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英語教育に関するニュース

子供の英語学習のイメージ

小学校から英語も成績評価の対象となる教科となり、子供の英語教育の重要性が高まっています。そんな中、低年齢から受検できる英語検定試験が注目されています。 「どんな試験があるの?」「何を受けたら良いの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは過去にご紹介した検定試験を含め、主要な子供向け英語検定9種類をピックアップし、その特徴を詳しくみていきます。


英語検定試験一覧表

1. ACET(アセット)児童英語検定

2. GTEC Junior(ジーテック ジュニア)

3. TECS(テックス)コミュニケーション技能検定試験

4. ケンブリッジ ヤングラーナーズ英語検定

5. JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)

6. TOEFL Primary®(トフル プライマリー)

7. 国連英検ジュニアテスト

8. 英検Jr. ®

9. JAPEC(ジャペック)児童英検

まとめ


英語検定試験一覧表

まずは個々の試験の違いを一覧表で比較してみましょう。合否の有無や対象年齢、試験内容など、それぞれの特徴を参考に、お子さまにぴったりの英語検定にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

試験名 ACET児童英語検定 GTEC Junior TECSコミュニケーション技能検定 ケンブリッジヤングラーナーズ英語検定 JET TOEFL Primary® 国連英検ジュニアテスト 英検Jr.® JAPEC児童英検
受験料(税込) 3,000円~3,500円 ー※2 2,530円~3,300円 6,100円~7,250円※3 2,900円~3,900円 4,000円 2,970円 2,500円~2,900円※1 2,500円~3,100円
7級〜1級 Junior 1、Junior 2、Junior Plus 5級〜1級 Starters、Movers、Flyers 10級〜1級 Step1、Step2 E~Aコース ブロンズ、シルバー、ゴールド 6級〜1級
対象年齢の目安 3歳〜小学生 小中学生 小学生 6歳〜12歳 英語学習歴半年以上 小中学生 英語学習歴半年以上
合否
Reading(長文) 1級のみ 4級〜 Aコースのみ
Writing Junior Plusのみ Flyersのみ
Listening
Speaking 6級〜
公式HP http://www.acet-test.com https://www.benesse.co.jp/gtec/junior/ http://www.lecs.jp/tecs/ https://cambridgecentre.jp/exams/yle/ https://www.jet-japan.ne.jp https://gc-t.jp/about_test/primary/ http://www.kokureneiken.jp/junior/ https://www.eiken.or.jp/eiken-junior/ https://www.japec.jp/hp/6.html

1. ACET(アセット)児童英語検定

合格者名を新聞に掲載!3歳から英語の腕試し

ACET(Association of Children's English Testing)は、全国児童英語検定協会が実施している英語検定で、原則「6カ月以上英語を習っている3歳以上の子供」を対象としています。7級〜1級までのグレードに分かれており、7級は自宅での受検も可能となっています。英語4技能「聞く・話す・読む・書く」を筆記試験と口頭試験で測定し、中でもリスニングとスピーキング(聞く・話す)に重点が置かれているのが特徴です。検定後には合格・不合格が通知され、合格者には同協会より合格証書が交付されます。一部の新聞紙上に合格者名が発表され、子供のモチベーションと継続学習につながる英語検定のひとつです。

【こんな人にオススメ】

  • リスニングとスピーキングを集中的に試したい。
  • 合否判定や新聞掲載でやる気を高めたい。
  • まずは自宅で気軽にチャレンジしたい。

【検定内容】

6級〜1級までは同協会が作成した筆記試験(リーディング・ライティング・リスニング)と、CDによる口頭試験(スピーキング)を行います。試験時間は各級ともに1時間程度となっています。筆記試験(70点)、口頭試問(30点)の合計が60%以上を合格としていますが、口頭試験は最低30%の得点が必要です。7級は、筆記(リスニング)のみのテストとなり、会場受験と自宅受験が選べます。自宅受検を申し込むとテスト用のCDが送られてくるので、それを聞きながら解いていきます(試験時間30分)。

初めて受検する場合は6級からを推奨していますが、年齢や学習期間を考慮して上の級を受けることもできるようです。各級ごとの試験の概要を下記にまとめました。

受検級
(学習期間)
筆記試験 口頭試験
6級
(半年以上)
5級
(1年以上)
  • 文を聞き、意味を理解する
  • 単語の形を認識する(6級)
  • 大文字のアルファベットを順番に書く(6級)
  • 単語の最初の文字を認識する(5級)
  • 小文字のアルファベットを順番に書く(5級)
  • あいさつや質問に答える
  • 指示通りに動作する
  • 正しく発音する
4級
(2年以上)
3級
(3年以上)
  • 文や会話を聞き、意味を理解する
  • 単語を読む
  • 単語の一部を書く
  • 質問に答える
  • 正しく発音する
2級
(4年以上)
1級
(5年以上)
  • 文や会話、短い物語を聞き、意味を理解する
  • 文を読む
  • 文を書く
  • 自己紹介をする
  • 質問に答える
  • 正しく発音する

※学習期間は、およその目安(参考:ACET公式サイト

【受検方法と実施日程】

事前に電話で申込書を取り寄せます。試験会場や問い合わせ先は住んでいる地域によって異なるため、詳細は公式サイトの「受験案内・お問い合わせ」ページを確認しましょう。試験会場は協会が認定した全国各地の新聞社・団体の指定会場を中心に、一部学習塾などでも受検が可能です。日程は会場によって異なります。

2. GTEC Junior(ジーテック ジュニア)

授業で学んだ4技能別の英語力をスコアで確認

GTEC Junior(ジーテック ジュニア)は、ベネッセが開発した「GTEC(ジーテック)」シリーズの入門編的な位置付けのテストで、小学5年生から中学1年生までを対象に行われます。新学習指導要領に沿った内容で出題されるのが特徴で、学校の授業で学んだ4技能の英語力が、どのくらい身についたかをタブレットを用いて測ります。受検者が日頃の学習成果を実感したり、日々の学習を振り返ったりする機会としても活用されています。

タブレットで学習する小学生

GTEC Juniorは、英語の学習期間や習得状況に合わせてJunior1・Junior2・Junior Plusの3つのレベルに分かれています。

  • Junior1(小学5年生レベル)
  • Junior2(小学6年生レベル)
  • Junior Plus(中学1年生レベル)

検定結果は合否判定ではなくスコアとグレードで評価し、Junior 1・2の受検者には「できたこと」に主眼をおいたスコアレポートが試験終了後に届きます。また中学校でより本格的な英語を学習するJunior Plusの受検者には、具体的な到達度がわかるスコアとともに、次の英語学習に活かせるアドバイスが書かれたレポートが届きます。

【こんな人にオススメ】

  • 英語4技能のすべての力を測りたい。
  • 学校の授業で習った英語の理解力や到達レベルを確認したい。
  • 将来的にGTEC(中・高生、大学生・社会人向け)の受検を考えている。

【検定内容】

GTEC Juniorは、聞く問題(リスニング)・読む問題(リーディング)・話す問題(スピーキング)・書く問題(ライティング)の4つの技能に分かれています。絵を見たり、資料を読んだり、音を聞いたりしながら英語を使って「できること」を試す実践的な問題構成です。会場に用意された専用のタブレット、タッチペン、ヘッドセットを使用して回答していきます。

GTEC Juniorの3つのレベルの出題形式に大きな違いはありませんが、徐々に難易度が上がっていき、実施時間も若干長くなります。

レベル/時間リスニングリーディングスピーキングライティング
Junior1/約85分 26問 20問 11問 12問
Junior2/約90分 26問 20問 11問 12問
Junior Plus/約95分 28問 24問 11問 7問

※試験時間は進行具合によって前後することがあります(参考:GTEC公式サイト

【受検方法と実施日程】

GTEC Juniorは塾や学校などの団体のみで申し込み可能となっています。具体的な受検方法や実施可能期間などは公式サイトにて確認してください。

3. TECS(テックス)コミュニケーション技能検定試験

5つのレベル別にコミュニケーション能力の向上を目指す

TECS英語コミュニケーション能力研究所が主催するTECSコミュニケーション技能検定試験(Test of English Communication Skills for Preteens)は、小学1年生〜6年生のうち、6カ月以上英語を学習している子供を対象にした検定試験です。コミュニケーション能力を高め、国際社会で活躍する人材の育成を目指し、2002年より年2回、日本全国で実施されてきました。試験は小学校の「外国語活動」で扱われる内容をもとに、同研究所の検定委員会によって作成され、聞き取り(リスニング)に重点が置かれています。

5級~1級までの5つの級で構成され、レベルに応じて到達目標が明示されています。試験を受けることで、一人ひとりが「できた!」という達成感を味わうことができるよう、合否判定はなく正答率によってA、B、Cの3段階の判定で評価し、継続して上位級を受検できるようになっています。

▼判定基準

  • A判定・・・72%程度~100%
  • B判定・・・55%程度~71%程度
  • C判定・・・55%程度未満

※判定基準は、回次ごとおよび級ごとに変動します(参考:TECS公式サイト

【こんな人にオススメ】

  • 英語のコミュニケーション力を試したい。
  • 日頃の学習で身についたリスニング力を測りたい。
  • 合否判定ではなく正答率で達成感を高めたい。

【検定内容】

各級ともに「リスニング」、「リーディング」に加え、4級~1級までは「ライティング」の3技能を測る試験が行われます。試験は英語を聞いて、それに合ったイラストを選ぶ簡単な内容になっているため、低年齢でも気軽に受検できるのが特徴です。

3択または4択から選ぶマークシート式で、

  • アルファベットの大文字・小文字の正しい識別
  • 歌やチャンツを聞いて内容に合った絵を選ぶ(5級~3級)
  • 簡単な会話や絵を参考に正しい文を選ぶ(4級~1級)
  • 英文を聞いて正しい順番に絵を並べる(1級)

など、各級ごとに到達目標に沿った問題で構成されています。級が上がり、難易度が増すにつれて筆記問題の割合が少しずつ増えていきます。また、1級には「グローバル・アクション」という国際理解に関する問題も出題されます。こちらは「チャレンジ問題」として得点には加算されません。受検級ごとの試験内容は下記のようになっています。

受検級 問題数(時間) 到達目標
5級 54問(約35分)
リスニング/リーディング
  • 身近な単語、文、会話を聞いて理解できる。
  • 大文字・小文字を認識でき、基本的な単語を読むことができる。
4級 60問(約40分)
リスニング/リーディング/ライティング
  • 身近な単語、文、疑問文と答え方、短い文章や会話文を理解できる。
  • 基本的な単語や文を読んで理解でき、ごく基本的な単語を書くことができる。
3級 60問(約45分)
リスニング/リーディング/ライティング
  • 身近な話題についてクイズ、短いスピーチや会話を聞いて(読んで)理解できる。
  • 本的な単語や文を書くことができる。
2級 63問(約50分)
リスニング/リーディング/ライティング
  • 日常生活や学校生活に関する話題について長い文章を聞いて(読んで)理解できる
  • 絵や表などの内容について描写文や説明文を読んで理解できる。
1級 55問(約50分)
リスニング/リーディング
  • 日常生活や学校生活に関する単語(名詞、動詞、形容詞、副詞)が理解できる。
  • 代名詞の目的格を理解し、使うことができる。

参考:TECS公式サイト

【受検方法と実施日程】

個人・団体での申し込みが可能。検定の実施日程は公式サイトにて発表されます。

4. ケンブリッジ ヤングラーナーズ英語検定

国際指標で英語力を測る!子供向け「ケンブリッジ英語検定」

ケンブリッジヤングラーナーズ英語検定(Cambridge Young Learners English)は、ケンブリッジ大学のグループ機関・ケンブリッジ大学英語検定機構によって開発されたテストです。世界130カ国以上で、年間およそ550万人以上※が受検者しているケンブリッジ英語検定(Cambridge Examination)の子供版という位置づけで、幼児・小・中学生を対象にしています。

「ケンブリッジ児童英検」「ケンブリッジ国際児童英検」とも呼ばれ、略して「YLE」といわれています。YLEは原則として6〜12歳ぐらいが受検対象者ですが、実際には年齢制限はなく、誰でも受けることができます。初級から順に以下の3つのレベルに分かれています。2018年からはヨーロッパ共通参照枠であるCEFR(セファール)※レベルが明示されるようになりました。

CEFRは英検®レベルとも対応しており、Pre A1〜A2レベルは、英検®では5級〜準2級のレベルにあたります。

  • Pre A1 Starters(スターターズ)・・・英検®5〜4級
  • A1 Movers(ムーバーズ)・・・英検®3〜準2級
  • A2 Flyers(フライヤーズ)・・・英検®準2級〜2級

YLEは合否判定ではなく、スコア判定となっていて各レベルともに15点満点で採点されます。受検後1カ月ほどでイギリスのケンブリッジ大学英語検定機構から成績証明書が授与され、それにはケンブリッジ大学の紋章の数で成績が示されています。

※参照:ケンブリッジ英語検定

CEFR:外国語のコミュニケーション能力を表す指標として欧米を中心に広く使われている国際標準規格

【こんな人にオススメ】

  • 実績のある英語検定で子供の英語力を伸ばしたい。
  • 英語4技能のすべての力を世界標準の指標で測りたい。
  • 将来的に「ケンブリッジ英検」の受検を考えている。

【検定内容】

スターターズ、ムーバーズ、フライヤーズのすべてのレベルにおいて「聞く・読む・書く・話す」の4技能をテストします。出題は英語となり、文章を読んで当てはまるものを撰択肢の中から選んだり、指示通りに色鉛筆で線や絵を描いたりする内容になっています。レベルによっては20語以上の作文もあり、上位レベルでは英語の実践力が問われます。一方、間違い探しや仲間はずれなど、楽しみながら答えられるものや、文法の誤りを気にせずに積極的に話す姿勢を評価する出題も多く、楽しみながら英語の力を試すことができます。また、初級レベルのスターターズは試験時間が45分ほどで、小さな子供でも負担なく受検できるよう配慮されています。

【受検方法と実施日程】

試験は年間を通じて受検可能。世界130カ国約2,700カ所以上ある試験センターの中から希望の試験センター、日程を検索、または試験センターに直接電話で問い合わせて申し込みます。試験センターによって、コンピューター版またはペーパー版受検のどちらかを選択することができます。受検方法の詳細は公式サイトにて確認してください。

まだある!子供向け英語検定を公開中の記事でもチェック!

5. JET(ジュニア・イングリッシュ・テスト)

幼稚園児から気軽にチャレンジ!TOEIC®につながる国際標準のテスト

ジュニア・イングリッシュ・テスト=JETは、アジアでは中国、韓国、そして日本で実施されており、英語学習の初期段階にある幼稚園生や小学生、中学生をメインターゲットに行われている国際標準の英語検定試験です。TOEIC®︎の出題形式をモデルに作成され、「英語を使って何ができるか、どう活用できるか」という英語の運用能力を測定することを目標に設定されています。暗記ではなく、英語を使ってコミュニケーションすることをメインにした問題構成で、幼稚園児でも気軽にチャレンジできるよう身近な試験内容になっているのが特徴です。

英語のポスターで遊ぶ子供

【こんな人にオススメ】

  • 国際標準の試験で英語の力を試したい
  • 英語のコミュニケーション力を測りたい。
  • 将来的にTOEIC®︎のの受検を考えている。

6. TOEFL Primary®(トフルプライマリー)

英語の力を国際評価基準で測る「TOEFL®」テストの入門編

世界的に有名な英語資格試験「TOEFL®」のテストシリーズのファーストステップとして、米国の教育団体ETS(Educational Testing Service)によって開発されました。英語を母語としない世界の小・中学生を対象に、現在47カ国以上で実施され、主に「読む」「聞く」の2技能における英語学習の成果を測るテストです。スコアは国際的な評価基準であるCEFR®などとも連動しています。子供の日常生活や学校生活を題材にした身近な問題を通し、記憶した知識や語彙だけではなく「どれだけ英語が使えるか」といった英語の理解力をトータルで評価します。シリーズの頂点に位置するTOEFL iBT®は、英語能力の証明や大学受験などで英語力の判断基準になるテストとしても知られ、TOEFL Primary®はその入門編となる資格試験です。

【こんな人にオススメ】

  • 「読む」「聞く」の学習成果を早い時期から確認したい。
  • 今後の英語学習計画に役立てたい。
  • 将来的にTOEFL iBT®の受検を考えている。

7. 国連英検ジュニアテスト

実践的な英語資格「国連英検」へのステップアップ

国際公務員や外交官などを目指す人が多く受験する国連英検(国際連合公用語英語検定試験)に連動した、子供向けの英語試験で2019年度から外務省後援事業になっています。試験内容は細かく6段階のコースに分かれ、動物や色、花などをテーマとした親近感のある問題が中心です。イラストが豊富に使用され、英語を習いはじめの子供でも無理なく受験できるのが特徴です。また、リスニングを中心に出題され、英語を「聞く」力を伸したい人にもオススメの試験のひとつです。結果は合否判定ではなく、参加者全員に認定証と評価シートが届きます。

【こんな人にオススメ】

  • 楽しみながら無理なく英語の力をステップアップしたい。
  • リスニングの力を測りたい。
  • 将来的に国連英検の受検を考えている。

8. 英検Jr. ®

合否のない「英語力育成型」のオールリスニングテスト

児童の英語能力の調査・研究を目的に、英語を通して外国の文化を理解することを目標として開発された児童向けのオールリスニングテストです。「コミュニケーションを図る態度の育成」 「音声や基本的な表現に慣れ親しませる」 「言語や文化についての理解を深めさせる」といった指針に基づいて作られ、試験ではCDから流れる英語を聞いてイラストなどに○をつける簡単な解答方法が採用されています。まだ漢字などが読めない幼い児童であっても試験を受けることができるため、小さな子供でも受検しやすい英語テストといえます。小学校の「外国語活動」にも対応し、児童の英語力評価の基準としての活用も期待されています。

【こんな人にオススメ】

  • 合否がないテストで楽しみながら受検に慣れたい。
  • 試験を通し、異文化にふれさせたい。
  • 将来的に英検®の受検を考えている。

9. JAPEC(ジャペック)児童英検

「聞く・話す」力を合否で評価!楽しみながら気軽にチャレンジ

英語4技能の中でもコミュニケーションに必要な「聞く・話す」力を合否判定で正しく評価することを目的とした試験です。グレードは6級〜1級までの6段階に分かれ、どの級もリスニングとスピーキングの試験で構成されています。「リスニング」ではCDを利用した筆記試験を行い、「スピーキング」は担当教師との口頭試問で、絵が描かれたテスト用紙を見ながら英語の問題に答えていく形式になっています。子供たちがよく知っている物語やなぞなぞ、クイズなどを取り入れた問題が多く、英語に興味をもちながら集中して取り組めるように工夫されています。英語検定試験の入門として、楽しみながら気軽にチャレンジできるテストといえます。

【こんな人にオススメ】

  • 英語の会話力「聞く・話す」力を測りたい。
  • 試験を通し、英語に興味を持つきっかけをつくりたい。
  • 楽しく試験に取り組みながら、集中力を養いたい。

まとめ

いかがでしたか?子供のための英語検定には、受検に適した学習期間や年齢など、それぞれに特徴があります。子供の得意・不得意を数値として把握できるだけでなく、検定によっては受検者の傾向や全国平均などを知ることができるといったメリットもあります。『英語教育に関するニュース』では、これまでさまざまな子供向け英語検定をご紹介してきました。お子さまの今後の受検の参考に、ぜひ合わせてご覧になってください。

JET(Junior English Test)

TOEFL Primary(R)

国連英検ジュニアテスト

「英検」と「英検Jr.」の違い

JAPEC児童英検

※検定試験の情報は2023年11月現在のものです。内容は予告なく変更されることがあります。詳細は各試験のHPをご確認ください。

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