覚えてほしいもののひとつに、通学路がありますね。
集団登校があったとしても、やっぱり自分で覚えておいてほしいもの。
最近はGPSトラッカーを持たせるのも定番化してきましたが、子どもの成長のためにも覚えておいてほしいですよね。
ちなみにGPSトラッカー自体は子どもの寄り道等々で大活躍します(笑)
さてコロナ禍の折、集団登校を実施していた小学校でも取り止めるなど、これからの新一年生には緊張の続く日々となるかもしれません。
今まで親に手を引かれ、あるいは先生とバスに乗って登園していた幼稚園・保育園が、小学校には自分一人で歩いて向かわねばならないわけです。
もちろん例外になる方もおられるでしょうけれど。
さて、そんな時に大活躍するのはやっぱりこの曲!
Which Way?
そして
Green Is Go
今リニューアルされたものだと歌の内容変わってるみたい。”Green Means Go”になってるみたいですね。
私は娘が外遊びを楽しめるようになってから、この2曲を歌わなかった日はありませんでした。
今回は主にWhich Way?についてのお話です。
Which Way?は一見単純な繰り返しの歌に聞こえ、親心に飽きる曲でもあります。
でも同時に子どもたちはインプットしやすい曲なのです。
この曲を使って通学路を覚えられると、なんとなんと
1.右・左がわかるようになる
2.通学路でDWEの曲が脳内再生される(アウトプット時間に!)
3.道順を覚えることで順序立てて物事を考える思考力が育つ
こんなに相乗効果があるんですね!
特に最後の、順序立てて物事を考える思考力
これ、要するに
プログラミング能力🤯
そうなんです。
小学校に導入されるプログラミングのねらいはこれ。
物事を「順序立てて」考えると、序数が重要になってきます。
First, Second, Third…というやつですね。
これ、日本語に置き換えて考えてみてください。
まず、そして、さいごに。
国語の説明文に出てくる超頻出接続詞です。
こんなに大事な要素がたくさん詰まっているWhich Way?歌わない手はないのです♡
じゃあ具体的にどうしたら?
Which Way?
Should we go?
このフレーズを歌いながら、(通う予定の小学校、よく行くスーパー、歩いて行ける習い事教室、最寄り駅、近くの公園、図書館)へ実際に歩いてみましょう。
ポイントは大きく次のふたつです。
1.方向を考えさせる時、お子さんの視線を実際にその方向に向けさせること!(例えば右なら身体ごと右に向けましょう、親もその方向を見ましょう)
2.子どもが間違えても訂正せず、言われた通りの道に行くこと。
間違った方向に来たことに子どもが気づいたら、どこで間違ったかな?と来た道を戻りましょう。
曲がり角では必ず立ち止まり歌っていれば子どもが気づきます。
そしてこの歌詞、サラッと歌えますがなんとLimeのshouldが含まれているんですよね。
歌いながら助動詞もインプットできちゃうなんて、なんてお得ソングなのか!
歌うのが難しければ携帯に音源を入れて、流しながら歩いてもいいですね。
新一年生の通学路の場合はなるべく後ろをついていくようにして、子どもに考えさせると効果的です。
誰かの背中を、誰かに手を引かれて覚えた道はあてになりません。
緊張しようが怖かろうが、後ろに親がいるうちに経験しちゃった方がいいわけです。
決まった通学路を歩くことはとても重要視されますが、違う道を通ったら即迷子というのも困ります。
そこで、周辺の拡大地図を見せ、実際に歩いた道を辿ってみることもおすすめです。
最終的に俯瞰でおさらいすることで、地図の読める子に育てていくわけですね。
ちなみに私は地図が読めない女なのでこれが意外と難しく、存外娘がはりきりました(笑)
通学路を覚えるまでに何度か歩くことがあるでしょう。違う道を通ってみて、新しいルートを発見しておくのも危機管理としては有効です。
頭の中にWhich Way?が常に鳴るように、小声ででもつぶやきながら通学路を歩けば、そこはもうアウトプットの場です。