子供・幼児英語教材 ディズニーの英語システム Top > 乳児・幼児からの英語 > 英語教育に関するニュース > 小学校の英会話授業でデジタル機器の活用が広がっています!

英語教育に関するニュース

デジタル活用生きた会話

小学校の英語授業でデジタル・ツールの活用が進んでいます。
オンライン英会話を取り入れるなどして、児童が英語をアウトプットする機会を増やし、英語を「聞く」「話す」技能を伸ばそうと取り組んでいます。
ただ、業者への委託料や機材の購入費などがかかるため、予算上の負担は少なくないようです。
新聞記事から見てみましょう。


デジタル活用 生きた会話

ヘッドセットをつけた児童28人がパソコン画面を見つめていた。
5月17日、福岡県飯塚市の市立I小学校のパソコンルーム。6年生の「オンライン英会話」の授業だ。
「It's sunny today. (きょうは晴れています)」......。インターネットで2500キロ以上離れたフィリピンのセブ島とつなぎ、画面越しにネイティブの講師と1対1で言葉を交わす。

飯塚市は2016年度、外国語活動の一環として6年生にオンライン英会話を導入。今年度は5年生にも広げた。同小学校では5、6年生とも年70コマの外国語活動のうち、20コマをあてる。20年度から、5、6年生で英語が教科化されることも見据え、「聞く・話す」活動の強化を図る。

*    *    *

児童らは授業で誕生日などをテーマに約25分間、会話を続け、月日の英語表現を練習した。外国語活動を担当する教諭は、会話が進まないペアがあれば、講師に「同じ単語をゆっくり繰り返して」などと依頼する。
「友達に聞かれないから、間違いを気にせずに話せる。」と生徒のひとり。「What is your name?(あなたの名前は?)」など、学んだ表現を使えたという。市教委の担当者は「児童は生きた英語を学び、一定の発話量を確保できる。『読む・書く』を含め、4技能をバランスよく習得させたい」と話す。
ただ、オンライン英会話の事業費は今年度、業者への委託料や機材の購入費などを含め、19校で計約5600万円。予算上の負担は少なくない。

*    *    *

予算を抑えつつ効果的に学習を進めようと、インターネットの無料テレビ電話「スカイプ」を使った授業も広がる。
東京外国語大と日本体育大の教授が共同で、日本と台湾の小学校をスカイプでつなぎ、5、6年生らによる英会話での交流を支援している。
交流では例えば、「お正月の祝い方」を取り上げ、雑煮の写真を見せながら、「We eat it on New Year's Day.(元旦に食べます)」などと説明する。通じにくい英語表現があっても、漢字を紙に書いて補足的に示すことで会話を続けられる場合が多いという。今年度は日本、台湾の各13校が外国語活動の時間などに交流する予定だ。

「海外の人と直接、コミュニケーションできた達成感は、英語を学び始めた子供にとって学習の大きな動機付けになる」と日体大の教授。子供たちが、「次はこれを伝えたい」といった目的意識を持つことで、より効果的な学習につなげられるという。

★デジタル機器を活用した取り組みの事例

滋賀県草津市...市内7小学校で2学期から月1~2回、6年生を対象にネイティブの外国人とのオンライン英会話を実施

大阪府河内長野市...テレビ会議システムを利用し、市内の希望する小学校の3~6年生が年1~2回、オーストラリアやネパールの児童と英語や日本語で交流

神奈川県横須賀市立T小学校...6年生では、各児童が単元ごとに学んだ英語表現を使って話す様子をタブレット端末で動画撮影。班やクラス全体で見て、互いに評価

京都市立O小学校...6年生はタブレット端末を利用し、写真や英文による京都の観光名所案内を作成




読売新聞 2018年5月30日 教育ルネサンス <小学英語4>より

英語教育に関するニュース