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母乳には赤ちゃんの健康と成長に必要な栄養が含まれており、赤ちゃんの免疫を高める作用もあると言われています。しかし、外国では日本ほど母乳育児にこだわらず、ミルクで赤ちゃんを育てることが普通という国もあります。
日本と外国の母乳事情は、一体どのように違うのでしょうか?詳しくみていきましょう!
日本では、赤ちゃんに母乳を与えることが推奨されており、ほとんどの母親が出産後、産院で母乳育児の指導を受けています。平成27年度の厚生労働省の調べによると、日本では約9割の母親が「完全母乳」または「母乳とミルクの混合栄養」で赤ちゃんを育てています。また、母親に対する意識調査では「ぜひ母乳で育てたいと思った」が43.0%、「母乳が出れば母乳で育てたいと思った」が50.4%、「粉ミルクで育てたいと思った」が1.3%という結果に。
母乳で育てたいと考える母親がたくさんいる一方で、完全母乳にこだわらず、母乳が足りなければミルクで補うという方法をとる人も多くいます。また、出産後すぐに仕事を開始する母親もおり、母乳ではなくミルクだけで赤ちゃんを育てるケースもあります。
このように、日本ではほとんどの人が母乳育児を大切なものと捉えながら、それぞれの生活スタイルに合わせて、母乳とミルクをうまく使い分けているようです。
(参考リンク:厚生労働省「平成27年度 乳幼児栄養調査」)
それでは、外国の様子はどうなっているのでしょうか。
アメリカやフランスなどの国では、日本ほど母乳育児が社会的に推進されていません。しかし、最近では、母乳の栄養や免疫のメリットへの注目が高まり、母乳育児が見直される動きが出ています。とは言え、日本に比べると、母乳で育てたいと思う母親はまだまだ少数派だと言えるでしょう。
では、なぜ日本と比べて外国では母乳育児が少ないのでしょうか。
その理由のひとつとして考えられるのが母親の就業率の違いです。アメリカやフランスでは母親のほとんどが仕事を持っており、出産後の職場復帰を見据えてミルクで育てることを選択する人が多いのです。
また、欧米ではパックに吸い口を取り付けるだけでそのままあげられる「液体ミルク」というものが広く普及しています。粉ミルクのようにお湯で溶かす手間もなく、時間短縮になるのでとても便利です。母親が働きながら育児をしやすい環境であるとも言えるでしょう。
さらに最近では、公共の場で母乳をあげることについて社会的な議論も巻き起こっており、外出先で母乳を与えにくいと考える母親もいます。このような社会的背景や文化の違いも、それぞれの国の母乳事情に影響を与えているのかもしれませんね。
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