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  • 公開日:2023年3月14日

新生児の服装はどう選ぶ?春夏秋冬の服の種類と着せ方のコツ

新生児の服装はどう選ぶ?春夏秋冬の服の種類と着せ方のコツ

体温調節が未発達な新生児の服装は、季節や気温の変化などに合わせて調整する必要があります。
肌着だけでもたくさんの種類がある赤ちゃんの服装について、ここでは季節・月齢ごとの赤ちゃんの服の選び方や着せ方のポイント、服の種類や選ぶ際の注意点などをご紹介します。

【月齢別】赤ちゃんの服の種類と基本のアイテム

【月齢別】赤ちゃんの服の種類と基本のアイテム

生まれてすぐは何を着る?新生児肌着&ベビーウエア

はじめての赤ちゃんの衣類は何を選んだら良いの?と戸惑うママ・パパが多いのではないでしょうか。新生児の服と一言でいっても種類が多く、いつ、何をどのように着せたら良いか迷ってしまいますよね。

新生児とは生後1カ月未満の赤ちゃんのことを指しますが、この時期の赤ちゃんが素肌に着用するのが「新生児肌着」と呼ばれる肌着です。
新生児肌着には、「短肌着(たんはだぎ)」、「長肌着(ながはだぎ)」、「コンビ肌着」などがあり、短肌着の上に長肌着またはコンビ肌着を重ねて着るのが新生児の基本のスタイルです。
また、季節の変化や月齢が進むにつれ、肌着の上に合わせる「ベビーウエア」も変わってきます。

ここではまず、生まれてすぐの新生児期から生後4カ月くらいまでに重宝する赤ちゃんの肌着と主なベビーウエアの種類を、月齢の目安とともにご紹介します。

※赤ちゃんの洋服の呼び名や対応月齢はメーカーによって異なります。

肌着

新陳代謝が活発な赤ちゃんの肌に直接ふれる基本のアイテム。日々体が大きくなる新生児期には、サイズ調整が可能でシンプルなデザインのものがオススメ。
※衣類の枚数の目安は、こちらを参考になさってください。

・短肌着(新生児期〜生後3カ月頃)
短肌着(新生児期〜生後3カ月頃)
赤ちゃんの肌を直接包む一番下に着る基本の肌着。着丈が短く、重ね着しやすいのが特徴です。
まだ首がすわらない赤ちゃんでも寝たままお着替えOK。多くはひもで、着物のように前で重ね合わせる「打ち合わせ式」になっていて、成長に合わせておなかまわりの調節が可能。

・長肌着(新生児期〜生後3カ月頃)
長肌着(新生児期〜生後3カ月頃)
着丈が長く、足先までカバーする長めの肌着。短肌着の上に重ねて着用することができます。
打ち合わせ式で裾が開いているため、足の動きが少ない新生児期やおむつ替えの多い時期に活躍します。

・コンビ肌着(新生児期〜4カ月頃)
コンビ肌着(新生児期〜4カ月頃)
長肌着の裾が二股に分かれていて股下にスナップボタンがついたシルエット。足の動きが活発になる時期にはボタンをとめて着られます。ボタンをはずすだけでおむつ替えも楽々。

・ボディスーツ/ロンパース肌着(生後1〜4カ月頃)
ボディスーツ/ロンパース肌着(生後1〜4カ月頃)
おなかが出ないデザインで、股下をスナップボタンでとめるものをボディスーツまたはロンパース型の肌着といい、同じ形でもメーカーによって呼び方が異なる場合があります。月齢の低い赤ちゃんにオススメの打ち合わせタイプをはじめ、フロントがボタンになったものやTシャツタイプなどシルエットも豊富。月齢に合わせて選べます。ベビーウエアにもボディスーツやロンパース型があります。

ベビーウエア

基本的に肌着の上に着用するベビーウエア。おむつ替えがしやすい前開きタイプのほか、パンツにもドレスにもなる2wayタイプなど、バリエーションが豊富です。季節や赤ちゃんの成長に合わせて選びましょう。

・プレオール(新生児期〜生後3カ月頃)
プレオール(新生児期〜生後3カ月頃)
袖や裾が少し短めで、着脱しやすい低月齢児向けのつなぎ型ウエア。赤ちゃんの足に沿うように股の部分がM字型にデザインされているのが特徴。柔らかな素材で、袖口や裾を絞っていないものが多く、パジャマとしても使えます。

・ドレスオール(新生児期〜生後2カ月頃)
ドレスオール(新生児期〜生後2カ月頃)
つま先まですっぽり覆う前開きのドレス型ワンピース。足の動きが少ない新生児期に重宝します。退院時やお宮参りなどのセレモニーに着用する愛らしいデザインのものも多く揃っています。

・2wayオール(新生児期〜生後4カ月頃)
2wayオール(新生児期〜生後4カ月頃)
股下のスナップボタンをつけ替えることでドレスにもパンツにもなる2way仕様のウエア。新生児期にはドレスとして、足が活発に動くようになったらスナップをとめてパンツとして着用。長く着られるデザインが人気。

・ベビーオール/カバーオール(生後2カ月頃〜)
ベビーオール/カバーオール(生後2カ月頃〜)
フロントから股下にかけて、スナップボタンがついたつなぎ型ウエア。ボタンが全開するのでおむつ替えもラク。足の動きが活発になる頃から重宝します。素材によっては1枚で、暑い季節の肌着や部屋着としても使用できます。

赤ちゃんの服の種類 一覧

赤ちゃんの服の種類 一覧

こんな日には何を着せる?季節と気温から選ぶ新生児の服装

新生児の体温は大人の平熱よりやや高く、36.5℃〜37.5℃程度とされていますが、体温調節が未発達なため、気温や室温とともに体温も変化しやすいといわれています。赤ちゃんにとって快適な室温は、冬期は20℃〜25℃、夏期は外気より4℃〜5℃低いくらいが目安です。ただし、気温が35°C以上の猛暑日は、26〜28℃くらいを目安にしましょう。

肌着の枚数で体温調節する新生児の基本スタイルをもとに、季節に合わせてベビーウエアを羽織ったり、必要に応じて防寒具などを加えたりして、より過ごしやすい環境を整えてあげましょう。

下記では東京都の月ごとの平均気温を参考に、新生児の服装の一例と注意点をまとめました。ぜひ参考になさってください。

※参照:
「健康・快適居住環境の指針(平成28年度改訂版)」東京都福祉保健局

【平均気温9℃〜18℃】春生まれの新生児の服装選びと注意点

暖かく過ごしやすい日もあれば、急に冷え込むこともある春は、朝晩の寒暖差が大きい季節の変わり目。そんな春生まれの新生児の服装は、「薄手の重ね着」を基本に、着脱によって体温調節してあげるのがポイントです。肌寒い日は暖房を利用して快適な室温を保ちましょう。

<気温が9℃以下の肌寒い日>肌着2枚+長袖ウエア
急に冷え込む肌寒い日は、おくるみなどをプラスして体温調節しましょう。

<暖かな日中>肌着1〜2枚+長袖ウエア
暖かな日中は肌着を1枚減らしても。寝冷え対策にはスリーパーなどで体温をキープ。

<汗ばむような暑い日>肌着1枚+長袖または半袖ウエア
気温が上がって汗ばむ日にはウエアを半袖に。室内では肌着だけの重ね着も◎。

あると便利なプラスアイテム

・ベスト
・おくるみ
・スリーパー

【最高気温30℃越えも!】夏生まれの新生児服の選び方と注意点

梅雨が明けると一気に気温が上昇する日本の夏。夏の暑い時期に生まれた新生児の室内着は「汗対策」を万全に、こまめな着替えを心がけましょう。たくさん汗をかくような日には、コンビ肌着やロンパース1枚で過ごしてもOK。強い日差しが差し込むところに寝かせないように注意し、エアコンを上手に使って室内の温度を28℃くらいに保つようにしましょう。

<爽やかな初夏の日中>短肌着1枚+半袖ウエア
肌着の上にカバーオールやドレスオールを重ねるスタイルを基本に、寝ている間はガーゼのおくるみなどで冷房対策を。

<むし暑く寝苦しい日>短肌着1枚+コンビ肌着
むし暑い日は、薄手の肌着で赤ちゃんが寝やすい環境作りを心がけて。汗をかいたら、肌着はこまめに取り替えてあげるのが安眠のためのポイント。

<30℃以上の猛暑日>コンビ肌着1枚またはロンパース肌着1枚
室温も高くなる猛暑日は肌着1枚で過ごせます。エアコンの効かせすぎに注意し、冷房対策として薄手の長袖があると安心。汗をたくさんかくようなら、汗取りパットを背中に入れてあせも対策を。

あると便利なプラスアイテム

・ガーゼおくるみ
・汗取りパット

【寒暖差10℃以上】秋生まれの新生児服の選び方と注意点

23〜12℃台と、初秋から晩秋にかけての気温差は10℃以上にもなる秋。半袖から長袖へと切り替えるタイミングが悩ましいこの時期は「大人と同じか1枚少なめ」を赤ちゃんの服装の目安にしましょう。肌着の上に半袖ウエアを重ねたり、薄手の長袖ウエアで体温調節したりすると良いでしょう。

<室温23℃の初秋>肌着1〜2枚+長袖ウエア
室温が23℃くらいの初秋には、短肌着に長肌着を重ねたり、短肌着の上に薄手のウエアをプラス。

<夏の暑さが戻った日>肌着1枚+半袖または長袖ウエア
短肌着に薄手のウエアで体温調節。急に冷え込む夕方以降はブランケットなどを利用して。

<肌寒さを感じる晩秋>肌着1枚+長袖ウエア
ママ・パパが肌寒さを感じたときには薄手のベストを重ねて。寝かせる際には長肌着、長袖ウエアなどで寝冷え対策を。

あると便利なプラスアイテム

・ブランケット
・ベスト

【気温5℃〜10℃台】冬生まれの新生児服の選び方と注意点

平均気温が一桁台に下がる日が多い冬。暖房が効いた室内で過ごす新生児の服装は、基本的に肌着+薄手のウエアの組み合わせがベストです。厚着は避けて「着せ過ぎに注意」しましょう。大人よりも体温が高い赤ちゃんは、厚着によって汗をかきやすく、かいた汗で体を冷やしてしまうことも。ときどき背中などに手を入れてみて様子を確認しましょう。

<室温25℃の初冬>肌着1〜2枚+長袖ウエア
暖房が効いた暖かな室内では、赤ちゃんが汗をかいていたら肌着を1枚減らして。

<気温5℃以下の寒い朝>肌着2枚+長袖ウエア
肌寒い日には肌着を1枚プラスして体温調節。冷え込む朝はおくるみを用意しましょう。

<日差しが差し込む日中>肌着1枚+長袖ウエア
暖かな日差しが差し込む日は肌着の上に長袖ウエアを。体温が高めの新生児期は厚着に注意。

あると便利なプラスアイテム

・おくるみ

※参照:
「東京 平年値(年・月ごとの値)詳細(気温・蒸気圧・湿度)」気象庁

退院時・寝るとき・外出時の新生児の服装のポイント

退院時・寝るとき・外出時の新生児の服装のポイント
出産を終えて赤ちゃんといっしょに退院する日、新生児に着せる服にはどのようなものがあるのでしょうか。また、帰宅後に赤ちゃんが寝るときに着せる服や、外出時の服装のポイントをご紹介します。

退院時の服装選びのポイント

新生児の退院服に「セレモニードレス」を選ぶママ・パパも多いようです。ドレスといっても男の子でも女の子でも着用OK。たっぷりのレースがあしらわれた華やかなものから、シンプルなデザインのものまでさまざまな種類があるほか、フードやアフガン、ヘアバンドなどがセットになったアイテムもあります。退院時だけでなく、お宮参りなどに着用するという方も。

退院時には、必ずしもセレモニードレスを着なくてはいけないという決まりはありません。お気に入りの新生児服で退院するケースもあります。ただし、当日に記念撮影をするご家族も多いので、事前に何を着るか決めておくと良いでしょう。

寝るときの服装選びのポイント

寝ている時間が長い新生児期から生後3カ月頃までの赤ちゃんは、汗をかいたときや、入浴時などに着替える以外は、昼夜同じ服装で過ごすケースが多いようです。

成長とともに足の動きが活発になる頃から、睡眠中の赤ちゃんの寝冷えを防ぐ「スリーパー」を用意するという方もいます。寒い冬はもちろんのこと、夏場の冷房によって体が冷えすぎてしまうことへの対策にも使えますよ。大きめのベストのようなデザインで、月齢別に袖の有無や足まで隠れるもの、腰くらいまでの短いものなど、さまざまなタイプが揃っています。

夜の睡眠時間が少しずつ長くなり、70〜80サイズの服が着られるようになった頃を目安に、夜はパジャマに着替えて眠るようにすると、赤ちゃんの生活リズムも整いやすくなるといわれています。

外出する時の服装選びのポイント

赤ちゃんの外出着は、基本的には室内で過ごすときの服装に「1枚プラス」を目安に、季節に合わせて着せる服の素材や小物などで調節すると良いでしょう。
たとえば春夏のお出かけ時には、帽子やUVカット機能があるカーディガンなどで紫外線対策を心がけてください。1日の寒暖差が大きい季節の変わり目であれば、持ち運びしやすい薄手のベストやおくるみ、さっと羽織れるポンチョなどがあると便利です。

赤ちゃんは気温の変化に柔軟に対応することができないため、真夏や真冬のお出かけはとくに慎重に。
なお、赤ちゃんとのお散歩やお買い物など、本格的な外出は、基本的には1カ月健診が無事終わってからをオススメします。

春(3月・4月・5月)の服装の選び方と注意点

外出時にはベストや薄手の羽織もので体温調節を

生後3カ月くらいまで、1日の大半を寝て過ごす赤ちゃん。頻繁におむつ替えをするこの時期は、足の部分の開閉が楽なデザインの服装が便利です。肌着の基本となる短肌着は常時5枚〜6枚用意しましょう。4カ月以降になって首もすわり、動きが活発になる頃からは、かぶりタイプのロンパースなど着られる服のバリエーションも広がります。
春は少しずつ気温が高くなる時期。肌着には通気性・速乾性が高く、サラッとした肌ざわりの天竺(てんじく)やフライスなどがオススメです。

赤ちゃんが快適な春の室温・湿度

室温 20~25℃
湿度 50〜60%
注意点 昼夜の寒暖差が大きく、肌寒い日は薄手の重ね着で防寒対策を。

春のオススメコーデの一例

室内コーデ お出かけコーデ 着せ方アドバイス
短肌着+長肌着+ドレスオール 短肌着+ドレスオール+薄手のカーディガン 外出時には薄手の羽織りもので体温調節。
短肌着+コンビ肌着+2WAYオール コンビ肌着+プレオール+帽子、おくるみ 春の日差し対策に帽子やおくるみが便利。
コンビ肌着+プレオール 短肌着+コンビ肌着+カバーオール+ベスト 着脱が楽なベストは春のお出かけのマストアイテム。

夏(6月・7月・8月)の服装の選び方と注意点

夏(6月・7月・8月)の服装の選び方と注意点

肌着は多めに用意。お出かけの際は紫外線対策を抜かりなく!

汗をかきやすくなり、着替えの回数も増える夏は、月齢に関わらず通気性と放湿性に優れた乾きやすい素材の服を選びましょう。新生児の短肌着やコンビ肌着などは1日2枚〜3枚を目安に、こまめな着替えを心がけて。また、外出時の冷房対策には、薄手のおくるみや靴下を用意。帽子は夏の紫外線・熱中症対策に役立ちます。

赤ちゃんが快適な夏の室温・湿度

室温 25~28℃
湿度 50%前後
注意点 室内と室外の温度差が大きい夏。冷え過ぎや熱中症に注意しましょう。

夏のオススメコーデの一例

室内コーデ お出かけコーデ 着せ方アドバイス
短肌着+コンビ肌着 半袖ロンパース+帽子、靴下 夏の外出時には肌着タイプの薄手ロンパースが大活躍。
短肌着+プレオール 短肌着+2wayオール+帽子、おくるみ ツバがついた帽子やUVカット機能のおくるみで紫外線対策を!
短肌着+半袖ロンパース 短肌着+半袖ロンパース+帽子、ガーゼおくるみ 暑い日の室内では半袖ロンパース1枚でもOK。

秋(9月・10月・11月)の服装の選び方と注意点

半袖&長袖の両方を上手に着回し、季節の変わり目対策を

春と同様、1日の寒暖差が大きい上に、長雨や台風などで湿度が上がる日も多い秋。半袖と長袖の両方を賢くコーディネートして、赤ちゃんの体調を管理してあげましょう。冷房なしで快適に過ごせるくらいの室温なら肌着+ウエア、朝晩が冷えるようなら少し厚手のフライス素材のウエアなどがあると重宝します。持ち運びにも便利なベストも、この時期に活躍するアイテムです。

赤ちゃんが快適な秋の室温・湿度

室温 20〜25℃
湿度 50〜60%
注意点 長雨で湿気も多く服装選びが難しい秋は半袖と薄手の長袖ウエアを上手に活用。

秋のオススメコーデの一例

室内コーデ お出かけコーデ 着せ方アドバイス
短肌着+長袖ロンパース 長肌着+長袖ロンパース+靴下 外出時には羽織りもので体温調節。
長肌着+カバーオール 長肌着+カバーオール+ブランケット 出先での寒さ対策やお昼寝タイムにブランケットが活躍します。
コンビ肌着+ドレスオール 短肌着+コンビ肌着+ベスト+靴下 暑くなったらベストや靴下を脱がせて体温調節を。

冬(12月・1月・2月)の服装の選び方と注意点

冬(12月・1月・2月)の服装の選び方と注意点

大人より1枚少なめが目安。出先では着脱が楽なアウターが便利

大人よりも体温が高い赤ちゃんは意外と暑がり。必要以上に厚着をさせてしまうと、かいた汗によって体を冷やしてしまうこともあるので注意が必要です。「大人より1枚少なめ」を目安に薄着を心がけ、パイルの肌着や中綿入りウエアなど、軽くて保温性の高い素材の服を選ぶと良いでしょう。
寒い日のお出かけには、袖を通さず着脱が簡単なポンチョ、暖かなニット帽などで防寒を。暖房が効いたショッピングモールなどに入ったらアウターを1枚脱がせるなど、TPOで体温調節しましょう。また、赤ちゃんを寝かせるときにはスリーパーなどで冷え対策を。

赤ちゃんが快適な冬の室温・湿度

室温 20〜25℃
湿度 60%
注意点 寒い季節は着せ過ぎに要注意。暖房機を使用する際には乾燥対策も抜かりなく。

冬のオススメコーデの一例

室内コーデ お出かけコーデ 着せ方アドバイス
長肌着+長袖プレオール 短肌着+長肌着+長袖プレオール+アウター 部屋着プラス下着とアウターで暖かさアップ!
短肌着+長肌着+カバーオール 短肌着+コンビ肌着+2wayオール+ニット帽、おくるみ 寒い日はニット帽やおくるみなどの小物で体温調節を。
長袖ロンパース+2wayオール+ベスト 長肌着+コンビ肌着+カバーオール+ポンチョ 袖通しがいらないポンチョは冬のお出かけの定番アイテム。

新生児肌着とベビーウエアの上手な選び方

新生児肌着とベビーウエアの上手な選び方

赤ちゃんの肌着選びのポイントとアドバイス

肌がデリケートな赤ちゃんの肌着は、素材や縫製、着心地の良さを重視して選びたいもの。特に新生児肌着は下記のポイントをチェックしましょう。

・着替えやおむつ替えが楽な前あきタイプ。
・赤ちゃんの肌に刺激を与えないよう、縫い目や洗濯表示などのタグが表側についていて、縫製が丁寧な肌着。
・赤ちゃんの肌に優しく、通気性・吸湿性・保温性に優れた綿100%の肌着。

また、新生児に着せる衣類は、着用する前に「水通し」をしましょう。水通しとは、洗面器などに水またはお湯を張り、優しくもみ洗いすることで新品の服についている糊などを取り除くことをいいます。こうすることで肌あたりが柔らかくなり、さらに着心地が良くなります。

季節や用途で新生児肌着・ベビーウエアの素材を賢く選ぶ

肌着やベビーウエアに最適な素材とされている綿。同じ綿100%でも、生地の織り方や編み方などによって、厚さや質感などが異なり、さまざまな種類があるのをご存知ですか?
新生児肌着の定番素材として通年使用されるフライスをはじめ、通気性・速乾性に優れたガーゼや天竺のほか、保温性が高いスムースやふんわりとしてあたたかなパイルなど、季節や用途に合わせて選んであげましょう。

生地の種類

ガーゼ 肌触りの良い平織生地。通気性が良く速乾性に優れた素材。重ねると保温性もアップ。
天竺 サラッとした肌触りで汗を吸収する通気性の高い平編み生地。春夏の肌着に最適。
フライス 通気性と伸縮性に優れ、四季を問わず通年着られるスタンダードな柔らか素材。
スムース リブ編みでやや地厚で秋冬向き。伸縮性があり活発な赤ちゃんウエアの定番生地。
パイル ふんわりとした肌触りで吸湿性が高く、冬の肌着に適した素材。上に重ねて温度調節するウエアにも使用される。

赤ちゃんの成長に合ったサイズ選びと出産準備の目安

赤ちゃんの服を購入する際には、成長に合ったサイズを選ぶことが第一です。大きかったり小さすぎたりすると、赤ちゃんの動きを妨げてしまうこともあるので注意が必要です。新生児の服は身長50cm・体重3kgを標準に、50、60、70と10刻みだったり、50〜60、60〜70と表記されていたりすることもあります。赤ちゃんの成長には個人差がありますが、新生児期から生後2カ月頃はサイズ50〜60、3カ月頃はサイズ60〜70がひとつの目安です。

一方、海外からの輸入ブランドは、赤ちゃんの月齢をサイズの目安として表記しているものや、サイズ表記が国内ブランドと異なる場合もあります。下記に一例をご紹介します。

かわいい服を見るとついつい多めに買ってしまいがちですが、我が子の成長を確認しながら、少しずつ揃えていくと良いかもしれません。とくに出産前の準備は最小限に。赤ちゃんが生まれてから必要に応じて買い足していきましょう。

サイズ選びの目安(国内)

サイズ 身長 月齢(目安) 体重
50 50cm 0カ月〜2カ月 3〜6kg
60 60cm 3カ月〜5カ月 6〜9kg
70 70cm 6カ月〜11カ月 9〜11kg
80 80cm 12カ月〜18カ月 11〜13kg
90 90cm 18カ月〜24カ月 13kg〜

※参考:
「JIS検索」JISC日本産業標準調査会
(上記検索画面より「乳幼児用衣料のサイズ」に関する規格である「L4001」を検索することで閲覧が可能です。ただし、規格の閲覧にはサイト内で利用者登録を行う必要があります。)

サイズ選びの目安(アメリカ)

サイズ 身長 月齢(目安) 体重
0-3M 50cm 0カ月〜3カ月 3〜5kg
3-6M 60cm 3カ月〜6カ月 5〜8kg
6-9M 65cm 6カ月〜9カ月 8〜9kg
9-12M 70cm 9カ月〜12カ月 9〜10kg
12-18M 80cm 12カ月〜18カ月 10〜12kg
18-24M 90cm 18カ月〜24カ月 12〜14kg

※M=month(月齢)
※参考:
「GAPサイズガイド」GAP
(商品を選択し、商品ページの「フィット&サイズ」からサイズガイドをご確認ください。)

サイズ選びの目安(ヨーロッパ)

サイズ 身長 月齢(目安) 体重
50 50cm 0カ月〜1カ月 3kg
56 56cm 1カ月〜2カ月 5kg
62 62cm 2カ月〜4カ月 6kg
68 68cm 4カ月〜6カ月 8kg
74 74cm 6カ月〜9カ月 9kg
80 80cm 9カ月〜12カ月 10kg
86 86cm 12カ月〜18カ月 11kg
92 92cm 18カ月〜24カ月 13kg

※参考:
「ベビー&キッズウェアのサイズガイド」H&M

出産前に準備する衣類の目安

短肌着(サイズ50) 3枚〜5枚
長肌着(サイズ50) 1枚〜2枚
コンビ肌着(サイズ50) 1枚
コンビ肌着(サイズ60) 2枚〜3枚
ドレスオール(サイズ50) 1枚
2wayオール(サイズ50〜70) 2枚〜3枚
カバーオール(サイズ60) 1枚
おくるみ 1枚
スタイ 2枚〜3枚
ガーゼハンカチ 10枚〜

※参考:
「赤ちゃん服・肌着のサイズの目安と選び方」ムーニー

いかがでしたか?生まれた季節や月齢によって、新生児肌着やベビーウエアには実にたくさんの種類があります。何をどのように着せたら良いか、楽しい反面、悩んでしまうことも多いかもしれません。出産前にしっかり準備して、慌てずマイペースに赤ちゃんのお世話ができると良いですね。

さて、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなため、肌着やベビーウエアの洗濯には気をつける必要があります。次の記事では、赤ちゃん用の衣類の洗濯方法とそのポイント、そして洗濯用洗剤の選び方などについて詳しくご説明していますので、ぜひご覧になってみてください!

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