英語教育に関するニュース

英語を学習していると、やがて自分の英語レベルがどの位かを確認し、勉強の成果を資格として持っておきたいと思うようになるかもしれません。もちろん、こうした英語資格は入試や面接においても有利に活用できます。また学校によっては入校資格として英語資格試験のスコアを要求するところもあり、進路によっては英語資格取得が避けて通れないものとなっています。また社会人であれば、仕事において英語力を証明する必要に迫られる場合があるかもしれません。特に海外とのビジネスが拡大している現代では、英語資格によって職業の選択枝を増やし、仕事における活躍の場をさらに拡大するチャンスを得られることでしょう。

本記事では英語資格試験について詳しく見ていきたいと思います。


英語資格試験の種類

現在、日本で受験することができる英語資格試験は、実に56種類もあります。ただし、このなかには国際秘書、貿易、会計、通訳などの専門分野に特化した試験や、一般英語を対象としていてもあまり有名ではない(実用性のない)試験も含まれています。こうしたものを除き、よく知られていて一般的であるとされている英語資格試験という事になると、以下の5種類に絞られてくるかと思います。そのなかでも各々の試験によって対象者や目的が異なっていますので、基本的には受験の前に、その目的にあった試験をきちんと選んで受ける必要があります。

英語資格試験の目的

上記の英語資格試験を目的別に分類すると、以下の3つに大別できます。

■学力(英語力)証明の為の試験
英検

■留学、あるいは国内の英語基準の設けられている学校に入学する為の試験
英検、TOEIC、TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英語検定

■仕事で活用する為の試験
英検、TOEIC

このように、それぞれの試験が目的に合わせた特徴を持っているので、置かれた立場によってどの試験を受けるべきかが変わってきます。さらに受験者はそれに合わせた試験対策を行う必要があるでしょう。またTOEIC、TOEFL、IELTSなどは2年の有効期限がありますが、英検やケンブリッジ英語検定の資格は一度取得してしまえば一生有効となりますので、こうした価値も検討する必要があります。

試験相互のスコア換算

下記の表は、ある試験のスコアが他の試験ではどのスコアに対応しているかを示したものです。学校あるいは企業では、要求している特定の英語資格を持っていなくとも、それに相当するスコアを他の英語資格試験で有していれば「可」とするところも増えています。
よって、例えば期限のある英語資格(TOEICなど)が基本的に求められている場合でも、一度取得すると一生有効な英語資格(ケンブリッジ英検など)も「可」とされているのならば、それで代用することが可能です。また、一生有効な英語資格を持っていれば、仮に英語学習にブランクがあって再試験に少し自信がなくなった場合でも、以前に取得した英語資格をそのまま活用出来るというメリットもあります。

結びに

英語資格試験の運営機関によっては上記のような換算表を公式に発表していないところもあります。また当然ながら各試験は別物であり、問題や試験方法のみならず重視する英語スキルも異なりますので、仮に2つの試験を同時期に受験したからといって、必ずしも上記通りの結果になるとは限りません。これはあくまで参考のスコア換算であるという事をご注意ください。ただ、こうしたスコア換算を学校や企業が受け付けている場合は活用しない手はないでしょう。

次回記事では、それぞれの英語資格試験の特徴(受験者数、普及範囲、どのようなポイントが重視されているか)をさらに掘り下げて、どのように試験を選び、どのように学習するのが良いのかを具体的に説明する事にしたいと思います。

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