WBI World Brain-science Institute 一般社団法人国際脳・神経科学研究所


“WHOCH” Project
[Worldwide Help of Children with Hydrocephalus]
Ⅱ.世界の“水頭症のこども達”救済プロジェクト

早期医療職体験学習イメージ

“WHOCH”この国際医療活動について必読の本
[日-英表記」(WBI Publications) ぜひ、ご参考に!

【これまでの歩み】

1996年、内視鏡手術機器開発において世界のトップメーカーで あるKarl Storz (カールストルツ)社と水頭症の世界的研究者・ 大井静雄博士の間に世界最小径高画質硬性神経内視鏡の開発 研究プロジェクトがスタートしました。

そして7年の年月をかけ”Oi Handy Pro TM”(大井 ハンディ ープロTM)が、誕生しました(参考文献 4)。この開発により 脳の神経内視鏡手術術式そのものが、前世紀の古典的な固定式 手術法から、大井静雄博士の提唱によるFree-hand Maneuver Neuroendoscopic Surgery (フリーハンド神経内視鏡手術手技) が、確立されました(参考文献 3 ) ~10 )) 。

以降、”Oi Handy Pro TM” を用いた本手術術式で、様々な 病態への応用や付属機器の開発が進みました(参考文献 3)~ 10))。それと同時にアジア諸国はもとより、欧州、北米から アフリカに至る世界諸国から、”Oi Handy Pro TM”(大井 ハンディープロTM)を用いた本手術術式のハンズオン講習会や、 Live Surgery Seminar (ライブサージャリ―セミナー:実際の 手術施行による手術法の教育セミナー)の依頼が、現在に至る まで続いています。2001年以降、世界諸国の脳神経外科学会 から17カ国53回に及んで、”Oi Handy Pro TM”大井 ハン ディープロTM) 手術術式のハンズオン講習会を、またケニア、 インド、ネパールなどでは、チャリティー手術治療として多 くの水頭症のこどもたちに手術を施行し、現地の脳神経外科医 を対象に、実践手術指導セミナーを開催してきました。 参考文献 11 )~14 )。