覚えた英単語を忘れないための英語学習方法

英語学習の困りごとで多いのが、英単語やフレーズを覚えるのが難しいということです。英語の学習は、記憶することと言っても過言ではありません。学習したことをしっかり記憶にすり込まないと、勉強の効果はなかなか得られないものです。

では、2～3歳くらいの子供には、どんな学習方法がふさわしいのでしょうか。小さな子供の特徴に合わせた英語学習方法について、詳しくご紹介します！

コミュニケーションを楽しみながら英語を覚える

2～3歳の頃は、お友だちとの関係性もできてきて、人や物への関心がさらに強くなります。興味のあることには積極的で、1歳の頃に比べると行動範囲がぐんと広くなります。「こんにちは」と挨拶すると、相手からも「こんにちは」と返事が返ってくるのが面白く、言葉を介したコミュニケーションもますます活発になります。

この時期には、単語を繋げて文章で話すことができるようになり、言葉の表現力も増します。「ねえ、どうしたの？」と尋ねたり、「ぼくもいっしょに遊びたい！」、「わあ、きれいだね！」など自分の思いを伝えたりと、言葉の用途や、使う頻度も増えていきます。

このように、2～3歳の頃は、言葉を使ったコミュニケーションが活発になり、人と話すことに楽しさを感じるときです。英語学習でも、英語を使ったコミュニケーションや、会話を多く取り入れた学習方法を心掛けると、英語を話す楽しさを感じて、英語を覚えやすくなります。

好きなものを通して英単語や英語のフレーズを覚える

子供は、自分の興味のある物事について、集中して学ぶことができます。名詞を覚えるときは、子供の好きな食べ物や、動物、色などの英単語を中心に覚えるといいでしょう。また、普段の生活や遊びにも関心が高いので、お家や公園、街の中で出会うものなどを中心に英単語を覚えていきましょう。

アニメや歌など、子供の好きな遊びを通して英単語や英語のフレーズを学ぶのもオススメです。英語のDVDや英語の絵本などを利用すれば、目で見た動作と英単語や英語のフレーズを結びつけて、楽しく体験的に覚えることができますよ。

忘れないようにするには「おさらい」が大切！

いったん覚えた英語は、使わなければ、どんどん忘れてしまいます。学生時代に一生懸命覚えた英単語でも、今思い出せるのは一部しかない…。そんな経験はありませんか？　

記憶の保持は、学習に使った時間の長さが関係しています。たくさん時間を使って覚えたものほど、記憶に強く残るものです。さらに、一度目の学習よりも、2度、3度と繰り返しおさらいすることが重要です。繰り返し学ぶことで、記憶の中でその情報の重要度が増し、必要なデータとしてしっかり脳に保管されるようになるのです。

これは、子供の英語の学習でも同じことが言えます。一度覚えた英単語や英語のフレーズを忘れないようにするためには、何度もおさらいすることが大切です。