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一日の終わりに温かい湯船につかって、疲れをいやすのが至福の時という方は多いと思います。しかし、海外ではのんびりお風呂に入る習慣がない国も多いようです。日本と海外では、お風呂の入り方にどのような違いがあるのでしょうか?
この記事では赤ちゃんをお風呂に入れるときのポイントや、お風呂に入れる前に準備するもの、入れるときの順序など、赤ちゃんのお風呂デビューを楽しくむかえるための基本を、海外の赤ちゃんのお風呂事情とあわせて詳しくご説明します。
※新生児の沐浴について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
目次
赤ちゃんが大人と一緒にお風呂に入れる時期について、一般的には生後1ヶ月ぐらいでへその緒が取れ、おへそが乾いたときが目安だと言われています。しかしそれは医学的に定まった考え方というわけではありません。基本的には湯船が清潔に保たれてさえいれば、いつからでもお風呂への入浴は可能です。
ただし、生後間もない赤ちゃんはまだまだ免疫力も弱いため、やはり生後1ヶ月までの新生児のあいだは大人と一緒のお風呂での入浴は避けるようにした方が無難と言えるでしょう。1ヶ月検診時に医師に相談して決めることをオススメします。
初めて赤ちゃんをお風呂に入れるときは準備に万全を期したいものです。ここでは入浴時のアイテムとして、「必ず用意すべきもの」と「あると便利なもの」の2つに分けて詳しくお伝えします。
赤ちゃんの肌は敏感ですので、肌に優しいベビー用のせっけんやシャンプーを用意するようにしてください。固形や液状、泡フォームなど、さまざまな種類がありますので、使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
赤ちゃんの体を洗うためのスポンジやガーゼも必須です。肌への刺激が強い素材は避け、できるだけ柔らかい素材のものを選びましょう。
赤ちゃんの分はもちろん、一緒に入浴するママ・パパのバスタオルも用意しておきましょう。体の表面の水滴を素早く拭き取るために、吸湿性の高いものを用意することをオススメします。素材や肌触りにも配慮されたおくるみ型の赤ちゃん用バスタオルなどもありますよ。
湯上りにあわただしく用意しなくても済むように、入浴前におむつと着替え(ママ・パパの分も)を用意しておくことを忘れずに。
赤ちゃんの肌は大人よりも水分が少なく乾燥しやすいという特徴があります。入浴後は素早く保湿クリームやベビーローションなどでスキンケアを行い、保湿するようにしましょう。
お風呂の床は固く、季節によってはとてもひんやりしています。クッションの役割も果たすバスマットは赤ちゃんを寝かせて体を洗う場合にはかなり重要なアイテムです。
赤ちゃんを膝の上に乗せて体を洗う場合は大人用のバスチェアがあると便利ですよ。また大人が体を洗う際に待っていてもらうためのベビー用バスチェアもあると安心です。どちらも使用後はきれいに洗って清潔に保つことを忘れずに。
赤ちゃんの体を片手で支えた状態での掛け湯には取っ手のついた手桶があると重宝しますよ。
慌ただしくなりがちなお風呂上りにはママ・パパ用のバスローブがあると便利です。お風呂上りにサッと羽織れば、体を十分に拭かない状態でも湯冷めを防ぎながら赤ちゃんのお世話に集中することができます。
ママ・パパが一人で赤ちゃんをお風呂に入れる場合、お風呂からあがったママ・パパが身支度を整えるあいだに赤ちゃんを寝かせておくクーハンや簡易ベビーベッドがあると安心です。
赤ちゃんをお風呂に入れる流れには「初めから赤ちゃんと一緒にお風呂に入る方法」と「赤ちゃんに脱衣場で待っていてもらう方法」の2つがあります。サポートしてくれる人の有無や季節(気温)によって、また赤ちゃんの性格やその時々の状況に応じてどちらかを選ぶようにするとよいでしょう。
この場合はまず赤ちゃんをバスルーム内のバスマットに寝かせるか、あるいはベビー用バスチェアに座らせたうえで、大人が先に体や髪の毛を素早く洗ってしまいましょう。次に赤ちゃんの体をベビー用せっけんなどを使って洗い、それが終わったら一緒に入浴します。体が温まったら掛け湯をしてあがります。
季節によっては赤ちゃんをバスルーム内で待たせておくことで、体が冷えてしまうこともありますので要注意です。その場合は体を洗う前にいったん入浴して体を温めてもよいでしょう。急な温度変化を避けるために最初に掛け湯をするなどして、お湯の温度に慣れさせるようにしてください。
この場合、まず赤ちゃんの服を脱がせ(おむつはつけておく)、体にタオルなどをかけたうえで脱衣場で待っていてもらいます。先に大人が体と髪の毛を素早く洗い、その後に脱衣場の赤ちゃんをバスルームに入れ、体を洗います。その後の流れは「初めから赤ちゃんと一緒にお風呂に入る方法」と同じです。
この方法はママ・パパと離れると泣いてしまう赤ちゃんには適しません。入浴をサポートしてくれる人がいる場合は、自分が体や髪の毛を洗っているあいだに赤ちゃんを任せておけるこちらの方法がオススメと言えるでしょう。
赤ちゃんのお風呂時間は、湯船につかる時間と体を洗う時間の合計で10~15分程度を目安にしてください。また湯船につかる時間は3~5分程度に収めるのがよいとされています。体の小さな赤ちゃんはのぼせやすいため、長時間湯船につかることは避けましょう。
慣れない最初のうちは目安の時間に収めることが難しいかもしれませんが、先にご紹介した事前の準備を整え、入浴の流れをしっかりと把握したうえでトライしてみてくださいね。
赤ちゃんをお風呂に入れる時間帯には特に基準がありません。基本的にはママ・パパの都合にあわせて時間を決めて問題ないでしょう。
ただし、赤ちゃんの生活リズムが整いやすくなるよう、できるだけ毎日同じ時間帯にお風呂に入れるようにしてください。また、人間が心地よい眠りにつくためには、体の深部(中心部)の体温が徐々に下がっていく状態が理想的だとされています。夜の睡眠を考慮して、寝る時間の45分~1時間前の時間帯にお風呂に入れるようにすると、赤ちゃんもスムーズに入眠してくれるでしょう。
次に入浴後の赤ちゃんのケアについてご説明します。手順は以下の通りです。
①バスタオルなどで素早く赤ちゃんの体の水分をふき取る
②赤ちゃんのスキンケアを行う
③服を着せる
赤ちゃんと一緒にお風呂に入る方法で入浴した場合は、①~③のいずれも赤ちゃんを先に済ませるようにしてください。入浴後の赤ちゃんの肌からはどんどん水分が失われていってしまいますので、スキンケアについては入浴後5分以内に済ませるように心がけてください。
また入浴後の赤ちゃんの体が冷えないよう注意することも忘れてはいけません。寒さが厳しい冬場など、可能であれば事前に脱衣場やバスルームに暖房を入れて暖かくしておくことをオススメします。
さらに入浴後の水分補給も忘れずに。入浴後は汗をかくことなどによって体内の水分が失われています。適切に水分補給を行うことで、脱水症状を未然に防ぐことができます。
続いて赤ちゃんをお風呂に入れるときに気をつけておきたいポイントをまとめましたので、ご参考になさってください。
お風呂の温度は赤ちゃんの「のぼせやすさ」を考慮してぬるめが基本です。夏は38℃程度、冬は40℃程度を目安にするとよいでしょう。その日ごとの気温や赤ちゃんの反応も踏まえて温度を調節するようにしてください。
入浴の回数が1日1回である必要はありません。たくさん汗をかく夏場には1日2~3回お風呂に入れても構いません。赤ちゃんの肌の状態も考慮して入浴のタイミングを判断するようにしましょう。
入浴後の赤ちゃんのお肌のケアや着替えは素早く済ませる必要があり、ある意味スピード勝負とも言えます。そのためには事前の準備が肝心です。必要な入浴用品や着替えなどは、あらかじめ準備を整えておきましょう。
入浴中の赤ちゃんの安全を確保することはとても重要です。初めから赤ちゃんと一緒にお風呂に入る場合はバスマットやベビー用のバスチェアがあると便利です。特にバスチェアは赤ちゃんが動き回らないように座らせておけるので、ママ・パパが体を洗っているときでも安心ですよ。
赤ちゃんがシャワーを怖がる場合は、水圧を少し弱めてみてください。ジャーッという大きな音にびっくりしていることが多いので、最初は弱めのシャワーで音に慣れさせることが大切です。なお、水圧を弱めることは赤ちゃんの肌への刺激を少なくすることにもつながるため、一石二鳥です。
また、赤ちゃんの体調が悪いときは入浴を中止し、ぬるま湯を含ませたガーゼで赤ちゃんの体をやさしく拭いてあげましょう。これだけでも十分に汗や汚れを落とすことができます。
以上のように、赤ちゃんの安全に配慮しつつ手順を工夫することによって、お風呂の時間はぐっと楽になります。
お風呂は親子でスキンシップをとるよい機会にもなりますので、赤ちゃんが機嫌よく安全に過ごせるように、ぜひ色々工夫してみてください。
外国では湯船につかって体を温めるという習慣がない国が多いようです。お風呂に関するアンケートでもイギリス人やブラジル人、中国人、韓国人の回答者が「母国ではシャワーで済ませることが普通」と述べています。外国では、バスタブがあっても使わない家庭や、そもそもお家の中にバスタブがないという家庭も珍しくないようです。
日本のお風呂文化に慣れていると、バスタブがあるのにシャワーしか使わないなんて不思議だと感じるかもしれません。アメリカやカナダと日本の一般的な家のお風呂には、決定的な違いがあります。それは、洗い場がないことです。
ホテルなどのユニットバスを想像してもらえるとわかりやすいと思いますが、バスタブの中で頭や体を洗うような位置にシャワーがついているのです。ですから、シャワーを浴びたあとでお湯をためるか、湯船につかってからお湯を抜いてシャワーを浴びる必要があります。日本のように家族でお湯を共有という習慣はないのです。
このように日本と外国には、お風呂文化に違いがあり、もちろん赤ちゃんのお風呂の入れ方も日本と同じではありません。
赤ちゃんのお風呂の時間は親子のスキンシップに加えて、語りかけの時間としても最適です。お子さまが小さい頃から英語教育を考えている場合は、お風呂の時間に英語を取り入れてみてはいかがでしょうか?
お風呂に入る準備からお風呂から出て服を着るまでの行動は毎回ほぼ同じなので、よく使うフレーズを一度覚えてしまえば、英語で話しかけるハードルもぐっと低くなりますよ。
以下の記事では、沐浴のときの英語の語りかけに使える簡単なフレーズを紹介しています。ぜひ、活用してくださいね。
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© Disney. Based on the “Winnie the Pooh” works by A.A. Milne and
E.H. Shepard.
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