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  • 更新日:2023年9月8日
  • 公開日:2016年6月29日

女の子の赤ちゃんの性格・特徴と育てるときの心構え

女の子の赤ちゃんの性格・特徴と育てるときの心構え

昔からよく「女の子の赤ちゃんは育てやすい」といわれることがあります。女の子の性格や発達には、どんな特徴があるのでしょうか。女の子の特徴と育て方のコツについて、詳しくみていきましょう。

女の子の赤ちゃんの性格

赤ちゃんの性格は、赤ちゃんの育てやすさを考える場合に非常に重要な要素となります。では赤ちゃんの性格を決定づける要因にはどのようなものがあるのでしょうか?

赤ちゃんの性格を決定づける要因は大きくふたつあると言われており、ひとつはその子が生まれもった生来的な要因、もうひとつは生まれ育つ環境によってもたらされる環境的な要因となります。遺伝的因子が深くかかわる生来的な要因については変えることはできません。ですが環境的な要因は後天的であるため、赤ちゃんの育つ環境を変えることによって、赤ちゃんの性格形成にも影響を与えることができるといえるでしょう。

昔から男女の赤ちゃんの性格については、「男の子は好奇心旺盛で活動的、女の子は落ち着きがあって穏やか」といわれることが多々あります。男女両方の子育て経験がある方の中には、その傾向について腑に落ちるという方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、それがすべての赤ちゃんに当てはまるわけではありません。当然のことながら活発な女の子もいれば、物静かな男の子もいます。赤ちゃんの性格の形成には、性別という生来的な要因だけでなく、それぞれの赤ちゃんがもつ個性、そして赤ちゃんが育つ環境、つまりはママ・パパを含めた周囲の大人の対応も大きく影響しているということを忘れてはいけません。

女の子の方が丈夫ってほんと?

女の子の方が丈夫ってほんと?
女の子は育てやすい理由としてよくあげられるのが、「体が丈夫」ということです。男の子は風邪をひきやすかったり、熱をだしやすかったりするという意見もありますが、科学的な裏づけがなく、実際のところはまだはっきりわかっていません。しかし、女の子は周囲の変化を敏感に感じ取り、相手の気持ちを考えながら行動することが多く、小さいときから落ち着きがあるとよくいわれます。これは裏返せば、「無茶な行動はしない」「言われたことを守る」ということに繋がります。活発に動き回る男の子に比べて女の子は大人しい傾向があるので、ケガをする危険性も男の子に比べて少ないのかもしれませんね。

女の子は会話やコミュニケーションが得意な子が多い?

女の子は会話やコミュニケーションが得意な子が多い?
周囲に敏感に反応する女の子は、言葉を話しはじめるのが早く、おしゃべりも大好きな場合が多いようです。赤ちゃんの頃から歌を聞かせたり、たくさん話しかけたりすると、言葉を吸収するスピードがいっそう早くなりますよ。

また、コミュニケーション能力に優れているのも、特徴のひとつといえるでしょう。おままごと遊びを好む女の子が多いのも、その表れです。おままごとは、普段見聞きしたことを再現して遊ぶので、周囲のできごとをそれだけしっかり感じ取っているということになります。おままごと遊びを通して人との関わりを楽しんだり、語彙力や表現力が身についたりするので、家庭でもおままごと遊びを積極的に取り入れてみるのも良いでしょう。

女の子の育児でよくある悩み

男の子に比べて言語習得のスピードが速いといわれている女の子は、口が達者で大人への口答えが生意気だという悩みがよく聞かれます。
ときには、どこで覚えたのかと思えるような悪口を言ったり、大人の痛いところを突いてくる鋭い言葉が飛びだしてくることもあり、ママ・パパがカチンときてしまうという話も。

男の子が攻撃性を表にだすときには、おもに体を使った攻撃をしてくるのに対して、女の子は言葉を使ってメンタルを攻撃する傾向が強いといわれていますので、それも女の子の口答えが生意気だと感じる要因のひとつといえるかもしれません。

そんなときに一度振り返ってみてほしいのが普段のママ・パパの言動です。女の子に限らず子供は周りの大人の言動から多くのことを学び取っています。言葉遣いや言い回しなど、実はママ・パパ自身がよく使っている言葉をまねしているのかもしれませんよ。

また男の子に比べて交友関係の幅を広げるのが早く、より複雑な友達関係を築くのが女の子の特徴のひとつでもあります。ここでも注意したいのが先にあげた女の子のもつ「メンタルへの攻撃性」です。ちょっとした言い合いが原因でお友達と仲たがいしてしまい、険悪な雰囲気に発展してしまうことも。お友達との交友関係のこじれから子供が「○○ちゃんとはもう遊ばない」「保育園に行きたくない」と言いだして困っている、というママ・パパの話もよく聞かれます。

そんなときは「なにを言っているの!?」と頭ごなしに叱りつけたり、あるいは「大丈夫だから保育園に行きましょうね」と問答無用で諭したりはしないようにしましょう。小さい子供のことだからと軽く扱うことなく、まずはしっかりと話を聞いてあげるようにしてください。
また交友関係のこじれは時間が解決してくれるケースも。翌日にはまるで昨日のいざこざはなかったかのように仲良く遊んでいた、というケースも多々ありますので、心配しすぎる必要はないかもしれません。

女の子を叱るときの注意点

女の子を叱るときの注意点
女の子を叱るときは「頭ごなしに叱らない」ということを重視しましょう。

人の気持ちを敏感に察することが得意といわれる女の子は、言いたいことを言えずに我慢してしまうことがあります。例えば、活発な性格の男の子だと、ママに怒られても「本当はそうじゃない!」「僕の話をちゃんと聞いて!」と言えますが、女の子は怒られると自分の言いたいことを言わず、黙り込んでしまう傾向にあります。

自分の意見なんて誰も聞いてくれない、相手の都合に合わせればそれで良い、とマイナスな思考に傾いてしまわないように、意見を言うことの大切さも教えてあげましょう。

女の子を叱るときは、叱る前に「どうしてそんなことをしたの?」としっかり理由を聞いてあげるように意識すると良いでしょう。自分の思いを十分に聞いてもらったうえで叱られると、意見を伝えることの大切さを学ぶことができます。また、ママ・パパと会話する中で、なぜ叱られたのかについて自ら気づけるようにもなりますよ。

いかがでしたか?男の子に比べて落ち着きがあり、コミュニケーション能力にも優れているといわれる女の子。子育てが楽といえる半面、逆にそのことによって成長過程におけるさまざまな子育ての悩みが、男の子よりも早く訪れることもあるといえるのかもしれませんね。女の子の性格の特徴に加え、その成長速度も踏まえたうえで子育ての心構えをするようにしたいですね!

さて次の記事では、子供のしつけをテーマとして、最後の章でもふれた子供の叱り方について詳しくご紹介していますので、ぜひご覧になってください!

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