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記事を一部引用させていただきますね。
子供向けのYouTubeのチャンネルには、外国でアップされた動画もあります。外国で作られた動画は、ネイティブの音声を聞きながら見ることができるので、よい英語学習にもなります。学習や勉強というと堅苦しいイメージがありますが、YouTubeの動画を使って英語に触れると、子供が普段遊んでいるときに英語を楽しく学べますよ。しかも、YouTubeは無料で利用できるので、お金をかけずに子供の英語学習をサポートすることができます。
お金をかけずに…というのは非常に心揺さぶられますよね。
うちもDWEを始めるまではYouTubeのチャンネルにお世話になってました。
でも英語育児を進めてこられた方は知っていると思います。
歌を覚えても話せるようにはならない。
この言い方は正確じゃありませんね。
正確には
歌を覚えてもバイリンガルにはなれない。
この場合のバイリンガルとは、第二言語として英語を習得し、第一言語と同程度あるいは英語圏の人と対等に会話出来る程度の英語力を兼ね備えた人、という解釈です。
歌から学べることは多いのは確かです。
かけ流し効果は当然得られます。
でも話せるようになるためには言葉を紡げないといけません。
それすなわち、丸覚えでは限界だということです。
歌なら替え歌が出来ないといけない、替え歌を出来るためには歌詞が聞き取れないといけない、歌詞が聞き取れるためには単語がわからないといけない、単語がわかるためには知らないといけないetc……
突き詰めると歌だけでは限界があるのです。
私自身がまさに洋楽好きの両親に育てられ、洋楽をかけ流しされてきた存在です。
ある程度は話せます。
そう、学校英語をきちんと学び、学んだものを使いこなせる程度には話せます。
あえて言うなら優等生英語でしょう。
しかし英会話となるとそうはいきません。聞き取れる力に加えて話せる力=文章構成力が求められます。
会話力は歌だけでは身につきません。
ただ、言葉にはメロディがあります。それらを体感するのに歌は効果的です。
私たちも赤ちゃんの頃、母親に子守唄を歌ってもらったことがあるように、幼稚園や保育園で童謡を習うように、歌を通じて言葉を知ることは出来るのです。
問題は、それらの言葉を歌を離れても扱えるかどうかという点でしょう。
ちょうどSA!にSpoken versionがあるように、メロディに乗せられていると気づきにくい表現をしっかり学べる機会があればなおいいなぁと思っていたのですが…
今、現在の娘が、YouTubeの歌を聞いて正確に聞き取って私に歌詞を教えてくれるようになってきました。
英語耳が育てば自分でSpoken versionを作れる!!
これは思わぬ収穫でした♡
YouTubeにある子供向け動画にはそういう「気づき」をくれる側面があるかもしれませんね。