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  • 更新日:2019年2月20日
  • 公開日:2019年2月15日

赤ちゃんと手遊び歌で英語に触れよう!遊ぶ時の注意点もチェック!

赤ちゃんと手遊び歌で英語に触れよう!遊ぶ時の注意点もチェック!

赤ちゃんの脳を刺激して言葉を覚えやすくするためには、スキンシップをはかりながら言葉や歌を伝えることが有効と言われています。
英語を使った手遊び歌を活用すれば、赤ちゃんが英語に触れる頻度を増やすことができます。
そこで、赤ちゃんとの英語の手遊び歌の歌詞と遊び方をご紹介します。

赤ちゃんと英語手遊び歌で遊ぶ効果

手足を動かしながら歌う手遊び歌は、生れて間もない赤ちゃんの頃から楽しみながら遊べ、赤ちゃんの健康や成長に良い影響があります。
手遊び歌で遊びながら、ママが赤ちゃんの手足に触れてあげることで、親子のスキンシップの機会がたくさん取れます。スキンシップは「オキシトシン」と呼ばれるホルモンの分泌を促しますが、このホルモンは安らぎを感じさせるため、赤ちゃんとママの心を安定させます。
さらに、手指を使うことで、大脳の感覚野の約1/4、運動野の約1/3という広い領域が使われ、脳の大部分を刺激することができます。
そして、繰り返し同じ言葉や動作を行うことは、赤ちゃんが言葉を覚えることにも役立ちます。手遊び歌を楽しみながらなら、同じ言葉に繰り返し触れることができるので、自然に言葉の定着を促すことができるのです。

赤ちゃんと英語手遊び歌で遊ぶ効果

赤ちゃん向けの英語の手遊び歌

●Eyes, Nose, Cheeky, Cheeky, Chin

英語歌詞

“Eyes, nose, cheeky, cheeky, chin,
Cheeky, cheeky, chin, nose, eyes.
Eyes, nose, cheeky, cheeky, chin,
Cheeky, cheeky, chin, nose, eyes. ”
(目、鼻、やんちゃな、やんちゃな、あご、
やんちゃな、やんちゃな、あご、鼻、目。
目、鼻、やんちゃな、やんちゃな、あご、
やんちゃな、やんちゃな、あご、鼻、目。)

英語歌の遊び方

歌の”eyes”で目、”nose”で鼻、”cheeky”で頬、”chin”であごを歌いながら触りましょう。
お互いに顔が分かるよう向かい合いながら歌うことがオススメです。

●Grand Old Duke of York

英語歌詞

“Oh the grand old Duke of York
He had ten thousand men
He marched them up to the top of the hill
And he marched them down again.
And when they were up they were up
And when they were down they were down
And when they were only halfway up
They were neither up nor down. ”
(おお いさましいヨークのしょうぐん、
彼には1万人の部下がいた。
丘の上まで軍隊を行進させ、
また行進して降ろした。
上がったときは上にいました。
降りたときは下にいました。
中腹では上でも下でもありませんでした。)

英語歌の遊び方

赤ちゃんを膝や腕に抱き、優しくリズムに乗りながら歌の”when they were up they were up”の時は上げ、”when they were down they were down”の時は下げ、また次の歌の”when they were only halfway up”の時は上げ、”They were neither up nor down”の時は下げます。
体を上げ下げしなくとも、両腕を優しく上げ下げするだけでも良いでしょう。

●Wind the Bobbin Up

英語歌詞

“Wind the bobbin up,
Wind the bobbin up,
Pull, pull, clap, clap, clap.
Wind it back again,
Wind it back again,
Pull, pull, clap, clap, clap.

Point to the ceiling, point to the floor,
Point to the window, point to the door.
Clap your hands together, one, two, three,
Put your hands up on your knee.

Wind the bobbin up,
Wind the bobbin up,
Pull, pull, clap, clap, clap.
Wind it back again,
Wind it back again,
Pull, pull, clap, clap, clap.

Point to the ceiling, point to the floor,
Point to the window, point to the door.
Clap your hands together, one, two, three,
Put your hands up on your knee.”
(糸を巻き上げ、糸を巻き上げ、
ひいてひいて、トントントン。
天井指して、床指して、
窓を指して、ドア指して。
拍手をしましょう、1、2、3、
両手をヒザに置きましょう。)

英語歌の遊び方

日本の「いとまきの歌」の英語歌です。
赤ちゃんの手を取り、音楽に合わせて体を一緒に動かします。
日本と違うのは「ひいてひいて」の歌の後「トントントン」が”clap, clap, clap”になっているところ。
ここでは歌いながら、赤ちゃんと手拍子を3回します。
またその後の”Point to the ceiling,”の歌の部分では天井を指さし、”point to the floor”では床を指さします。
”Clap your hands together, one two three”では”one two three”で3回手拍子を。
そして最後の”Put your hands up on your knee.”では手を膝の上に置きます。
赤ちゃんの手を取り優しく動かしましょう。

英語の手遊び歌で赤ちゃんと一緒に楽しむ時の注意点

英語の手遊び歌は、赤ちゃんの脳にも身体にも心にも良いことばかりの歌遊びですが、いくつか注意点がありますのでご紹介します。

【注意点その1】一度にたくさんの歌を歌って聞かせないこと

せっかくならば赤ちゃんに飽きが来ないように毎日違う歌を覚えさせてあげたいと感じるママもいるかもしれません。
ですがご存知の通り、赤ちゃんは同じ動作を何度も繰り返すことが大好きです。
また赤ちゃんと同じ歌を繰り返すことで、遊びを通して自然に動きや英語、歌を覚えます

たくさんの歌を覚えるよりも、赤ちゃんの反応が良い歌、いくつかのお気に入りの歌を覚えることの方が大切です。

英語の手遊び歌で赤ちゃんと一緒に楽しむ時の注意点

【注意点その2】英語に自信がないママでも積極的に英語で歌うこと

自分の発音はあまり良くないから赤ちゃんに自分が英語の歌を聞かせるのは良くないのでは、と考えるママもいるかもしれません。
しかし、むしろ積極的に英語で歌いかけたり語りかけたりすることが大切です。

それは、「英語はママと一緒に遊べる楽しいもの」という意識を作っておくことで、子供が成長したときの英語に対する姿勢がポジティブなものになるからです。
ですから、ママの発音がうつるのでは?と心配しながら遊ぶのではなく、赤ちゃんとスキンシップをはかる、楽しく、幸せな遊びだという意識で英語の手遊び歌に取り組むことをオススメします。

英語に自信がないママでも積極的に子供に英語で歌うこと

【注意点その3】激しくゆすらないこと

平成に入り注目されてきた赤ちゃんに対する「揺さぶられっこ症候群」。
手遊び歌ではさほど激しい動きはありませんが、赤ちゃんが喜ぶからと、大きく揺すりすぎてはいけません
特に新生児期の赤ちゃんは首がすわっておらず、首の重さを自分で支えることができません。そのため歌とともに激しく揺さぶるとその遠心力が直接脳に伝わってしまい、強い衝撃となってしまいます。新生児から生後6ヶ月頃までの赤ちゃんには十分注意が必要です。少なくとも2歳までは強い衝撃を与えないよう配慮しましょう。
せっかくの楽しい時間。赤ちゃんの身体の負担にならないよう、優しく、楽しい時間にしましょう。

好奇心を感じている時や楽しんでいる時など、ポジティブな気持ちの時、人間の脳の中では記憶力を高めるドーパミンという物質が分泌されます。赤ちゃんが英語の手遊び歌を喜んでいる時こそ、より効率的に英語をインプットできるタイミングかもしれません。
英語学習を効率的に行うためのポイントは他にもあります。
「赤ちゃんが英語に触れる量はどれくらい必要?」
「英語ができたら褒めるタイミングは?」
「自宅でできる幼児向けの英語学習法はどんなものがあるの?」
といったポイントもこちらの記事からチェックしてみてください!

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