英語教育に関するニュース

180216.jpg

2020年の小学校での英語教科化に向けた移行措置として、2018年4月から、小学校5、6年生向けの英語授業が開始されます。
この移行措置のため文科省が用意した「We Can!」()とはどんな教材なのでしょうか?
新聞記事から見て見ましょう。

※参考リンク:文部科学省
新学習指導要領に対応した小学校外国語教育新教材について


小学英語「読む・書く」も

5、6年生向け 文科省が新教材

新学習指導要領への移行期間として来年度から小学校で英語の授業が増えることから、文部科学省は5、6年生向けに新しく作成した教材「We Can!」を公表した。
以前からある「聞く」「話す」活動で英語に慣れ親しむことに加え、「読む」「書く」内容も盛り込んだ。

新たな指導要領が全面実施される2020年度からは、5、6年生の英語が教科になり、「読む」「書く」取り組みも必要になる。同省は18~19年度に前倒しで授業を年間15コマずつ増やし、新指導要領の内容も扱うよう求めている。

だが、この期間はまだ教科書がないため、文科省が新教材を作成。いまの5、6年生の英語(外国語活動)で使っている教材「Hi, Friends!」とともに活用する想定だ。

「We Can!」は、5年生用と6年生用の2冊。「行ってみたい国」「東京五輪・パラリンピック」「小学校の思い出」など身近な題材を扱い、イラストや写真を多く使っている。

「went(行った)」「saw(見た)」などの過去形や、「she(彼女)」といった三人称の単語も登場するが、文法を学ぶのではなく、基本的な表現に慣れることが目的だ。短い文章を読んだり、自己紹介の文を書いたりするページもある。冊子に対応した映像や音声のデジタル教材も今年度中に配布する。

文科省が17年9月下旬に開いた新教材の説明会には、全国の教育委員会の担当者ら約300人が出席した。
九州地方の公立小学校の校長は、「例文の構成や過去形の扱い方などに工夫を感じます。教師にとってのハードルはそれほど高くないと思う」と話した。
一方、西日本の教委の担当者は「正直なところ負担にはなります」。
会話のやりとりや読み書きを含む指導に加え、授業増を受けた時間割の組み方も課題になる。「軌道に乗るまでには時間がかかるのでは」

2018年度からは3、4年生も外国語活動の授業が15コマずつ始まる。文科省は今後、これら学年向けの新教材も公表する方針だ。


朝日新聞 2017年10月9日 朝刊 <教育欄>より
根岸拓朗記者

※承諾書番号 18-4824
※朝日新聞社に無断でこの記事を転載することを禁止します。


 

英語教育に関するニュース