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  • 更新日:2018年9月25日
  • 公開日:2016年7月20日

4歳の子育ての悩み、相談・解決の方法は?

4歳の子育ての悩み、相談・解決の方法は?

子供がだんだん大きくなってくると、子育ての悩みも変化します。乳幼児の頃はそれほど子育てに大変さを感じなかったママでも、4歳くらいになると子育てに難しさを感じることもあるものです。4歳の子育てにはどんな悩みがあるのかをみていきながら、子育ての悩みを解決する方法について探ってみましょう。

どんなことで悩む?4歳の子育て

どんなことで悩む?4歳の子育て

4歳の子育てでよく聞く悩みが、「言うことをきかない」「思いどおりにならないとかんしゃくを起こす」「ばか、うるさい、などの暴言をはく」「乱暴なふるまいをする」「甘えんぼうで泣き虫」「食事の好き嫌いが多い」などです。

4歳児はしっかりとした自我を持ち、「自分はこうしたい!」という思いを明確に持っています。ただ、自分と人との境界線が曖昧で、ほかの人の意見を聞いたり、人の言うことを聞いて行動するのが苦手な面もあります。そのため、ワガママで自分勝手な行動に走ってしまったり、自分の思いが通らないと納得できず、泣いたり暴れたりしてしまうことがあります。

4歳の子供が暴言をはいたり乱暴になったりする理由

4歳児になると、反抗期が始まるケースが多く見られます。これは、大人の言っていることが理解できる年齢でもありますが、まだ自分の気持ちをうまく言葉で伝えられないためでしょう。そのため、4歳児はまだそのイライラをコントロールできず、暴言をはいたり手が出てしまったといった行動につながります。
また、4歳の子供は、ママやパパの言う通りではなく、自分が思うように行動したがるという特徴もあります。例えば、今までできていたことをしなくなったり注意しても話を聞かなかったりと、反抗的な態度をとることもありますよね。このような反抗的な態度にママやパパもイライラするかもしれませんが、ここはぐっとこらえましょう。注意の仕方を工夫することによって、子供は話を聞き入れやすくなりますよ。

社会性を身につけるためのステップ

社会性を身につけるためのステップ

この頃の子供には、何度も同じことをくり返し教えることが大切です。善悪の判断もまだしっかりと確立できていないので、ただ「ダメだよ!」と叱るだけでは、子供は何が悪かったのか分かりません。「何がいけないのか」「どうしてダメなのか」など、理由を具体的に伝えることが必要です。

同じことを何度も言い聞かせるというのは、なかなか根気がいることです。しかし、こうしたやりとりは、社会性を身につけるために非常に重要なものです。注意されたり叱られたりすることで、子供はほかの人の意見に気づき、協調性を養っていきます。

暴言への対処の仕方

暴言をはく子供に対して、どう対処するのが一番良いのでしょうか。
ママやパパに対しての暴言は、相手にせずに聞き流すのがベストな対処法です。あまり気にしすぎるとママやパパも疲れてしまうので、基本は聞き流すようにしましょう。
ただし、周囲の人に対して暴言をはいたときにはその場で叱るようにしてください。4歳にもなると、本当は暴言をはくのはだめなことだと理解しています。きちんと叱ることで、その後は言わないようになります。

また、その場ですぐに叱ることもポイントです。時間が経ってから叱ると、子供は何で叱られているのかわからなかったり、感情的に納得できなかったりするからです。子供がわかりやすいように、理由も説明しながら叱ることを意識しましょう。

話を聞くことでかんしゃくが収まることも

一方で、ただ言い聞かせるだけも良くありません。子供に注意するときは、子供の言うことに耳を傾けるのも大切です。子供には子供なりの言い分があり、理由があります。頭ごなしに叱るのではなく、「何があったの?」「○○ちゃんはどうしたいの?」と話を聞くようにしましょう。

話を聞いてもらうことで、自分の思いを受け止めてもらえたと感じ、怒りやかんしゃくが収まることがあります。また、言葉で説明してもらうことで、言葉で伝える大切さを学び、泣いたり叩いたりする行動を減らすことができます。

1人で抱え込まず周囲に相談してみよう

1人で抱え込まず周囲に相談してみよう

子育てで悩んだら、1人で抱え込まず、できるだけほかの人に相談してみましょう。4歳の頃は幼稚園や保育園など、子供の活動する場も広がります。子供の普段の様子を知る幼稚園や保育園の先生なら、子供の問題を共有しやすく、適確なアドバイスが得られるかもしれません。

幼稚園や保育園の先生には守秘義務があり、むやみに相談内容をもらしたりしません。園での様子やお家での様子を先生と共有することで、子供の本当の姿が見えてくることもあります。家庭での悩みを知らせることで、先生のサポートが得られることもあるので、困ったときは気軽に相談してみましょう。

長い目でゆったりと成長を見守る

子供と親の関係は常に変化し続けます。赤ちゃんの頃は100%ママがお世話をしますが、成長とともに子供自身ができることも増えていきます。段階を踏まえながら、自立に向けてゆっくり歩みを進めていくのが子供というもの。きっと今ぶつかっている子育ての悩みも、次の成長へのステップとつながるはずです。子供の成長を、長い目でゆったりと見守ってあげたいですね。

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