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英語教育に関するニュース

ソレイユインターナショナル・スクール

社会のグローバル化を背景に、子供をインターナショナル・スクールに通わせたいと考えるママ・パパが増えてきています。
そんな中、夏休みの間だけ体験的に通える「インターナショナル・サマースクール」が注目を集めているのが、東京都・広尾にあるソレイユインターナショナルスクールです。

同校のプリスクール・クラスを見学したところ、次のような様子で、就学前の小さな子供たちが早くも英語を話しはじめていました。

ソレイユインターナショナルスクールのプリスクール・クラスの様子

◆1歳児のクラス
乳児たちが、先生といっしょにABCソングを聞きながらニコニコと楽しそうにおもちゃを手に身体を動かしていました。子供たちが時おり口ずさむ言葉は英語で、先生が話している英語も理解しているようでした。

◆2~3歳児のクラス
カレンダーの学習をしながら、「今年は何年?」「今日は何月何日何曜日?」「今日の天気は?」「今の季節は?などについて子供たちみんなが英語で普通に話していました。
子供同士の私語も当たり前のように英語で行われていました。

このように、同スクールが幼児のバイリンガル教育で成果を出せているのはなぜでしょうか?
今回は同スクールの山口 日弓学長に、「インターナショナル・サマースクール」の内容や乳幼児のバイリンガル教育のポイントについてお話を伺いました。


Q1.「インターナショナル・サマースクール」とはどういうものですか?

Q2.ソレイユインターナショナルスクールの先生はどのような方々ですか?

Q3.0歳児から入れるクラスもあるそうですね。

Q4.なぜバイリンガル教育が必要なのでしょうか?

Q5.遅くとも何歳までに英語を始めた方がいいですか?



Q1.「インターナショナル・サマースクール」とはどういうものですか?

ビギナーでも好きな日数を選んで通えるサマースクール

「インターナショナル・サマースクール」は普段のレギュラースクールとは違い、1日から最大35日(週5日×7週間)まで、好きな日に通学できるスクールです。
当校は数学や科学、音楽などの他教科を学びながら英語を使うインターナショナル・スクールですが、サマースクールでも同様に学んでいきます。

サマースクールでは、普段のレギュラースクールと同様の内容を基本にしつつも、夏ならではのテーマを取り入れています。例えば、「海遊びの名人になろう」といったプログラムも行っています。毎日午後にプール遊びの時間があるのもサマースクールならではの特徴です。
サマースクールでは、英語にふれること自体が初めてだったりと、英語に関してビギナーの子供が増えるので、英語慣れしていない子供も楽しめるようなテーマを選んでいます。

ソレイユインターナショナル・スクール2

音楽などの他教科を学びながら英語を使う

バイリンガルの子供と交流できるから、日本にいながら海外のような体験

既にバイリンガル化しているレギュラースクールの子供と、英語ビギナーの子供が交流できるところもサマースクールの特徴です。
子供たちは、朝登校してから下校まで、ランチの時間もずっと英語で過ごします。当然、プライベートな会話も英語です。

このように、インターナショナル・サマースクールでは、日本にいながらにして海外にホームステイしたような体験ができるのが、大きなメリットです。
英語で生活する雰囲気や楽しさをを味わっていただけると思います。
家族で海外旅行に行ったりするよりも、かえって英語にふれたり英語をしゃべったりする時間は多いかもしれません。

また、共働きのご家庭では、夏休みにお子さまを預ける場があるのは安心ですよね。お子さまを1日預けられて、かつバイリンガル教育ができるのも人気の理由だと思います。


Q2. ソレイユインターナショナルスクールスクールの先生はどのような方々ですか?

さまざまな国籍の幼児教育のプロ集団

当校のクラス担任はもちろんアメリカを中心としたネイティブです。その他に、フランス語ネイティブの先生よるフランス語教育もしています。小さいうちに、英語だけでなくフランス語の基礎を学ぶことは、マルチリンガルの可能性を広げます。日本人スタッフもすべてバイリンガルです。それぞれの先生は、数学や音楽などの専門をもち、英語だけでなく深い知識と教養を英語で学べることを主眼としています。

当校は幼児教育ができることを重視して先生たちを採用しているのが特徴です。
先生たちは子供とのインタラクティブなやりとりを通じて、子供の英語での思考力を深めていきます。子供たちにうまく話しかけて、子供たち自身の言葉を引き出せるのです。

ソレイユインターナショナル・スクール3

ソレイユインターナショナルスクールの先生たち


Q3. 0歳児から入れるクラスもあるそうですね。

ベビークラスでは母子で英語にふれられる

0歳児向けのベビークラスは、週1~2回の母子いっしょに受講するクラスです。
このクラスでは、英語を聞き、家でも英語で働きかけをするように指導しています。英語を聞いたり話したりするのが当たり前という環境で育てば、子供は自然と英語を話すようになっていきます。

このクラスには生後2ヵ月で来られる方もいますし、胎教からはじめる方もいます。
英語を聞き取る耳を育てるためには、0歳児から生の英語を聞くということがすごく大切なのです。
0歳児のうちにいろいろな言語にふれておくと、その言語を聞き取る能力が残るといわれています。
ですから、親御さんにも、できるだけ0歳から来てくださいと言っています。


Q4.なぜバイリンガル教育が必要なのでしょうか?

英語ができるかどうかがますます情報格差につながる時代

これからは、世界の情報を自分で集め、世界中の人々とコミュニケーションし議論していくことが重要な時代になります。
多くの知的職業に英語は必須ですし、そうでない職業にしても英語ができることで得られる情報量が違ってくると思います。
今の子供たちは何でもiPadで検索したりYouTubeを観たりしてどんどん情報を得ていますが、その情報量も英語ができるか否かで大きな差が出てくるでしょう。

英語だけは幼児期からはじめるべき

このような時代に通用する子供を育てるには、やはり英語だけは幼児期からはじめるべきだと思っています。
生後早い時期は脳が言語を身につけやすいので、この時期からさまざまな言語にふれておけば、外国語の発音や文法などを受け入れやすい柔軟な脳になります。
逆に、日本語で固まってしまった脳に、同じように英語を受け入れさせるのは不可能です。
多くの方が大人になって英語に苦労されていると思いますが、そうなる前の教育が重要になります。

また、英語はロジカルに話さないと通じない言語ですから、その点でも英語を学ぶ意義は大きいです。
英語を学ぶことは、単に言語を覚えるだけではなく、その文化を取り入れることにもなります。
英語のバイリンガル教育を通じて、子供の思考力が広がり、知的レベルを上げることにもつながるのです。

ご両親が日本人で日本に生まれ育っても、早期から英語を始めればバイリンガルに育てることは可能であることを広く知って欲しいと思っています。

山田日弓学長1

ソレイユインターナショナルスクール 山田 日弓学長


Q5.遅くとも何歳までに英語をはじめた方がいいですか?

0歳から小学校入学前までにはじめた方がいい

言語習得の臨界期は、一般に9~10歳といわれています。
脳がどの言語の音にも対応できるのが生後9ヵ月頃までで、そこからどんどん学習効果は下がり、ネイティブに近いレベルで言語を身につけることは困難になります。

私の経験上でも、臨界期に近づくにつれ英語が身につきにくくなると感じています。
5~6歳頃から英語をはじめた場合は、子供の得意不得意による個人差が出てきて、すんなり英語が身につく子とそうでない子の差が大きいように思います。
この差は年齢が上がるほど開き、7~8歳頃になるともっと差が出やすくなります。

しかし、1~2歳頃に英語をはじめた場合、子供の個人差はほとんどありません。
1~2歳、少なくとも3歳までに、英語を聞き取り英語で思考できる英語脳を作ってあげられれば、ラクにきれいな英語が身についていくと思います。

上記の点を踏まえると、英語教育は遅くとも小学校に上がる前がいいでしょう。
また、幼児期に英語をはじめてバイリンガルになったとしても、臨界期までに学習を止めてしまうと元に戻ってしまいますから、11歳くらいまでぜひ続けて欲しいですね。
そうすると一生使える英語脳が残っていきます。

取材を終えて

早期からの英語教育について、「まだ日本語もままならない乳幼児が、英語を学べるの?」という声もありますが、ソレイユインターナショナルスクールの授業の様子は、そんな疑念を払拭してしまうものでした。
同校では、子供たちが生の英語を聞いて話せる環境をしっかり整えることで、英語のインプット・アウトプット両方ができる子供を育てています。
「インターナショナル・サマースクール」のような短期のサービスを活用すれば、家庭での英語環境作りの参考にもなりそうです。

また、「出来るだけ早い時期から英語にふれることで、英語力だけでなく、子供の知的な能力を伸ばすことにもつながる」という山田学長のお話も非常に興味深かったです。
バイリンガル教育は子供にとって一生の財産になるんですね。

【取材先】
ソレイユインターナショナルスクール
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-17-21


山田日弓学長プロフィール

プロフィール:山田 日弓(やまだ ひゆみ)

東京大学法学部卒業後、米国デューク大学ロースクールを卒業。米国コロンビア大学研究員、外資系企業勤務などを経て、グローバルで活躍する人材を育成するために起業。
日本人が高度な英語力を身につけるためには幼児期に英語脳を作ることが重要であるとの研究結果に基づき、「0歳からのグローバル教育ソレイユインターナショナルスクール」を設立。
日本にいながら英語を自由に操り論理的に思考できるレベルの「賢い」マルチリンガル育成法を指導。

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