しなくても問題ありません。
ええ、キッパリ言いますけど、しなくても大丈夫です。
でも頭の片隅に常に置いておくべきことがあります。
英語はコミュニケーションツール
知ってるわ!
では、コミュニケーションってなんでしょう?
私たちは日常的にコミュニケーションって言いますけれど、具体的には「何をどうする」ことがコミュニケーションになるんでしょう?
私はこう考えています。
「相手に伝えたいと思うことを、相手に伝わる言語を用いて、相手にわかるように話す力」
そしてこれは相互的に作用するべき力です。
つまり、コミュニケーションには相手が不可欠!
手っ取り早く相手になれるのが家族なので「語りかけ」を重要視されますが、別に親兄弟でなくてもお友達でも「相手」になるならコミュニケーションは成立すると言えるのではないでしょうか。
さて、この前置きを経て本題に入ります。
「語りかけは必須ではない」
今「相手」が不可欠と言った舌の根も乾かぬうちに(笑)
語りかけに代わるものを私たちはすでに持っています。
そう
歌!
語りかけに挑む前に、「歌いかけ」やってみませんか?
子どものためにPA!やSA!を覚えられたアナタはもう英語ダメではありません。
立派にお子さんの「相手」になれています。
歌いかけの基本はシチュエーションに合いそうな歌をピックアップして練習するだけです。
面倒ですか?
じゃあサビから始めましょう。
子どものころ、母親についてスーパーで買い物する時、いつもかかってる流行りの曲、サビだけ歌えませんでしたか?
日本語の歌を覚えるときだって、最初はそこから始まります。キャッチーなフレーズ、音階、繰り返しの平易さ…
どれもちゃんと持っています。
I like to take a bath
なんてキャッチーな上にこれだけで成立する立派な声かけです。
起きたらまず
Good Morning
Hello
The Alarm Song
↑この辺は好みやお子さん含めた家庭環境が影響しやすい部分かもしれませんね
お天気がいい日は
Look Up! The Sun Is Shining!
When the Sky is Blue
お出かけ時のちょっとした遊びに
Hopping Bunny
Busy, Buzzing Bee
定番どころの遊びもありますが、我が家で比較的ヒットしていたのは、電車を待つホーム
電車がゆっくり入ってくるところを
Pull, Pull, Pull the train
と囁くと大笑いしてくれました。
買い物時には
What Should I Buy?
(circusのところをmarketと変えると雰囲気も良く音数も変わらないので楽ちんです)
寝る前には
Good Night
歌を覚える=全部
と考えなくても、フレーズ抜き出しで真似るだけで十分語りかけになります。
そう考えると、ハードルは低くなりませんか?
そう考えると、SA!やPA!を聞くとき集中しませんか?
子どもは親の顔を見ています。集中して聞いている横顔を見て真似て真剣な顔を作っていることもあるかも(笑)
それもまた、微笑ましい思い出ですよね!