No.5 [WASHOKU HeaLSIAN]
Global Promotion of Washoku HeaLth
Science Accreditation System
-WASHOKU HeaLthSIAN-　Project
V. “和食健康科学国際推進プロジェクト”

[プロジェクトの国際的・国内的背景]

2013年12月4日国連教育科学文化機関（ユネスコ）日本人の伝統的な食文化“和食”を、世界無形文化遺産に新規登録した！

海外諸国の日本食レストランの経営者とシェフは現地の人々が大半を占める。かれらは日本の食文化を熟知していないため、本来 の日本食とはかけ離れた料理を提供する傾向がある。また、日本料理の基本的調理技術に欠けるので、料理の質の低下を招き、 衛生上の懸念もある。

こうした問題点を是正するため、日本の農林水産省は2006年秋、「海外日本食レストラン認証制度」案を発表し、本来の日本食を 提供する店を認証（後に「推奨」と変更）して推奨マークを交付しようとしたが、米紙ワシントンポストではスシポリスなどと批判された。 [そこで、日本食・日本食材の普及・啓蒙を主たる事業とすることに方針を変更し、2007年に農林水産省の外郭組織であるNPO「日 本食レストラン海外普及推進機構」を設立し、海外の主だった都市にその支部を発足させている。

一般社団法人国際脳・神経科学研究所では、さらに、和食の学術振興を推進するうえで、この和食文化と食育効用の密接な関係を 重視し、脳・神経系機能のすこやかな成長・成熟をもたらす健康科学の知識と研究の推進を目的に、和食健康科学国際Avademician の認定制度を確立した。 “和食ヘルシアン称号”認定制度として、その領域を7部門に分類し、国際規模に成就した各部門での偉業 で、和食文化と食育長寿の国際推進に寄与するものを、Premium Star として、5段階認定制度とし、個人レベルでの知識や実践教 育で、和食文化と食育長寿の一般推進に寄与するもの：Bronze star　に至るまで、その幅　1 : 10,000　の比率で認定するものである。