英語教育に関するニュース

170816.jpg
本コーナーでは先日の記事でも、小学生の海外留学についてご紹介しました。
実際に海外留学した小学生はどんな様子なのか、体験談を新聞記事から見てみましょう。

◆関連記事


小学生 夏休みに海外留学

小学生の長い夏休みの過ごし方として、英語の学習が注目されています。3年後には小学3年生から必修化されることもあり、早い時期から本場に触れさせたいという親の思いがあるようです。共働きの親にとって、安心して預けられる短期留学も選択肢の一つです。

親「早くから生の英語を」

埼玉県草加市の中学2年生、Mさんは小学6年生だった2年前の夏休みにフィリピン・セブ島の語学学校に留学した。平日は1日約10コマと英語づけ。週末は観光地をめぐる時間もあり、「家族と離れ、海外で生活できたことが自信になった」とMさん。今年の夏休みも3週間のセブ島でのプログラムに参加する。

自営業の母、A子さんは一人で海外に送り出すことへの不安があった。だが、日本語を話せるスタッフが出発時から滞在中もずっと付き添い、滞在先の寮と通学する語学学校が近いという安心感が参加の決め手となったという。
渡航費や現地での食費、学費などを含めて費用は約50万円。決して安い額ではないが、「仕事があるので子どもにつきっきりになれない。娘がいい経験をできるなら、家族旅行の代わりだと思っている」と話す。
横浜市の会社員、Oさんは小学6年生の次男、Uくんをオーストラリアでのプログラムに参加させる予定。「共働きでは子どもの長い夏休みをマイナスととらえられがちだけど、普段とは違う経験をさせるまたとないチャンス」

近畿日本ツーリストグループで留学プログラムを扱うユナイテッドツアーズ(東京千代田区)によると、ここ数年で小学生の子どもがいる親からの問い合わせが急増している。「夏休みの子どもの居場所作りに悩んでいる」という共働き世帯や、英語必修化に向けて「早いうちから生の英語を体験させておきたい」というニーズが高まっているという。

国内で「お試し」の選択肢も

留学のハードルが高ければ、国内のインターナショナルスクールで開かれる特別授業に参加する選択肢もある。
東京都練馬区の「アオバジャパン・インターナショナルスクール」では、4年前から長期休暇中に4~12歳を対象にした特別授業を実施。参加者は毎年増え、昨年は開始時の2倍以上が集まった。今年は7月17日~8月18日までの5週間実施。1週間単位での参加もできる。

校内に日本語を話せる職員が常駐するため、英語をまったく話せないという参加者も多い。午前中はレベル別に英会話や海外の風習などを学び、午後はスポーツなどの課外活動を通じて英語によるコミュニケーションを図る。

5週間で費用は30万円。同校の取締役は「海外生活の疑似体験にもなる『お試し』としてのニーズも高い」という。
(以下略)


朝日新聞 平成17年6月17日 朝刊 生活面
中井なつみ記者
※記事転載に際し、一部個人情報、固有名称について記述しておりません。
※承諾書番号:A17-0988
※朝日新聞社に無断でこの記事を転載することを禁止します。

英語教育に関するニュース