スタッフ紹介

長谷川 秋博

教材という「モノ」を通じてお客さまとつながる

プロキュアメント 所属
2009年入社
長谷川 秋博 / Akihiro Hasegawa

教材そのものに徹底して関わる仕事です

私の前職はジュエリーのアドバイザーでしたが、小さい頃からグローバルな舞台で活躍できる仕事がしたいという夢を捨て切れず、ワールド・ファミリーへ入社しました。
また、小さい頃から自動車などの機械系にも興味があり、モノづくりの業務も私の性質とうまく合っていました。

私の仕事は、主に海外支社と連携を図りながらディズニー英語システムをはじめ様々な商品の調達を行うことです。
輸入手続きでは税関手続きだけでなく、厚生労働省に商品の品質安全検査証明書の届出を行うことも業務に含まれます。
教材は小さなお子さまが口に入れてしまう可能性も考慮し、安全性を確保することが重要なため、商品の安全に関わる様々な輸入手続きが必要です。

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教材を輸入、販売するためにクリアしなければならない法律は非常に多く、食品衛生法、電気安全法など法律に関する知識を身につけることも業務上必須です。
例えば、「レッツ・プレイ」という体験型プログラムのセットには「芝の種」が入っているのですが、輸入時は植物防疫法に基づく植物検疫が必要など非常に多くの規制をクリアしなければならないため大変苦労しました。

教材に関するお客さまの声を製造工場に伝えるため、海外の担当者と英語を使ったやりとりが伴うことも少なくはありません。英語はやはり海外ビジネスでの共通言語であり、一日の半分くらいは英語で仕事をしています。
このように、調達の業務は製品の安全管理とセットになっており、製品の改善や開発も含まれています。

お客さまの声をヒントにブックケースを大幅改善することができました

お客さまに大変好評をいただいている教材を収納するブックケース(本棚)ですが、お客さまからの要望を積み重ね、ウッド(白木)製のブックケースをリニューアルしました。
下記のようなポイントを改善し、安全性を大幅に向上することができました。


・背面に棚板をとめる楔(くさび)をつけることで、板のズレを防止。
・本棚の脚の底部をプラスチックからフェルトに変更。ひきずりによる傷つきを防止。
・臭いが気にならない塗料に変更。
・木目のストライプ模様を、日本人好みの繊細な木目に変更。
                              

このリニューアルでは国内大手家具メーカーに協力を仰ぎ、設計全体を見直すことで、安全性及び品質アップと生産コストダウンを両立させました。もちろん、実際の生産ではスムーズに進むことばかりではなく、様々な問題点をクリアすべく、海外の工場へ月に1回のペースで行きました。この取り組みには約1年半の歳月がかかりましたが、その価値がある製品が生まれたと思います。


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お子さんがたくさん遊んで使い込んでくれた教材を見て嬉しくなります

先程のブックケースのように改善を積み重ね、結果的にコスト削減もできた場合などは大きなやりがいを感じます。
しかし、『よりいいものをつくる』だけでなく『高い品質を維持する』ことも重要だと私は考えています。

会員特別保証制度で戻ってきた教材がしっかり使い込まれているのを見ると、『ここまで使ってくれてるんだな』ととても嬉しく感じます。
ディズニー英語システムを愛用してくださるお客さまのため、モノを介してお客さまのHeat(熱意)にHeatで応える、そんな仕事を今後もしていきたいと思います。


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