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英検Jrのポイント6つ

実用英語技能検定は、一般的には「英語検定」または「英検」として知られている、日本で最も認知されている英語テストです。


統計からみる「英検」

英語力向上のための様々な取り組みが、国を挙げて推進されています。こうした時代の流れに合わせるかのように、英検の受験者は年々増えています。
2015年度の統計を見ると3,225,358人の志願者数が報告されており、今までの志願者数よりも、特徴的な伸びを見せています。ここからも英語資格の重要性が近年高まっていることの一端を感じることが出来るのではないでしょうか。

英検志願者数全体統計

また、小学校以下の志願者も同じような増加がみられます。
「日本英語検定協会」は1994年から「児童英検」という名前で英語テストを行っていましたが、2014年から「英検Jr.」という名称に変更し、英検とのつながりが分かりやすくなりました。

小学校以下の志願者数統計

英検Jr.とはどのような試験

英検Jr.は、児童の英語能力の調査・研究を目的に、英語に親しみ、外国の文化を理解することを目標として開発された児童向けの「育成型ゲーム感覚」のリスニングテストです。英検Jr.には以下のような特徴があります。

オールリスニングのテスト

リスニング力を測る形式のテストで、CDから流れる英語を聞いてそれに合ったイラストなどに○をつける簡単な解答方法が採用されています。こうした簡単な回答方法なので、まだ漢字等を読めない幼い児童であっても試験を受けることが出来ます。幼児から児童までを対象に考えると、現行の英語試験のなかでも最も受験しやすいテストが英検Jr.であると言えます。

合否のない「育成型」

成績は合否ではなく、「正答率」で伝えられることになります。これは「出来た」という喜びを子供に実感してもらい、そこから英語学習への意欲を高める為です。同時に、がんばった児童はさらに上の目標を目指していけるように、進級の目安を示した通知が行われるようになっています。

3つのグレード

グレードは「BRONZE」「SILVER」「GOLD」3つのレベルだけ構成されています。 各レベルに適したバラエティの豊富な出題が特徴です。使われる語句や表現は英検Jr.独自のシラバスにもとづいており、ヒントを聞いて答えを推測する、想像力を使う問題も出題されています。

小学校の外国語活動に対応

今までは英検は英語授業のある中学生からというイメージがありましたが、これから小学校でも英語授業の導入が始まるとともに、英検Jr.は英語力評価の基準として今後、ますますクローズアップされると考えられます。

英検Jr.は以下の成果を目標としています。 「コミュニケーションを図る態度の育成」 「音声や基本的な表現に慣れ親しませる」 「言語や文化についての理解を深めさせる」 このような指針に基づいて作られています。子供たちはこうしたテストを通して、英語において自分が達成した事、出来るようになった事を楽しみながら知ることが出来ます。こうした目標を示してあげることは、英語に親しみ、英語を好きになってもらうためにも効果的であると言えるかもしれません。 また今後は、小学校での英語授業が行われると共に、外国語活動の成果検証としても普及して行く可能性が非常に高いと考えられています。

例えば幼児期から英語に親しみ英検Jr.を受験しているのであれば、小学校において行われる英語教育にもスムーズに適応することが出来ると考えられるので、子供たちの英語力向上にとって良いステップになると言えるでしょう。

英検Jr.が考える「英語を学習する児童」の理想像

  • 英語への親しみや興味・関心を持つ
  • 積極的に英語でコミュニケーションをすることを楽しむ
  • 英語がコミュニケーションのひとつの道具になることを認識し、英語を使うことによって世界の人々と交流が出来る喜びや楽しさを知る
  • 世界の様々な生活や文化への理解や知識、関心を深め、広い視野を持った国際人を目指す

上記のような理想像を挙げています。 これから小学校で英語授業が始まるため、英語に力を入れる必要があるのは勿論ですが、他の科目とは違い、英語は「学習のための学習」であるというよりは、今後の活用度が高い、今後の人生においても広がりのある科目であると捉えるべきなのかもしれません。つまり英語を学ぶことは知識というよりは、むしろ、より実用性と直結していて、それを身に着けることで世界中の人々と交流したり、知識を広げたり、それを使って国際人として様々な仕事をしたりすることを可能にするかもしれない有用なツールであるということです。 英検Jr.は、こうした子供の将来の芽を育てることを重視した試験であり、子供たちの英語を学ぶ意欲を促進するのに有効な基準となってゆくと考えられます。

英語のこれから

英語はこれから小学生の必修科目となるため、多くの子供たちが英語を学び始めることになります。最初はただ楽しく英語を学ぶことが重要でも、そこから意欲をもって英語を習得してゆくのには、何らかの目標設定が必要かもしれません。

子供たちが継続的に、また何らかの基準を目標として英語に取り組むために親が出来ること。英検Jr.のような子供向けの試験について理解を深めておくことや、英語をいつでも楽しく学べる環境を整えてあげることなどが、親の立場として必要になってくるかもしれません。


参考:日本英語検定協会

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