な語句の使い方の話ではないということを頭に置いてくださいね。
あくまでひとりの人間が成長過程で学ぶ感覚的な概念の話です。

子どもは現在しか把握できない状態から、徐々に成長と共に過去=思い出を理解し、未来=願望・希望、予測などを理解します。

つまり、時間の経過とともに状態が変化していることを学ぶのです。
これは幼稚園や保育園などで行事のための準備をすることが気づきのきっかけになります。
毎日の遊びや制作ではなく、運動会の練習や発表会の練習などを通じて、過去の積み重ね=練習による未来=本番の存在を理解するのです。

これがわかるようになってくると、過去形やIf節が理解できるようになり使えるようになってくることがあります。

Ifを効果的に学ぶにはTACすごろくがおすすめです。
ここでポイントとなるのが、ゴールまでのルート途中に分かれ道を作ることです。できれば行き止まりなどがあると楽しいです。
もし、こっちの道に行ったら、ワニに食べられる!こっちの道に行ったら、ぬいぐるみをゲットできる!
なんてIf節の大好物です😆

Which Way?歌いながら遊んでくださいね❤

If you choose this way, what happened?
If you go this way, what’s next?

If I go this way, I can get a puppet!
If I went this way, I could get a puppet!

Phew! If I went this way, I might be eaten a crocodile!

あら、どうやらまだ続くみたいです😅
よかったらもう少しお付き合いくださいね❤

 

Limeの壁? – ①

DWEユーザーあるある、Limeの壁とは?

そもそも私も、届いた教材をざっと見た時Lime以降の文法は難しいと感じました😓
DWEの網羅している文法の広さを感じる瞬間です
Yellowになったらさらに過去形や過去分詞などが待ち構えているのだから、DWEやってれば中学英語は余裕だな!と思ってしまう(笑)

さて、Limeの壁とはなんぞや?

言われている内容をまとめてみるとこんな感じ

・Blue, Greenはとんとん拍子で進んだのにLimeになった途端アウトプットが出ない
・LimeになったらTACが難しくてリピートしない
・Limeの歌が歌詞が多すぎて歌えない
・LimeのSBSが難しくて答えられない
・いつまで経っても-ingで、could, might, must, shouldが扱えない
・could, might, must, shouldのあとに-ingをつけてしまう

あてはまるかた、おられますか?

まず、先入観を取っ払ってしまいましょう!

「難しい」と感じるのはあくまで私たち「文法を学んだ大人」が「文法上難しい」と感じているにすぎない

英文法の切り口で見れば難しいので、私たちはつい難しい分野、難しい単元、と思いこみがちです

が、

「アウトプットが出ない」=「インプットが足りない」に変わりはないのです

つまり、いかにBlue、Greenをきちんとやるかが今後に影響するということです

Blue、Green、Lime、Yellowは単発ではなく、積み重なっている

YellowやLimeが簡単に感じるということはそれだけきちんとBlueやGreenの内容が定着しているということでもあるでしょう
必要とあればBlueやGreenに戻って定着を図ることも忘れずにいたいものです

飽きるほど根詰めて取り組むことは吉とは出ません
SBSもTACも集中して取り組むと覚えてしまいます

覚えちゃいけないの?🤔

よくないです(※あくまで持論です)

それは、固定表現の丸覚えになってしまう恐れがあるから

でも丸覚えでなければいいんです

要するに

”How are you?
“I’m fine thank you, and you?”

この流れでルーティン化させないことです
いつもいつも元気なわけないでしょ(笑)
おなかすいたり眠かったり機嫌悪かったり宿題まだ終わってなかったり😱

どこを入れ替えたら自分の言いたい表現になるかを知るためには、近しい固定表現を身につけておく必要はあるのです

問題はアレンジ力

では、試してみましょう

Mickey and Minnie are having a picnic.
(ミッキーとミニーはピクニックをしている)

どのカードかわかりますか?

見つかりましたか?
さて、下に指示したとおりに言葉を入れ替えてみてください

1.ピクニックバスケットを持っていることにしてください
Mickey and Minnie are having a picnic basket.

2.ピクニックバスケットを持っている人を、ドナルドとデイジーにしてください
Donald and Daisy are having a picnic basket.

3.ではこれを、ピクニックブランケットを持っていることにしてください
Donald and Daisy are having a picnic blanket.

4.ではこれを持っているのをグーフィーだけにしてください
Goofy is having a picnic blanket.

5.ではブランケットをミッキーの車に入れてください
Goofy is putting a picnic blanket in Mickey’s car.

6.このピクニックブランケットの色を青色と詳しく説明してください
Goofy is putting a blue picnic blanket in Mickey’s car.

7.グーフィーは青いブランケットをミッキーの車に入れていました
Goofy was putting a blue picnic blanket in Mickey’s car.

どこの単語が入れ替わってこうなったのでしょう?

つまりTACのセンテンスを見ずに置き換えられるか、ということがBlue, Greenの定着を図れるひとつの指針だと言えます

LimeやYellowでは進出単語よりその使い方やセンテンス内での動詞の変化や助動詞の追加など、言ってみれば文章のアレンジに近い内容が特徴的です
実際、TACもLimeやYellowのカードは少ないですよね

言葉遊びはまず主語を置き換えるところから始めるとわかりやすくなります

お子さん自身の名前、家族の名前に置き換えてケラケラ笑ったらこっちのもの!

今日から、Playmateに通して聞いた音声のあと、主語を置き換えて言ってみませんか?

(例)
Goofy is diving.
Mommy is diving. (in the bedをつけて寝室に逃げ込めばそれだけで大騒ぎ🤣)

Goofy is eating.
Mommy is eating. (youをつけて追っかけてみましょう!キャーキャー逃げ回ってくれれば勝ちです🤣)

Daisy is sweeping the floor.
〇〇(お子さんの名前) is sweeping the floor. (ハイ、としれっと掃除用具を渡してニヤニヤしましょう🤣)

Limeになってくるとお勉強感も増してきがちです
うちもそうでした

だからこそ、もう一度笑いながら楽しんでいた時を思い出してLimeに挑んでいきましょう!

 

このテーマは次回記事に続きます💫

2000時間÷365日=?

インプットに必要な時間として有名な、2000時間についてのお話です。

あんなにやる気満々で始めたけれど、これはいつまで続くの?
結論を言いましょう。
一生です。
もう少し詳しく言うと、こちらが諦めるか、子どもが勝手に伸びるようになるか、です。
ユーザー6年目ですがまだまだこれからも英語育児は続くと思っています。

どこまで付き合えるか…
早く巣立ってくれー!と思う時もあったりなかったり(笑)

この長く続く英語育児における最大のモチベーション
いつになったら話すようになるんでしょうか?

キーワードは3つ。

・インプット2000時間

・インプット貯金⇔アウトプット残高

・インプット>>>>>アウトプット

インプット2000時間ってホントです。
もちろん2000時間未満で話す子もいる、2000時間超えてもなかなか話さない子もいる、個人差があるのは事実ですが、平均的に2000時間というのはおそらくデータに基づいた数値であろうと思います。

親は単純なもので、子どもが話し出すと大喜びします!
うちも例外ではなく、これはアウトプットじゃないか!?というシーンはことごとく動画を残しています。
余談ですが、残しておいた方が後々のモチベの助けになります。ぜひ。

でも忘れるんですよねえ。

インプット

アウトプットが出るとそっちに夢中になってインプットをサボってしまうわけです。

言えるようになった言葉、わかるようになった言葉にばかり気を取られ、新しい言葉のインプットを後回しにしがちです。

TACのBlueの単語が言えるようになったから、そればかり通して言えるのを聞いて喜んでませんか?

アウトプットエンジンが動き始めたらインプットされたものが湯水のように溢れだします。
ほっとくと枯渇します。
溢れだしたらどんどん継ぎ足していないとなくなっちゃいます
インプットされたものがそのままアウトプットする様を爆発期と言うことがあります。
爆発期はまさにexplosionなので瞬間的なアウトプットです。出し尽くしたら終わります。
終わらせないために火薬(インプット)を投入し続けることが必要なんですよね。

でも私たちオトナは成果が欲しい
頑張った意味を見出したい
そこで2,000時間÷365日となるわけです

2,000時間÷365日=5.479452054794521

ざっくり6時間毎日インプットしていれば1年以内にアウトプットが始まる計算です。
個人差ありますよ!
1年経ってもアウトプットが出ず、なんで!?とならないように戒めながらコツコツ期間です。

これが1日3時間になれば2年に、1日1時間になれば3年半

覚悟を決めてインプット!

インプット教材はCDでもDVDでもBookでもなんでもいいんです
しかも見てなくてもいい
ただそこで鳴っているだけでいい

でもしいて言うなら他の物をつけたり、日本語で解説したり、「ほら、〇〇ちゃん、見て!」とか言わない方が良いようです。
つまり日本語と混在させた状態になるべくしないということですね。
あくまで、インプットが足りてアウトプットが出てくるまでのスパンを短くしたければ!ということです。
これには諸説あるようなので、あくまで私の持論ですが…

・日本でAll Englishの環境を作るのは難しい
・子供に限らず、人間は話すことで社会形成をする
・コミュニケーションツールとして英語を認識してもらう

この3点を考えると、初期のインプットにはこうすると効果的です。

・子供にはなるべく英語で声をかける
↑日常会話レベルでよくて、おはよう、ごはんだよ、きをつけてね、おふろはいろう、みたいな程度の言葉を英語に変えるだけ
しかもこれ、PAやSAの歌でだいたいどうにかなる!

・両親の難しい会話は子どもが寝てから
↑親が自分の知らない言葉で会話している⇒自分も会話に入りたい⇒日本語を覚えようとする⇒あれ?🤔

・興味が出るまでかけ流し続ける=放っておく勇気!
↑親の忍耐が試されます(笑)我慢できない方は“Look! Over there!”を覚えて声かけしてみてください。頻発すると拒否されますので、用法用量を守って(笑)

・遊びの時間のBGMはPA!
↑PAのかけ流しをBGMにしていれば、どんなおもちゃを使っても構わないと思います

え?
難しい?

大丈夫です。やらなくたってかけ流しをしっかりやってればインプットは貯まります。

 

DWEを卒業しました

2020年、コロナ禍でいろんなことがストップしたので

DWEを卒業しましたの画像 DWEを卒業しましたの画像

こんな感じでがんばって

DWEを卒業しましたの画像

色がついて、やったーって喜んで

その後、無事書類が届いて

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これが同封されてて、私が絶叫した

っていう

そんな卒業でした(笑)