
外国で親しまれている子供の遊び5つ
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最近ではパソコンだけでなく、テレビやスマホ、タブレットやカーテレビなど、どこにいても動画が見られる時代になりました。ここまで動画が普及していると、毎日の英語学習に有効活用したいとお考えのママ・パパも多いですよね。
しかし、一方で動画の数が無限にありすぎて、何を選んだらいいのか分からないという悩みもあるでしょう。そこで今回は、ネイティブな英語が学べる子供用動画の中から4歳前後の子供にぴったりな作品を5つご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
参考:「ディズニーの英語システム」(DWE)の動画を楽しんでいるお子さんたちの様子です!
仲良しのぬいぐるみにUP and Down!! ほか仲良しのぬいぐるみにUP and Down!! ほか
<目次>
子供の英語学習に効果的な動画5選
動画+アクションで理解度がアップ!
ネイティブでも苦手な単語は意識的に学ぼう
安全に動画を見せる4つの方法
子供が興味をもてる動画で楽しく英語学習を!
4歳前後の子供には、ただ単に音や動きが面白いだけの動画ではなく、しっかり内容のある動画を見せてあげましょう。4歳になると自我が育ってきて、自分の考えに従って動きたい時期になります。「なんで?どうして?」という質問責めが始まる頃でもあり、物事への好奇心は一段と強くなります。そこで、あまりにも赤ちゃん向きの易しい動画を見せることは、新しいことを知りたくてウズウズしている4歳児には物足りないはずです。まだ知らない世界へと知識の扉を開いてあげるような、わくわくする動画を以下にご紹介します。
〇Facts and Opinions – How to Identify, Differences, Examples, Fun Educational Game for Kids
タイトルを見ると、“Facts and Opinions”(事実と意見)とあります。一見難しそうなタイトルですが、内容はいたってシンプルです。動画の冒頭を見てみると、“Facts”と“Opinion”について説明が始まります。「パル(犬)は4本の脚がある」というのは誰が見ても分かる事実なので“Facts”。一方、「パルは一番のペットだ」というのは誰もが同じ意見ではないので”Opinion”となります。
自分の意見を内に秘めることが美徳とされる日本では、子供向けにこのようなコンテンツの動画はほぼ存在しません。しかし、英語圏では自分の意見をハッキリ伝えることが求められますので、英語ネイティブはこのような動画を見て、小さな頃から意見を述べる方法を学んでいるのですね。”Facts”か”Opinion”を答えるクイズ感覚の動画なので、子供も楽しんで見られます。
〇Learn 190+ Country Flags for Kids with Flashcards
世界の旗について学べる動画です。子供はカラフルな色や柄が好きですので、きっと夢中になることでしょう。この動画はアルファベット順ではなく、地域別に国旗が紹介されますので、英単語の知識だけでなく世界地図の知識も同時に身につきます。世界の国々の名前や国旗を覚えると、その国を身近に感じ、興味をもつきっかけになります。こうした好奇心が英語への興味にもつながっていくのです。
〇I’m a Little Teapot – Educational Songs for Children | LooLoo Kids
欧米で有名な子供の歌がたくさん紹介されている動画です。1番最初に流れる、“I’m a Little Teapot”という歌は欧米の幼稚園児などがお遊戯のように振りつきで踊ることも多く、日本で言うところの「おべんとう箱の歌」のような非常にポピュラーな遊び歌です。他にも、「B-I-N-G-O」のフレーズでおなじみの「ビンゴの歌」や、一度聴いたら耳から離れない「ゆかいな牧場」など、日本でもなじみのある歌が入っているので、子供もすんなり英語の歌の世界に溶け込めます。
〇Transportation Vehicles For Children | Vehicles Phonic Song | Learn Vehicles Names And Sounds
男の子の大好きな、乗り物の名前が覚えられる動画です。アルファベット順に色々な種類の乗り物が登場し、車だけでなくヘリコプターや船、気球など、生活の中で見られる乗り物が網羅されています。車に乗る、電車で移動する、救急車が通る、など乗り物に関する表現は生活に密着していますので、街を歩きながら覚えた乗り物の名前を発音すれば、より記憶に定着させることができるでしょう。
〇Learn to Write Letter, Kids Learn Writing Alphabet A to Z, Game for Kids Android App.
アルファベットの書き順をユニークなアニメで教えてくれる動画です。子供が文字を書くことに興味を示し始めたら、動画を見せながらペンを持たせてみましょう。大文字と小文字の両方を覚えられますので、楽しく学んで自分の名前や家族の名前を書く練習をしてみるのもおすすめです。
動画を見るときは、ただ画面をじっと見るのではなく、何かアクションを加えると記憶しやすいと言われています。歌やダンスの動画を見るときは、一緒に歌ったり踊ったりして体を動かし、登場人物がこちらに問いかけてくるようなストーリーだったら、問いかけに返事をして参加しましょう。子供1人ではどこでどう反応して良いか分からないこともあるので、ママやパパが一緒になって反応してあげると、だんだん動画の楽しみ方が分かってきます。
また、動画の良いところは一時停止もリピートも自由自在なところです。クイズ形式の動画であれば、答えの前に一時停止してゆっくり考えさせたり、気に入った場面があれば何度も繰り返して見せたりすることもできます。動画再生ではあらゆる機能を駆使し、工夫して動画を見せると、ただ画面をポカンと眺めているよりも言葉の吸収が早いでしょう。
参照:「一流の頭脳」アンダース・ハンセン (著)、御舩 由美子 (翻訳)
ネイティブの見ている動画を子供のうちから見ていれば、確かにネイティブに近い方法と順序で英語を学ぶことができます。「聞く」と「話す」がメインの幼児期までは動画を見るだけの学習法でも十分だと言えます。しかし、5歳が目前になり、「読む」と「書く」を始める時期になったら、もうすこしレベルアップした学習をさせてみても良いでしょう。
日本人でも漢字の読み方を間違えたり、送り仮名を間違えたりすることがあるように、実はネイティブでも単語の読み方を間違えたりスペルを間違えたりするのは珍しくありません。当然、ネイティブがミスする箇所を日本人がすんなりとクリアできるということはないので、意識的に勉強する必要があります。
では、英語ネイティブでも苦手なポイントはどんなところなのか見ていきましょう。
“believe”(信じる)、”receive”(受け取る)はどちらも「イー」の音が含まれますが、スペルを見てみると一方は”ie”でもう一方は”ei”です。このような単語のスペルを正しく覚えるために、アメリカの小学校ではこんな記憶法が使われます。
“I before E,except after C.”(IはEの前、Cの後以外。)そのままの意味ですが、Iは基本的にはEの前に来るが、Cの後ろだけはEが前に来るというルールを語呂合わせにしたものです。単純に”believe”を覚えるときにb-e-l-i-e-・・・と1文字ずつ覚えようとするとなかなか頭に入りませんが、語呂合わせを使えば、発音した音の中にCがあるかどうか?を探して”ie”なのか”ei”なのかを判断できます。
サイレントEとは、スペルでは単語の最後にありながら、発音はしない”e”のことです。例えば”cake”(ケーキ)のような単語です。発音上は”k“の音で終わりますが”e”がついています。これらの単語にもルールがあり、前に来る母音がアルファベット読みになります。”cake”の”e“の前の母音は”a“なので、アルファベット読みで「エイ」と発音します。”safe”(安全)や”game”(ゲーム)なども同じ発音方法です。
英語のネイティブスピーカーは、日本の幼稚園に当たるプリスクールやキンダーガーテンで、フォニックスという方法で文字の読み方を習います。発音から学ぶため、耳で”cake”と聞いて文字に起こすと、”e”の音がないため欠落してしまうのです。そこで、先ほどの法則を学び、他の単語に応用していきます。
“manner”(マナー)や“rabbit”(うさぎ)のように、子音が2つ続く箇所がある単語です。1つつけ忘れたり、つけなくて良いところにつけてしまったりということはネイティブにも多いようです。こちらの覚え方の1つとしては、音節の境目がダブル子音になるという考え方です。音節は母音で区切るので、man・nerとなり、境目のnが連続します。”rabbit”も同じく、音節で区切るとrab・bitとなり境目のbが連続します。
“island”(島)や”knee”(ひざ)のように発音しない文字が入っている単語はネイティブの子供も覚えるのに時間がかかります。サイレントEは単語の最後についているという規則性がありましたが、こちらは規則性がないため何度も単語の読み書きを繰り返して覚えていくしかありません。
緑の信号のことを「青信号」と覚えるのと同じようなもので、理屈ではなく暗記が必要な部分です。
“your”と”you’re”、”their”と”they’re”など、同じ音で意味が違う単語です。アポストロフィーが何かを省略しているものだと理解していれば、「あなたの」と「あなたは」の使い分けは容易です。しかし、子供の場合は”you’re“が”you are”の省略であると理解しているかどうかは分かりません。こういったミスは1つ1つ修正していく必要があります。
以上が、ネイティブでも苦手とするイレギュラーな単語です。子供の脳は吸収力があるので、ある程度は英語の動画を見ているだけでも身につきます。しかし、語学とは「聞く」「話す」「書く」「読む」の4技能ができてこそ習得したと言えます。これらの複雑なルールを持つ単語も、ネイティブ同様に小さなうちから練習し、見慣れておくとその後の英語の上達も止まることなくスムーズにレベルアップしていけるでしょう。
子供に動画を見せる上で心配なのが、不適切な動画を見てしまうことです。インターネット上には無数の動画が公開されており、見ていた動画が終わると自動で次の動画が再生されることもあります。すると、少し目を離した隙に子供に見てほしくない動画にたどり着いてしまうことも少なくありません。
そこで、子供に安全な動画視聴をさせるための4つの方法をご紹介します。
動画サイトによっては、閲覧制限をかける設定ができます。子供のトラウマになりそうな過激な動画や、マネすると危ない動画など、他のユーザーの報告などで不適切と判断された動画がフィルタリングされます。また、もともと子供専用に作られたアプリなどを利用するのも手です。未就学児向け、学齢児童向け、すべての子供向けなど、子供の年齢から適した動画をおすすめしてくれます。
動画は、スマホやタブレットの小さな画面で見るだけでなく、テレビに映してみることもできます。大画面に映しておけば、ママが少し離れたところで家事をしていても子供が見ている動画を確認できます。万が一不適切な動画にたどり着いてしまっても、すぐに動画を停止することができるので安心です。
動画サイトやアプリでは、お気に入りの動画をリスト化して、続けて自動再生することができます。子供が気に入った動画を繋げるだけでなく、ママが見て安全だと判断した動画を繋げることもできます。手が離せないときなどはお気に入りリストの動画を見せておくと、内容を気にする心配がなくなります。
動画といえば無料動画サイトやアプリが人気ですが、DVDもおすすめです。特に「ディズニーの英語システム」(DWE)なら、安心して見せられる映像が多数揃っています。欧米の子供向けアニメは、少し品のない表現で子供の笑いを誘うことも多いのですが、ディズニーのアニメはそういった内容が一切なく、とても健全な内容です。
また、DWEに出てくるキャラクターボイスやナレーションなどすべての音声は厳しい発音審査を通過したものを使用しており、正しくきれいな発音を身につけることができます。英語はなまっていても伝わることに意味があるとも言われますが、英語を学ぶ際のスタンダードとして、誰にでも通じる美しい英語を身につけておくことは絶対に損にはなりません。
DWEが子供用英語教材として40年以上愛されている理由はそれだけではありません。DVDの他にも豊富に用意された絵本やCD、単語カードなどはすべての内容がリンクしており、徹底的に言葉の意味を定着させます。DVDで英語に興味を持った子供が、知識の幅を広げていくのにとても役立つ魅力的な教材です。
動画を見せる際には、基本的には子供の興味がおもむくままに好きなものを見せてみましょう。不適切な動画は例外ですが、それ以外であれば何でも大丈夫です。
動物や乗り物など、子供が好きなジャンルのものから英語を学べば、自然と英語学習に対するモチベーションも高まります。そして、子供の成長に合わせ、「聞く」「話す」だけの学習から「読む」「書く」の学習も徐々に取り入れてみてください。内容が難しくなっても、「楽しい!」という気持ちを持続させれば、子供も前向きに学習してくれるでしょう。
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© Disney © Disney/Pixar
© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and
E.H. Shepard.
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