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赤ちゃんが舌を出す理由には個人差があり、月齢によってもその特徴は変わってきます。ただ遊んでいるだけの場合や、歯が生えはじめてむずがゆいなど、そのほとんどは心配する必要のない理由です。この記事では、赤ちゃんが舌を出す理由と月齢別の特徴、病気や先天性疾患との関係性を紹介します。
監修:藤田秀樹先生(目黒通りこどもクリニック院長)
目次

赤ちゃんが舌を出すようになる時期は、個人差があるものの、生後3カ月頃~4カ月頃が多いといわれています。赤ちゃんは生後1カ月頃から少しずつ舌を動かすことができるようになるので、早ければその時期から舌を出すようなケースも。また、生まれて間もない赤ちゃんの場合、口まわりの筋肉が未発達なため、無意識のうちに舌が出てしまうこともあります。
赤ちゃんが舌を出す理由はさまざまで、成長度合いが深く関わっています。まずは赤ちゃんの月齢ごとに、舌を出す理由とその特徴について見ていきましょう。赤ちゃんの成長には個人差がありますので、月齢はあくまで目安としてお考え下さい。
おもな理由:口まわりの筋肉が未発達なため
生まれて間もない赤ちゃんは、口まわりの筋肉が未発達で、うまく舌を動かしたり、口をしっかり閉じたりすることが難しく、無意識のうちに舌が出てしまうことがあります。筋肉が発達することによって、徐々に舌を口のなかに収められるようになっていきます。
おもな理由:舌を動かすことを楽しんでいる
この時期になると、赤ちゃんは少しずつ舌を動かせるようになり、口から出したり中に戻したりするようになります。これは遊びの一種といえ、舌を動かすことを楽しんでいる場合もあります。この時期は舌に限らず、手や足など、自分の体のそれぞれの部位に興味を示すようになります。
おもな理由:歯の生えはじめのむずがゆさのため
赤ちゃんは、生後6カ月頃から歯が生えはじめます。そのときの歯ぐきのむずがゆさや不快感から、舌を口から出し入れすることがあります。

月齢ごとに取りあげた理由以外にも、赤ちゃんが舌を出す理由はあります。それぞれの理由と特徴についても押さえておきましょう。
舌が物に触れたときに押し返そうとする、舌挺出反射によって舌を出すこともあります。舌挺出反射は、赤ちゃんが刺激に対して無意識的に反応する原始反射の一種で、生まれながらに備わっている反応です。
新生児期の赤ちゃんは、まわりにいる人の顔の動きを真似することがあり、それを新生児模倣と呼びます。ママやパパの真似をして舌を出している可能性もあるでしょう。新生児模倣は新生児期を過ぎて、生後2カ月頃になると見られなくなります。
赤ちゃんはお腹がすいているときに舌を出して、唇をなめるような動作をすることがあります。この行動には個人差も大きく、逆にお腹がいっぱいなときに舌を出す赤ちゃんもいます。
げっぷが出せないサインとして、舌を出す赤ちゃんもいます。生まれて間もない赤ちゃんは、自分でうまくげっぷを出すことはできません。授乳のあとに舌を出している場合は、このサインである可能性がありますので、うまくげっぷが出せるようにフォローしてあげてください。
ジェスチャーのひとつとして、楽しい気持ちを表現するために舌を出す赤ちゃんもいます。ご機嫌な赤ちゃんの様子は見ている方も楽しいものです。
特にこれまでに挙げた理由や問題もなく、単純に癖として舌を出すという赤ちゃんもいます。

特に理由もないのに頻繁に舌を出している赤ちゃんを見ると、病気の可能性が心配になるというママ・パパもいることでしょう。ここでは、赤ちゃんが舌を出すことに関係する可能性がある病気や症状、先天性の疾患についてご紹介します。
鼻のなかに鼻水などが詰まっていると、鼻呼吸ができず、必然的に口呼吸になります。口呼吸をしている限りは口が開いている状態が続くことになりますので、舌も出やすくなります。
口腔内に傷や口内炎などのトラブルがあると、それが気になって舌を出したり引っ込めたりすることがあります。頻繁に舌を出し入れする様子が見られるようなら、一度赤ちゃんの口のなかをチェックしてみましょう。
クレチン症は先天性甲状腺機能低下症とも呼ばれ、生まれつき甲状腺の働きがうまく機能しない疾患です。クレチン症の赤ちゃんには「口を常に開けている」「舌が大きい」といった特徴が見られるため、舌を出すこととの関係性も深い疾患といえます。
舌が何らかの原因によって異常に大きくなる巨舌症も、口のなかに収まらずに舌を出す原因となり得ます。巨舌症には生まれつきのものと、リンパ管腫や血管腫などの腫瘍によって大きくなるものがあります。
下あごの骨(下顎骨)の発育が充分ではなく、正常に比べて小さい状態が小下顎症です。下あごが小さいと口腔内に舌が収まらず、出ている状態が続くことがあります。発育異常などの後天的な原因で生じることもありますが、先天的なものもあります。
舌小帯短縮症は俗に「つれ舌」とも呼ばれ、舌の裏側から下の前歯の付け根に通じる粘膜(舌小帯)が短かったり、舌の先端まで付いていたりする症状のことをいいます。舌小帯短縮症の赤ちゃんは舌の動きが制限されるため、その結果として舌が出た状態に見える場合があります。

舌を出すことが病気とは関係なくても、発達への影響が気になるという方もいらっしゃるかと思います。ここでは、舌を出す癖が赤ちゃんの発達や発育に与える影響についてお伝えします。
個人差はあるものの、赤ちゃんの歯は生後6カ月頃から生えはじめ、2歳半頃に乳歯が生えそろうのが一般的とされています。1歳頃までのあいだは、上下2本ずつの前歯が徐々に生えてくるという時期なので、この時期に歯並びに与える影響を心配する必要はそれほどないといえるでしょう。
1歳を過ぎると、徐々に歯が生えそろいはじめますので、それ以降も舌を出す癖がある場合は、歯並びやかみ合わせへの影響を考える必要性があります。
舌を出すことに限らず、舌の癖によって生じる可能性がある歯並びへの影響には、以下のようなものがあります。
| 上顎前突 | 上の前歯が前方に突き出た状態のこと。いわゆる出っ歯。 |
| 下顎前突 | 上の歯よりも下の歯が前方に突き出た状態のこと。いわゆる受け口。 |
| 開咬(かいこう) | 奥歯を噛んでいるにも関わらず、前歯が嚙み合わず隙間ができた状態のこと。 |
| 空隙歯列(くうげきしれつ) | 歯と歯のあいだに隙間が見られる状態のこと。いわゆるすきっ歯。 |
| 叢生(そうせい) | 歯がでこぼこで生えること。乱ぐい歯とも。 |
唾液には殺菌作用があるため、口を開けて舌を出しているからといって、細菌やウィルスへの感染を過度に心配する必要はありません。ただし、ずっと口を開けていると唾液が口の外に流れ出て、皮膚がかぶれる原因になる場合があるので注意しましょう。唾液が皮膚についているようなら、きれいにふき取ってあげるようにしてください。
なお、秋から冬にかけては寒さや乾燥からウィルスが活発になり、風邪などの感染症が増えます。室内では暖房や加湿器を使うなどして、対策を行うようにしましょう。
赤ちゃんに特別変わった様子がなく、いつもと同じように元気にしているなら、無理に舌を出すことをやめさせる必要はありません。大事なことは舌を出すこと以外の変化を見逃さないことです。お腹が減っている様子がないか、げっぷを出したがっている様子はないか、赤ちゃんを観察しながら、それぞれの状況に応じて対応してあげるようにしてください。
もし、舌を出すこと以外にも変わったことがあったり、機嫌が悪かったりするような状態が見られるなら、一度小児科に相談するようにしましょう。1歳を過ぎても舌を出す癖が続き、歯並びが心配されるようなら、歯科医に相談してください。また、自治体が行っている乳幼児健診も、専門家に相談する良い機会となります。これは舌を出すことだけに限りませんが、赤ちゃんの健康や発達について気になっていることがあれば、日頃からメモを取るようにして、健診時や診察時にしっかりもれなく相談できるようにしておくことをオススメします。

監修:藤田 秀樹(ふじたひでき)先生
目黒通りこどもクリニック院長。慶應義塾大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程終了後、小児科勤務を経て、2014年より現職。子供の心と体の健康を目指す保育所「みんなのおうち」を併設。
目黒通りこどもクリニック

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