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  • 更新日:2018年9月26日
  • 公開日:2016年8月3日

大学入試が変わる!2020年センター試験廃止後の対策とは?

大学入試が変わる!2020年センター試験廃止後の対策とは?

大学入試改革が盛んに議論され、センター試験が2020年に廃止されることが決まりました。これから、大学入試はどのように変わっていくのでしょうか。また、どんなことにポイントをおいて勉強をすれば良いのでしょうか。

なぜセンター試験が廃止に?

なぜセンター試験が廃止に?

マークシート形式で行われるセンター試験は、知識の量を問うテストです。センター試験対策では知識量を増やすために丸暗記や詰め込み学習に走りがちですが、それでは思考力や応用力が置き去りになってしまいます。そのため、国はセンター試験制度を抜本的に変える必要があると判断し、新たに「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を実施することになりました。

新テストでは、記述式のテストや小論文、面接、グループディスカッションなど、さまざまな方法を組み合わせることが検討されています。センター試験のように1点のポイント差で学生の学力を判断せず、広い視点から総合的に判断することが目的です。

今後は思考力や判断力が試される!

今後は思考力や判断力が試される!

国は学生の主体的な学びの姿勢を育むために、自ら問題を見つけ、それを解決するために知識を組み合わせて思考したり、人と意見を交わしながら行動する力の強化を求めています。さらに、昨今はグローバルで活躍できる人材育成も重視されています。世界で活躍できる人材を育てるには、知識量だけでなく、知識を使って考え、仮説を立てて思考したり、論理的に物事を説明する力も必要です。

そのため今後の大学入試では思考力や応用力、判断力、表現力、創造力が大きく評価されるようになります。画一的な解答ではなく、自分の考えをしっかり述べることがますます必要となるでしょう。

「国語」「数学」では従来のマークシート方式に加え、記述式問題が出題される

「国語」と「数学」のテストでは、これまでのマークシートの選択式問題に加え、記述式問題が出題されることになりました。
2017年11月に実施されたプレテストでどのような問題が出題されたのか見てみましょう。国語の現代文では、ある高校の生徒会活動に関する規約と資料、生徒会での会話文が提示され、それらについて記述式の問題が3問出題されました。中には80字以上120字以内で記述する解答を求められるような、問題も出題されました。
記述式に慣れていない受験生が多かったせいか、前述の長い解答を求める問題の正答率は10%にも満たなかったようです。試験後のアンケートでも国語の試験時間が短かったという回答が50%を超えました。(文部科学省の資料より)
同じくプレテストの「数学Ⅰ・数学A」では記述式の小問題が3題ありました。与えられた2次関数の頂点について不等式を用いて記述させる問題などがありました。この不等式の記述問題は、正答率が2%と大変低く、約50%の受験生が無解答でした。

2018年11月に実施されるプレテストでは、この結果を踏まえ、解答率や正答率がもっと上がるような記述式の問題が出題されることになるでしょう。

英語の試験では「聞く」「話す」が重要に

英語の試験では「聞く」「話す」が重要に
これまでの大学入試では、英語の試験は読み書きのテストが中心でしたが、新テストでは「聞く力」「話す力」を試す問題が増えます。加えて、思考力や表現力なども重視されるため、例えば、「英語を聞きとって情報を整理し、自分の意見を英語で話す」という問題が登場すると予想されます。またマークシート形式から記述形式に移行することを考えると、記号を選んで解答する問題が減り、英作文で自分の考えを表現する問題が増えると思われます。

限られた時間の中で適確な英語で解答を述べるには、英会話力がカギとなります。日本語で英語を考えて英語を話すのではなく、ふだんから英語で思考する癖を身につけること。そして、英語を聞いたり話したりする経験をできるだけたくさん積むことです。

大学入試の変化に準じて、高校や中学、小学校などでも英語の授業やテストの方法が変化すると思われます。総合的な学力をのばしていくためにも、子供が小さいうちからしっかりと対策をとっておきたいものですね。

(参考リンク:文部科学省「今後の英語教育の改善・充実方策について 報告~グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言~」

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