子供・幼児英語教材 ディズニーの英語システム Top > 乳児・幼児からの英語 > 英語教育に関するニュース > 「大学入学共通テスト」導入を控え、民間英語試験対策が活発化しています

英語教育に関するニュース

高校予備校の民間英語試験対策

2020年度からセンター試験に代わり「大学入学共通テスト」がスタートしますが、英語では英検・TOEIC・TOEFLなどの民間の英語試験の成績も評価対象に入ってくることが大きな特徴です。
文科省は、大学受験生が英語を「読む」「聞く」「話す」「書く」4技能を適切に評価するため、すでに一定の評価が定着している民間試験を活用するとしています。

こうした流れに対応して、受験対策も大きく変化し、インプット重視からアウトプットも重視した学習が求められるようになってきています。
高校や予備校で実際に行われている民間英語試験対策講座の事例を、新聞記事から見てみましょう。


高校・予備校も対策講座

英語の民間試験で高得点をとるため、対策講座も広がりつつある。
大阪府立箕面(みのお)高校には、「読む・聞く・話す・書く」の4技能を測る民間試験「TOEFL」の対策講座がある。

TOEFLは、米国の非営利団体が運営し、海外の大学や教育機関で留学生選抜などに使われている。

同校の講座は3年前に土曜の課外授業として始まり、今年度はグローバル科の1年生40人が年14回受ける。

6月中旬の授業では、「日本人の控えめな振る舞い」について書かれた英文のプリントが配られた。分量は200語以上。生徒は45秒で読み、メモをとる。

「全部読むのは無理。要点をつかんで」。担当教諭のアドバイスが飛んだ。帰国子女でオーストラリアの教員免許を持ち、大阪府教育委から特別免許を得て採用された。

この日の講座では、海外の人が日本人について語った意見も音声で流れ、生徒は要点をまとめて英語で説明しあったり、自分の意見を発表したりした。日本人の特徴を70語以上の英文で記述する宿題も出された。

いずれもTOEFLの出題に沿った内容で、同教諭は「TOEFLに必要不可欠な論理的思考力を身につけさせたい」と強調する。

同校は通常の授業でも、インターネット回線を使ったテレビ電話で英会話学校のネイティブの講師と会話練習をするなどしており、TOEFLの成績は伸びている。今春の卒業生のうち、対策講座を受けた40人の得点(120点満点)、1年時には0~40点が8割弱だったが、3年時には61~80点が5割、41~60点が3割強になった。米公の名門ウェズリアン大学への進学が決まった生徒も、1年時の30点台から3年時は88点に伸びた。

「英語で思考したことを効率的に整理するトレーニングが役立った」と振り返る。今春の卒業生は延べ20人以上が、米国やオーストラリアの大学に合格したという。

英語の4技能は日本の大学入学でも重視されており、予備校でも対策講座が開設されている。

今年4月には、東京のある予備校が2~3級の実用英語技能検定(英検)の講座を始めた。受講者はパソコン画面で授業映像を見て英検の出題傾向などを学ぶほか、「話す」「書く」技能の練習は、テレビ電話を通じて、ネイティブの講師を相手に行う。


読売新聞 2017年7月13日 <学ぶ 育む> 教育ルネッサンス 英語の民間試験5より

英語教育に関するニュース