子供・幼児英語教材 ディズニーの英語システム Top > 乳児・幼児からの英語 > 英語教育に関するニュース > 日本英語検定協会に直接取材!英検(R)4級・5級のスピーキングテストとは?

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日本英語検定協会

幼児の英語教育に関する関心が高まる中、英検®※1)受験者の低年齢化は年々進んでいます。
そんな中、2016年からは英検4級・5級の受験者が、任意でスピーキングテストを受験できるようになりました。オンラインで受験できるこのテストは、小さなお子さんでもトライしやすいテストです。
そこで、公益財団法人 日本英語検定協会の広報ご担当者に取材し、英検4級・5級のスピーキングテストとはどんなテストなのか、英検を受けるお子さんに役立つ情報を伺いました!

※1 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。


Q1.英検4級・5級のスピーキングテストとは、どんなテストなのでしょうか?

Q2.就学前の子供の受験者は増えているのでしょうか?

Q3.未就学児でも、周囲の人に迷惑をかけずに英検を受験することはできますか?


Q1.英検4級・5級のスピーキングテストとは、どんなテストなのでしょうか?

英語を習い始めた人が、スピーキングに慣れるための導入的なテスト

英検4級・5級のスピーキングテスト(※2)は、英語を習い始めた人がスピーキングに慣れるための導入的なテストで、パソコン・スマートフォン・タブレット端末などから、インターネット上のスピーキングテスト受験サイトにアクセスして受験できます。
英検3級以上のスピーキングテストは対面式で行いますが、小さい子供がドアノックから始める対面式テストにトライするのは、とても緊張すると思います。そのため、まずは日常の慣れた環境の中でスピーキングテストにトライして、少しずつ英語で話をすることに慣れてほしいという思いから、2016年に英検4級・5級のスピーキングテストを開始しました。

そういう目的で行うテストなので、英検3級以上の試験科目は「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」の4科目がありますが、英検4級・5級の試験科目は「リーディング」と「リスニング」のみで、スピーキングテストの受験は任意です。試験の合否が出た日から約1年間の中で1回、いつでもテストが受けられます。
英検自体に受からなくてもトライできますし、時間と場所を選ばないテストなので、気軽に受けられると思います。

※2 公益財団法人 日本英語検定協会・ 英検4級・5級スピーキング特設サイト


英検4級・5級のスピーキングテストに出るのは、こんな問題(英検ウェブサイトより抜粋)

スピーキングテストでは、まず画面上に、イラスト付きの文章が出てきます。
英検5級は家族や学校・お友達・趣味・自己紹介といった身近な話題がテーマとなり、英検4級になると少しエリアが広がって、地域の話題などが出てくるようになります。そのイラスト付きの文章を黙読した後、音読をします。

英検5級スピーキングテストのテスト問題見本

英検5級スピーキングテスト



英検4級スピーキングテストのテスト問題見本

英検スピーキングテスト1

その後は、内容に関する質問が出されるので、それに答えます。英検5級は3問、英検4級は4問の質問が出るのですが、最後の1問だけは「どの動物が好きですか?」や「スポーツをするのは好きですか?」といったように受験者本人のことを問う質問が出ます。

英検5級スピーキングテスト質問・満点解答例

英検5級スピーキングテスト質問見本

英検4級スピーキングテスト質問・満点解答例

英検4級スピーキングテスト質問見本

音読の音声や質問に対する回答は録音されて、当協会に送信されます。当協会はそれをもとに合否を判断し、後日報告するという仕組みです。合否と言っても、英検4級・5級のスピーキングテストは級の認定には関係ないので、リラックスして受けることができると思います。

英検4級・5級のスピーキングテストを受けることによって、3級の二次試験でスピーキングテストを受けるようになったときも、あまり緊張せずに受けられるのではないでしょうか。

Q2.就学前の子供の受験者は増えているのでしょうか?

小学校以下の英検志願者は5年で7万人以上増加

はい、とても増えています。これは実用英語検定だけではなく、英検IBAや英検Jr.も含めた数字ですが、2013年には32万7千人ほどだった小学校以下の英検志願者が、2015年には35万6千人ほど、2017年には40万1千人ほどに増えています。2013年から2017年までのわずか5年間の間に、小学校以下の英検志願者は7万人以上増えていることになります(※3)。2020年に小学校の英語教育が大きく変わり、英語授業のスタート時期が小学5年生から小学3年生に早まることも影響しているかもしれません。
なお、当協会では児童向けに「英検Jr.」という検定も用意しているのですが、英検Jr.はリスニングのみの試験なので、文字を読むことに興味を持つお子さんは最初から英検に挑戦しているようです。

※3 公益財団法人 日本英語検定協会受験の状況

Q3.未就学児でも、周囲の人に迷惑をかけずに英検を受験することはできますか?

「英検デビューできるかな?チェックシート」で、英検適応度をチェック

普段は元気のよい子供でも、受験会場に入るとその場の雰囲気に合わせて静かにしていられることが多いようです。また、事前に受験のマナーやマークシートの書き方などを練習しておくと、お子さんも安心して受験できると思います。
子供の受験者が増えたので、当協会でも「英検for kids!」というサイトを作り、子供が受験される際に気をつける点などを記載しています。このサイトのトップページに「英検デビューできるかな?チェックシート」というのがあります。例えば「試験教室に入ったら静かにできる?」とか、「長時間じっと机に向かうことができる?」といった質問に答えていくシートです。お子さんが一人で英検を受けられるかどうかご心配な方は、このシートでチェックしてみてください。

試験の5分前までは保護者が子供に付き添いOK、名前や生年月日などの代筆も可能

小さい子供の場合、保護者の方と一緒に試験会場に入ることができ、試験の5分前までは一緒に会場にいて良いことになっています。そのとき解答用紙に受験地番号や個人番号・生年月日・氏名・電話番号・年齢・受験会場名を書き込みますが、ここの部分は保護者の方の代筆・補助も可能です。「問題には答えられても、生年月日が書けない」というような子供のケースもあるので、その場合は保護者の方がフォローされると良いかと思います。

マークシート

試験が終わったときの待ち合わせ場所を決めておくことが大事

試験5分前になると、保護者の方には別室に移っていただき、子供一人で受験をすることになります。試験中におしゃべりをしたり泣き出してしまうような子供もときにはいますが、その場合は何度か注意をして、どうしても収まらない場合はやむなく退室ということになります。会場の都合上、別室で受験をすることは難しく、他の受験者の方もいらっしゃるので、ご理解いただけますようお願いします。

試験が終わったら教室を出ますが、このときに保護者の方が教室に迎えに行けるとは限らないので、あらかじめ待ち合わせ場所を決めておく必要があります。小さな子供が英検を受験する際は、こうした細かい注意事項があるので、ぜひ「英検for kids!」をお読みいただければと思います。


まとめ

グローバル化が進むにつれて、英語のリーディング力やライティング力だけでなく、リスニング力とスピーキング力がより強く求められるようになってきています。
こうした流れの中で、英検4級・5級のスピーキングテストは、子供が英語を話すことに慣れるための良いきっかけになりそうです。
お子さんの英検デビューの時期を見計らい、積極的にチャレンジしてみると良いかもしれません。

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