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英語教育に関するニュース

2020年から小学校で英語が教科となりますが、これに向けて小学校の現場では色々な取り組みが実施されています。読売新聞の記事から具体的な事例を見ていきましょう。

英語の授業が変わる―小学校から文字や単語

2020年度に小学校で英語が教科化されるのを前に、アルファベットや単語の読み書きの指導が注目されている。

「library (図書館)」「swimming pool (プール)」「gym (体育館)」。サイコロを振った児童が、手にもったコマを進めながら、元気よく英単語を読み上げた。学校内の様々な施設の英単語が書かれたすごろくゲームだ。

5月末、徳島県鳴門市立林崎小学校6年の英語の授業。児童たちは、読み上げた英単語の中から好きな場所を選んで、つづりをプリントに書き写した。

担当の教員は、「文字を学ぶことで、子供たちは誰かに伝えることができる喜びを味わい、『もっと読みたい』『もっと書きたい』という意欲が高まっている。中学英語の読み書きへの抵抗感を減らせると思う」と話す。

現行の学習指導要領では、小学校の外国語活動は「聞く」「話す」の音声を中心とし、文字や単語は、「児童の学習負担に配慮しつつ、音声によるコミュニケーションを補助するものとして用いる」としている。このため、小学校では文字指導に消極的な教員が多く、タブー視する傾向もあった。本格的な読み書きは中学校からとされてきた。

しかし、文部科学省の14年の調査で「小学校の外国語活動でもっと学習したかったこと」を中学1年生に聞いたところ、約8割が「英単語や英文を読む」「英単語や英文を書く」と回答した。

年度に同省の研究開発学校に指定された林崎小では3年生から文字指導が始まる。書くのは単語だけで、文章までは求めていないが、昨年度6年生で行った寸劇を披露する授業では、児童たちが自発的に辞書を引き、授業で習った表現を使って台本に載せる短い会話文まで作った。

同市教育委員のひとりは「自分の名前を始めてひらがなで書けたときに喜びを感じたように、アルファベットと出会わせたい。子どもの『書けた』という感動を大切にしている」と語る。

小学5、6年で英語が教科になる次期学習指導要領では、「聞く」「話す」に加えて、「読む」「書く」を含めたコミュニケーション能力の基礎を養うことを目指す。文科省が昨年、研究開発学校などの5、6年用に配布した補助教材も、文字の認識や、音声と文字の関係などを重視した構成になっている。


記事:讀賣新聞 2016年7月7日 朝刊 「くらし教育」面

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